<復活!LC575くん!>

 私の最初のPCはMacintosh Peforma575でした。最初の目的はMIDIキーボードと接続してDTMを行うことでありまして、EZVisionというMIDIシーケンサを使用してDTMに使用しておりました。1998年5月よりインターネットに接続してWebブラウズとメールにも使用していましたが、自作AT互換機にその場を譲り、あまり使用されなくなったEZVision用機としてすっかり隠居じいさん(?)となっておりました。

 ところが21世紀となり、PCのクロック周波数も1GHzに近づこうというころ、”NetBSD/mac68k ネットワーク活用ガイド (ナツメ社)”という本を購入しました。これは68k Macintoshで動くUNIX OSの活用本なのですが、これを機にLC575くんを十分活用してあげようと思い立ったわけです。(NetBSD導入についてはこの後のお楽しみに!)

<Win と Mac でファイル共有>

 MIDIデータやJPEG画像データなどはどちらのOSでも有効なデータですから、まずはWinとMacをLAN接続させてやりファイル共有出来るようにします。
 まずはLAN環境整備です。大須に行ってAT互換機用のLANカード2つ(この記事を書くちょっと前にIBM PCを入手したのでこれもつなげましょう!)とMac用のLANカードと5mクロスケーブルを購入しました。ハブも考えましたが、今のところつなぎかえれば間に合うのでOKです。


 
←AT互換機用 ←Macintosh用(ジャンク)

 まずはWindows側の設定です(私はWindows98を使用していますが、Win95でもほぼ同じです)。まずはネットワークの設定で @使用するLANカードのTCP/IPプロトコル(もちろんドライバを入れてからですよ) AMicrosoftネットワーククライアント BMicrosoftネットワーク共有サービス を追加しておきます。まずはメインマシンのコンピュータ名を入力します。

 
メインマシンのコンピュータ名を入力

 次にTCP/IPのプロパティを開きIPアドレスを下記のように入力します。192.168.*.*はプライベートIPアドレスに割り当てられていますので好きな数字(1〜254)を入れましょう。

 
IPアドレスを入力

Windows同士なら、もう1台のIPアドレスを同じように設定(もちろん異なるアドレスで)すれば、これでネットワーク接続出来ます。ちなみに我が家ではこんな感じです。(メインマシン”A_open”からネットワークPC”Ibm_psv”を見たところ)

 
ネットワーク上の"Ibm_psv"マシン

さて、次はMacintosh側の設定です。今回はMacOS7.5.5の状態での設定なので、まずはTCP/IPプロトコルを指定するために”Appleエクストラフォルダ”を開き”ネットワークソフト選択”にて”Open Transport を使用する”をチェックした後再起動します。

 
Appleエクストラフォルダ

 
”Open Transport を使用する”をチェック

これによりTCP/IPが使用できるようになりますので、LANカードを挿入しインストーラにてソフトをインストールし再起動しコントロールパネルからTCP/IPを開きます。Winと同様に下記のようにIPを割り振ります。なお、左下の情報ボタンをクリックして下記のようにきちんと認識されていればOKです。オプションは、ここでは特に気にする必要はありません。

 

 さてさて、Ethernetの環境が整ったところで、共有の方法を考えます。WindowsとMacintoshをLAN接続するには下記のように色々なやり方があります。(他にもあります)

 1)片方にFTPサーバを立ち上げ、片方のFTPクライアントソフトにてファイル共有
 2)Macintoshに
DAVEをインストールする。
 3)UNIXのファイルサーバを立ち上げ、Sambaとnetatalkを運用する。

 今回は一番安く簡単な1の方法とします。ここではWindowsにFTPサーバとして
TinyFTPDaemon/95をインストールし、Macintosh上のNetscapeNavigaterにてFTP接続としました。

 
TinyFTPDaemon/95をインストールして起動します。メニューの設定(P)→ユーザー設定(U)を選択すると下記のようなウィンドウが現れますので”anonymous”を選択して”編集”をクリックします。(なおanonymousとは匿名という意味でFTPではよく使用します)

 
”anonymous”を選択して”編集”をクリック

ここでホームディレクトリ、パスワード有無等を設定します。

 
パスワード有無等を設定

まずここでFTPサーバのテストをします。DOSプロンプト上で下記のように”ftp <IPアドレス>”とコマンドを打ったらレスポンスがあればサーバは動いています。Usr名(この場合はanonymous)を入力すればログインできますのであとはカレントディレクトリを指定して 1)getコマンド→データをダウンロードする場合 2)putコマンド→データをアップロードする場合 と操作すれば(解除は”bye”コマンドを入力)Win同士でこの方法でもやりとりできます。(もっともわざわざこんな面倒なことはしませんが・・)

 
DOSプロンプトでのFTP接続テスト

ちなみに
TinyFTPDaemon/95はこうなります。

 
動作中画面

 あとはMacintoshからFTP接続するだけです。Netscapeを起動し下記のように入力すれば
TinyFTPDaemon/95で設定したホームディレクトリが表示されるはずです。あとはダウンロードの場合はそのまま保存、アップロードの場合は”ファイル”メニューより”ファイルをアップロード”を選択すればOKです。これでファイル共有完成です!

 
NetscapeNavigaterにてFTP接続中の画面


これでLAN導入に気をよくしたわたしは次にプロキシサーバ導入を試みました。


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