2002年5月


5月3日(金)

GW前半は、ほとんど家にいなかったので久しぶりの日記だ。

GWはDQZ三昧といっていたが、大きく転換することになったので報告。

話は2週間ほど遡る。

会社の同期会があって、久しぶりに会った友人が、引越しした先のすぐ近所に住んでいることが分かった。そいつは同期の中でも、かなり異彩を放つ存在で、はっきり言ってしまえば、誰が見てもわかる漢(オタク)だ。

マンガ、アニメ、ゲームなどで人並みはずれた知識を持ち、マンガでも俺と同じくらい、ゲームでもかなりのもののようだ。月にゲーム代が3万を超えるっていうからな。

以下、そいつとの会話。

「最近、ろじぱらってサイトを見てさ、AIRってゲームをやったんだよ」

「ああ、KEYの。俺も持ってるよ、初回限定版で」

「……さすがだなあ」

当たり前のごとく、「KANON」も持っていたので、借りてきました。今日から「KANON」三昧です。

しかも、ついでに「加奈」って言うゲームも付いて来ました。

「AIRが良かったんなら、これもやんないと“ダメ”だ」

……ダメ出しされました。

 

そいつとの今日の会話。

「オレはこれから『ギレン』三昧だから、当分やってていいよ」

「へえ、ギレンって『ギレンの野望』だよね。ずいぶん前のゲームやってんだね?」

「いや、PS2でリメイク版が昨日発売されたんだ。昨日秋葉原で買った」

「昨日って、会社は?」

「ああ、早引けした」

……あんた、漢(ホンモノ)だよ。

オレは自分のこと結構オタクだと思っていたが、ちょっと認識が変わった。

 

上には上がいる。

■今日の買い物:「TO−MA」2巻、「ちょびっツ」5巻、「勇午」18巻


5月7日(火)

「KANON」「加奈」オールコンプリート(正確には「KANON」のCG達成率98%)。

終わったのは7日午前4時。つまり今朝。

 

がんばった。

■今日の買い物:「スカート」、「センチメントの季節」8巻、「バーバーハーバー」1巻


5月8日(水)

さて、だれも期待していない(イヤむしろ敬遠される)「KANON」「加奈」のゲームレビューでもしましょうかね。

 

まず「加奈」から。

このゲームの概要は、慢性腎不全を患っている妹・加奈と、彼女を見守り続ける兄(自分)との闘病生活をつづったサウンドノベル。

まず驚かされるのは、異常なまでに細かい病状の描写。週に2度の透析、黄疸の発症、臓器移植の細かな説明(ミスマッチワンって分かります?)……。かなり丁寧に取材されていることが分かる。

シナリオも良く出来ている、といってさし支えない。

音楽もマイナー系(暗め)の音が多いが雰囲気には合っているので、いいんじゃないでしょうか。

Hシーンは非常にソフト。でもちゃんと必然性あるし、シナリオに上手く組み込んでいて、違和感がないのはポイント高いかと。あ、それからこの兄妹、血は繋がってないんですけどね、それを知る前からヤル気満々でした、特に妹が。

6つあるエンディングのうち1つだけ加奈が生き残るシナリオがあるが(つまり、他は全て死ぬ)生き残るまでの順序がちゃんとしてるし、死のシナリオにも必然性があってよいと思う。

特にエンド3は幼馴染のヒロインの献身的な協力で、加奈の死から立ち直る主人公を上手く描いており、むしろグッドエンドよりもこのエンドの方が好きです。私が加奈より幼馴染の夕美の方が好きだからなのは秘密。

と、ここまでが良い点。

 

そして悪い点。

まずイラストレーター、一歩前に前に出ろ。

ヒロインの加奈の顔、場面場面で変わりすぎだ!会話途中で、誰だかわかんなくなるのはまずいだろ!?

特にりんごの皮むく小学生の(はずの)加奈のイラスト、あれ、絶対に高校生と間違えただろう!ああん?

それから花火の時の加奈の目、逝っちゃてて怖いだろうが!

ということで、イラストでえらいマイナスつけます。

さらに選択肢の整合性のなさときたら……。どこでフラグが立つのか、いまだに分かんねーよ! 手探りで真っ暗な部屋にある6つの砂粒探してる感じ。難しすぎだ!

まあ、それを差し引いてもそんな悪いゲームじゃないと思った。

こういう設定で、死にも生にも矛盾がさほど感じられないのは、なかなかの力量と見てよいでしょう。テキストも及第点。いろんなところで紹介されているほど、泣けるかどうかは疑問だけど。

まあ、65点ってところ。

長くなったんで「KANON」は次回で。お楽しみに。(誰も楽しみにしていません)

■今日の買い物:「ななか6/17」7巻、「GTO」24・25巻、「ジンクホワイト」2巻


5月9日(木)

昨日からADSLが開通しました。

はええーーー。

何だ、このスピードは?

今までのダイアルアップは通信しているな、ということがよーく分かったけど、ADSLだとその気がしない。HDにあるものをそのまま立ち上げたみたいだ。

こうまで通信が早くなると、今まで時間がかかるのでできなかった物にいろいろ挑戦したくなってくる。

例えば無料音源のダウンロード、ネットゲーム、チャット……、そして今まで手を出さなかったエッ○な画像集め。いやー、早いからついつい落としちゃうんだよね。ほら、もうこんなに。

……人はこうして堕ちていくのだな。

■今日の買い物:「ヒミズ」3巻、「全日本妹選手権」2巻、「サユリ1号」1巻、「ぱにぽに」2巻


5月10日(金)

さあ、皆さんお待ちかねの「KANON」レビューだ。「誰も待ってないという」心の声が聞こえるが無視の方向で。

18禁エロゲーにして、世のオタクどもを泣かせまくったという伝説のゲーム「KANON」。

ゲーム概要は、7年ぶりに帰ってきた北の町で再会した一人の少女との、1ヶ月ほどの交流をつづったサウンドノベル。

ヒロインは5人。途中での選択肢によって分岐し、5人のうち誰かのシナリオに入っていくわけだ。「加奈」と比べて、こっちは分岐の箇所がえらい分かり易い。

つーか簡単すぎる。

1回も間違えることなく狙ったヒロインのシナリオに行き着く。もともと求めちゃいないが、ゲーム性は皆無である。

そしてAIRと同じ原画家の手による、あまりにもあまりなキャラの造形はさすがにちょっと引く。超アニメ絵でめちゃ横広の顔。その表面積の半分は目。で、目と目の間に、あまりにも小さすぎる鼻と口がある(最初は口がないのかと思った)感じ。特徴的過ぎだろ、これは。

しかし、そんなアレな絵も30分で慣れて気にならなくなるから不思議だ。

テキストは秀逸。軽快な語り口と、見事なボケとツッコミは素晴らしい。軽く笑わせ軽く読ませる文章力は大したもんだと褒めてあげたい。付け加えるならば、誤字脱字が一つも見あたらなかったことも素晴らしい。「加奈」はボロボロ見つかったぞ。

でもね、そのシナリオを、「読ませる構成力」はちょっと残念かも。真実をぼかしつつ進めるのはいいんだけど、わかんないまま終わるのは、ちょっといただけない。特に舞のシナリオ、謎解きがラストのラストに集中してて、それまで全く分からない(それでも分かんないけど)。これはAIRでもいえたことだ。

本当は各シナリオごとに感想を述べるべきだが、長くなるので5人のシナリオに、一言寸評をつけてみる。

 ○名雪→イチゴサンデー食いすぎ。寝すぎ。

 ○真琴→肉マン食いすぎ。ドジすぎ

 ○舞 →牛丼食いすぎ。喋らなすぎ。

 ○栞 →アイスクリーム食いすぎ。病気なのに元気すぎ。

 ○あゆ→タイ焼き食いすぎ。コケすぎ。

……まあ、それぞれに特色があっていいんじゃないでしょうか? ただ皆、ロリすぎ、精神年齢低すぎ。

最大の特徴である「泣かせ」だが、これはイイ線いってたと思う。心温まる優しい日々の後の「別れ」。これが基本パターンで、使い古された手法ではあるが、弛緩と緊張が上手くこなされているのは確かだ。特にあゆと真琴は上等、他の3人もそこそこだ。

えっ、H? あったんだよな、多分。何か流したら通り過ぎてた感じ。なくてもいいんじゃない。(エロゲッすよね?)

総じていいサウンドノベルである。75点。

俺はどうしてもAIRと比較してしまうが、シナリオだけならこっちの方が上。ただ演出力と音楽はAIRの方が上だと思った。ちゃんと経験値が見えるところは大したもんだ。

 

あー長かった。久しぶりにまともにゲームレビューしたような。次はたぶんDQZになるでしょう。←いつだ?

いや「炎多留・魂」って手もあるか……。←えっ?

■今日の買い物:「罪に濡れたふたり」10巻、「彼氏彼女の事情」13巻、「哲也」25巻


5月11日(土)

最近漫画のことにさっぱり触れてないので、ここで最近の漫画で気になった作品を。

●「彼氏彼女の事情」13巻 津田政美

数少ないちゃんと読んでる少女漫画。この巻から「有馬」編。幼児虐待、イジメをのトラウマを持つ有馬が、ついに復讐に動き出す。雪野は彼を救い出せるのだろうか。超期待して見てます。

●「天」 18巻

これ、「天」違う。「アカギ」晩年編。

■今日の買い物:「天」18巻、「低俗霊DAYDREAM」3巻、「西武新宿戦線異状なし」


5月17日(金)

オレ的に、今日驚いたこと。

「えっ? FF11もう出てンの?」

    →結構どうでも良かったり。

「えっ? X‐BOXもう値下げ?」

    →ある意味、予想通りですが。

「えっ? バキがセックス!?

    →『雄、絶頂。』って……。

■今日の買い物:「モチはモチ屋」、「欅の木」、「観光王国」


5月19日(日)

そろそろ漫画に軌道修正。

●「ホーリーブラウニー」1巻 六道神士

快絶。こーいうお馬鹿でブラックなギャグ描かせたらもうこの人しかいませんな。ムリムリな展開でムリムリなオチ付けてます。いや、この際オチなんてどうでもいいんですけどね。わざといい話っぽく味付けして、ブラック感を増長させているところがナイス。ずーっとこの路線で行って欲しいですな。

●「バキ」13巻 板垣恵介

出ました、勇次郎最強の教え「強くなりたくば喰らえ!朝も昼も夜もなく喰らえ!食前食後にその肉を喰らえ!飽くまで喰らえ!飽き果てるまで喰らえ!喰らって喰らって喰らい尽くせ!」。……最高。他にも梢vs花山、ローキック事件も収録。この巻だけでも買い。ゼンゼン話しは分かんないけど、どうせ全巻読んだって分かりゃしないから関係なし。

■今日の買い物:「柴王」2巻、「バキ」13巻、「ホーリーブラウニー」1巻、「ガンリュウ」5巻


5月22日(水)

●「スカイハイ」2巻 高橋ツトム

えっ、これで終わりなの? 地雷震のときから変わらず、人間の苦悩の果てに行き着く選択をこれでもかと見せる。暗いし(紙面も黒い)、重いし、救いがないときもある。よく出来た作品だが、万人向けじゃないのは確か。

●「瑠伽といた夏」2巻 外園昌也

世の「妹萌え症候群」は深刻ですな。古くはあだち充の「みゆき」からといわれてるけど、ここ1〜2年のは完全に別物。マシなところで「恋風」は、まだ真面目に作品として作ってるが、それでも笑うって言うより泣けてくる出来だし。逆に極限までギャグにしている妹漫画の極北、「全日本妹選手権」のほうが正しい気がする。「神無」はいいんだ、娘だし。

■今日の買い物:「魁!! クロマティ高校」4巻、「スカイハイ」2巻、「琉伽といた夏」2巻


5月23日(木)

昨年末、世の真性オタクどもを震撼させたゲームといえば「サクラ大戦4」でも「連邦VSジオン」でもなく「はじめてのおるすばん」というエロゲだった。

そのときの模様は「ちゆ12歳」さん1月7日のニュースに詳しい。この日のニュースは読み物として最高レベルに笑えるので、ぜひ一読を。

読んでいただければ分かると思うが、この前レビューしたKANONや加奈のような、練ったシナリオで泣かせるといったゲームとは対極に位置する。さまざまなシチュエーションで幼女に悪戯しまくるのが目的、いかに「ちんちん擦らせるか」に重点を置いた、ある意味正しいエロゲである。

相手は幼女だが。

この(一部)大ヒット作を見て、2匹目のドジョウを狙った続編「はじめてのおいしゃさん」がごく最近発売されたのだが、なぜか私の手元にその現物がある。

手にした経緯は置いといて、とりあえずやってみた。

 

オープニング。

フルボイスで、

「うんとね、このゲームの登場人物はみーんな18歳以上だよ♪」

ウソをつくな。

 

ゲーム開始。

「ふにゃあ。お兄ちゃん、ゆうなお熱あるみたい」

………………………………、

「ええー、パンツも脱ぐの?まいな恥ずかしいなあ」

………………………………、

………………………………、

………………………………、

 

……もうね、ほんとね、ばかになるよ?なんつーの、あたまわるくとかそんなんじゃなくて、のーみそとろけるかんじ。みみからなんかでそう。あふりかじゃ、ごはんたべらんないでしんでるこどもたちとかいるわけじゃん? そういうこどもたちに、なんていいわけすりゃいいんだろうね?ひととしてさあ。

 

 

と、訳分からんな状態になれます。マジックマッシュルームなしでバッドトリップです。

KANONなんかよりも、はるかに泣けます。別の意味で。

誰か欲しい人いませんか? タダでお譲りします。

■今日の買い物:「エイケン」5巻、「EDEN」7巻、「妖怪仕置人」10巻


5月26日(日)

ここ1か月分くらいの漫画を片付けていたら、「TO−MA」の2巻をダブりで購入していたことが分かった。

ぐはっ!ほかの漫画ならともかく、よりによって「TO−MA」ですか? まったく何のためにこの日記つけてんだか……。

■今日の買い物:なし


5月27日(月)

「ちょびっツ」という漫画をご存知だろうか?

ホモ漫画、皆殺し漫画を描かせたら当代一のCLAMPという漫画家集団さんが、現在ヤングマガジンで連載している漫画だ。これが始まったときはヤンマガ編集部の正気を疑ったモノだ(もちろん今も疑っている)。

内容は「役に立たない女ドラえもん、終わり」で済んじゃうくらいうすうすであるが、ヒロインの「ちぃ」がそのロリっぷりと知性の無さと妖しい造形の耳で、全国のオタクさんの心をワシ掴みにし、

「ちぃたん萌え〜、ハァハァ(;´Д`)」

という幾万の“ちぃ廃人”を生み出した、非常に罪深い漫画である。代表例:かまくら(雪男さん)

 

話は変わるが、私は仕事の関係で、各業界の新製品情報などはかなり早い段階で見るのだが、今日はポテチやキャラメルコーンの湖池屋から、新製品が商品ごと送られてきた。

 

新製品の名前は「チョビッツ」

 

「部長、新製品の名前はこれで行きましょう!」

「チョビッツ? まあ、小さい粒のスナックだし、雰囲気は出ているかもしれんな」

「ええ、もうこれ以外の名前は考えられません!売れます、売れますよ!少なくとも私は箱買いします!!

「そ、そうかね?やけに力が入っとるなあ、キミは?」

「ええ、今人生の全てをかけて仕事をしています!ちぃた〜ん!!

というやり取りがあったかどうかは知らないですが、湖池屋の中に真性のちぃ廃人がいたのは間違いないだろうと思った今日このごろ。

■今日の買い物:「茄子」2巻、「KATSU」3巻、「プラスアニマ」4巻


5月28日(火)

今週発売のヤングチャンピオンにて、ついに始まっちゃいました。

以前お知らせしたアレ。「バキセックス編」です。

まだ挿入してませんが、これは人間の交わりなのでしょうか?

想像を越える、斬新過ぎるセックス描写。「イオナ」という漫画の副校長セックスを思い出しました。あのティラノサウルスSEXを想像させます。(分かる人が何人いるんでしょうか?)そのときは、激しさのあまり学校を崩壊させたものですが、今回は読者の人格崩壊の恐れを感じさせます。

つーか、はっきり言って怖いぞ。

Hだとか何だとかの次元を超えて、「そうか!セックスって闘いだったんだ!」と目からウロコの落ちる思いです。

これでヌケる奴なら、漫☆画太郎先生の漫画でも問題なくヌケそうです。

前々から格闘技漫画の範疇を遥かに超えて、ギャグ漫画に昇華してたバキですが、すでにギャグの領域も越えつつあるように思えます。

素晴らしい!

新しい漫画表現の地平を目指す板垣恵介戦士に栄光あれ!!

■今日の買い物:なし


5月30日(木)

……買っちゃった、ドリキャス。

仕事で郊外に出て、たまたま帰りに寄った中古ゲーム屋で新品売ってんだもん。「ここで買わねば!」という衝動に勝てませんでした。たとえ財布の中の残金が500円を切ったとしても。必死に消費税を計算しましたとも。

その後、お金がなくて高速道路にも乗れず、下の道で帰ってきたのは秘密です。

■今日の買い物:「ピルグリム・イェーガー」1巻、「犬神」13巻、「ギャラリーフェイク」25巻


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