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【第4章】戦闘とチェーン 2 2004/3/7
●はじめに
【第1章】対戦の準備
●対戦に必要な物
■デッキ(メインデッキ)
■サイドデッキ
■融合デッキ
■デッキに入れられるカードの枚数制限
■場合によって必要な物
■あると便利な物
■デュエルフィールド
【第2章】カードの種類と使い方 1
●モンスターカード
■カードの見方
■モンスターカードとは?
■通常モンスター
■融合モンスター
■儀式モンスター
■効果モンスター
【第2章】カードの種類と使い方 2
●モンスターの召喚
■召喚(生け贄召喚)・セット
■反転召喚(表示形式の変更)
■特殊召喚モンスターの特殊召喚
■カード効果による特殊召喚
【第2章】カードの種類と使い方 3
●魔法・罠カード
■カードの見方
■魔法カード
■罠カード
【第3章】ゲームの遊び方
●対戦方法と勝利条件
■対戦方法
■勝利条件
■ライフポイント
●デュエルの準備
●ターンの流れ
■バトルステップの巻き戻し
【第4章】戦闘とチェーン 1
●モンスター戦闘のルール
■ダメージステップの注意
■ダメージの判定
■ダメージステップの範囲
【第4章】戦闘とチェーン 2
●チェーンとスペルスピード
■チェーンとは?
■スペルスピード
■チェーンの例
■ターンプレイヤーの優先権
【第5章】その他のルール
●その他のルール
■場に出すカードの最大制限枚数
●ルール用語辞典
 

 

【第4章】 戦闘とチェーン 2 (ルールブック P38〜42)
●チェーンとスペルスピード
チェーンとは?

◇「チェーン」とは、魔法や罠カードなどの応酬をスムーズに解決するためのシステム。
1枚のカードの発動に対応して別のカードを発動させる行為の事。

◇カードが効果を発動した時、相手プレイヤーはそれに対して、必ずチェーンするチャンスを与えられる。
(カードを発動する権利、優先権の移行)
ここで相手がチェーンするかどうかを確認せずに、処理を進めてしまわないように注意する事。
相手がチェーンをした場合、今度は自分がチェーンをする事が可能になる。

チェーン1:自分のカード発動、対戦相手にチェーンの確認
チェーン2:相手のカード発動、対戦相手にチェーンの確認
チェーン3:自分のカード発動、対戦相手にチェーンの確認
チェーン4:相手のカード発動、対戦相手にチェーンの確認

◇相手がチェーンしなかった場合は、自分のカードに自分自身でチェーンする事も可能。

チェーン1:自分のカード発動、対戦相手にチェーンの確認、相手はチェーンしないと告げる。
チェーン2:自分のカード発動、この場合でも必ず対戦相手にチェーンの確認をする。

こうしてチェーンは可能な限り積み重ねる事ができ、お互いにチェーンをしなくなった時、
最後にチェーン発動されたカードから順に処理する。
(チェーンが1、2、3、と重ねていた場合は、3、2、1と処理する。)

スペルスピード

「スペルスピード」とはカードの効果スピードの事。
魔法や罠、効果モンスターの効果にはスピードが設定されている。
スペルスピードは1から3まで存在する。
これはチェーンに関係していて、発動したカードよりも対応するカードのスペルスピードが遅いと、チェーン発動する事はできない。

【スペルスピード一覧】
■スペルスピード1
  ・通常魔法
・装備魔法
・フィールド魔法
・効果モンスター(永続・起動・誘発・リバース)
 
◇スペルスピードの中では一番遅く、他のどの発動に対してもチェーン発動できないカード。
その為、チェーン2以上になる事はない。(誘発・リバース効果など、同じタイミングで複数発動する場合等を除く)
◇フィールド上に表側表示で存在するだけで常に効果を発揮する永続効果の場合はチェーンに乗らない。
■スペルスピード2
  ・速攻魔法
・通常罠
・効果モンスター(誘発即時効果)
 
◇スペルスピード1とスペルスピード2に対してチェーンが可能なカード。
■スペルスピード3
  ・カウンター罠  
どのスピードに対してもチェーン可能な、もっともスペルスピードが速いカード。
これに対応できるのは同じスペルスピード3のものだけ。
【チェーンの仕組み】
発動順番 [チェーン終了]
お互いにチェーンするカードがない事を確認したら、
チェーンを積み上げた逆の順番でカードの効果を処理していく
処理順番
チェーンが可能な限り、以降5、6…と積み上げていく(※2)
[チェーン4]
チェーン3に対応して使用した、スペルスピード2・3のカード(※2)
[チェーン3]
チェーン2に対応して使用した、スペルスピード2・3のカード(※2)
[チェーン2]
チェーン1に対応して使用した、スペルスピード2・3のカード(※2)
[チェーン1]
最初に使用した、スペルスピード1・2のカード(※1)
◇チェーンは上図のように、最初に発動したカードを「チェーン1」とし、
チェーン発動する毎にチェーン2、3…とチェーンのブロックが積み上げられていく。
◇チェーン発動が終了すると効果の処理に入り、最後に発動したチェーンから順に処理を行っていく。

【※1】モンスターの召喚時や攻撃宣言時に発動させたスペルスピード3のカウンター罠(「昇天の角笛」「攻撃の無力化」など)がチェーン1に置かれる場合もある。
【※2】前のチェーンでスペルスピード3のカードが発動している場合はスペルスピード2のカードは発動できない。

◇魔法・罠カードを発動した場合は、基本的にチェーン処理が終わるまでの間、魔法&罠カードゾーンに置かれる。
永続アイコンのついているカード等の「フィールド上に残る事ができるカード」以外は破壊が確定したカードとして扱われ、
チェーン処理が全て終了してから、発動・処理の終えたカードを全て墓地へ送る。

◇「召喚」や「攻撃宣言」といったプレイヤーの行為は、カード効果の発動ではない為チェーンブロックには乗らない。

チェーンの例
【例】
プレイヤーAが「ブラック・ホール」を発動したのに対応し、プレイヤーBが伏せてあった「マジック・ジャマー」を発動。
さらにプレイヤーAが対応し、「盗賊の七つ道具」を発動する。
↓【チェーン1】
┃ ・プレイヤーAが
「ブラック・ホール」発動。
↓【チェーン2】
┃ ・プレイヤーBが
「マジック・ジャマー」発動。
┃ ・発動コストとして手札を1枚捨てる。(カードを発動する為に必要なコストがある場合はこの時点で払う)
↓【チェーン3】
┃ ・プレイヤーAが
「盗賊の七つ道具」発動。
┃ ・発動コストとしてライフを1000ポイント払う。(カードを発動する為に必要なコストがある場合はこの時点で払う。
【お互いにチェーンするカードがなくなったので、逆順処理へ】
↓【チェーン3処理】
「盗賊の七つ道具」の効果処理
┃「マジック・ジャマー」の発動を無効にする。
↓【チェーン2処理】
「マジック・ジャマー」の効果処理
┃先の「盗賊の七つ道具」によって発動が無効にされている為、不発に終わる。
↓【チェーン1処理】
「ブラック・ホール」の効果処理
┃フィールド上のモンスターを全て破壊する。
【チェーン処理終了】処理の終えたカードを墓地へ送る。
チェーンを積み終えてから、効果を逆順で処理している最中に、別のカードを割り込んで発動させる事はできない。
例1
┏チェーン1:「大嵐」
┃チェーン2:「マジック・ドレイン」
┃逆順処理チェーン2:「マジック・ドレイン」解決、相手が手札の魔法カードを1枚捨てた為、「マジック・ドレイン」が無効になる。
ここで別のカードを新たに発動させたくても、チェーンの逆順処理の最中の為、割り込んで発動する事はできない。
┗逆順処理チェーン1:「大嵐」解決、フィールド上の魔法・罠カード全て破壊。

例2:
誘発効果モンスターの効果(必ず発動する誘発効果)がチェーン中に発動条件を満たした場合
┏チェーン1:「砂塵の大竜巻」
┃チェーン2:「硫酸の溜まった落とし穴」(裏側守備表示の「聖なる魔術師」選択)
┃チェーン3:「破壊輪」(表側表示の「黒き森のウィッチ」選択
┃逆順処理チェーン3:「破壊輪」解決、「黒き森のウィッチ」破壊、お互いに攻撃力分のダメージ、
┃ 「黒き森のウィッチ」がフィールド上から墓地へ送られた為、効果発動が確定するが、この時点ではまだ発動しない。
┃逆順処理チェーン2:「硫酸の溜まった落とし穴」解決、裏側守備表示の「聖なる魔術師」を表にして破壊。
┃ 「聖なる魔術師」がリバースした為、効果発動が確定するが、この時点では発動しない。
┗逆順処理チェーン1:「砂塵の大竜巻」解決
チェーン終了、処理中に効果の発動が確定していた「黒き森のウィッチ」「聖なる魔術師」の効果が発動する。
両方ともスペルスピードは1だが、同じタイミングで誘発する為、同じチェーンに効果を組んで処理する。
┏チェーン1:「黒き森のウィッチ」
┃チェーン2:「聖なる魔術師」
┗チェーンの確認、逆順処理

例3:誘発効果モンスターの効果(発動が任意の誘発効果)がチェーン中に発動条件を満たした場合A
┏チェーン1:「サンダー・ブレイク」発動、発動コストとして「暗黒魔族ギルファー・デーモン」を捨てる。
┃ 「暗黒魔族ギルファー・デーモン」は墓地に送られた処理の後すぐにチェーンを組める状況でなければ発動できない為、
┃ このタイミングで発動させる事はできない。
┃チェーン2:「リビングデッドの呼び声」(墓地の「混沌の黒魔術師」選択)
┃逆順処理チェーン2:「リビングデッドの呼び声」解決、「混沌の黒魔術師」を特殊召喚。
┃ 「混沌の黒魔術師」は特殊召喚された処理の後すぐにチェーンを組める状況でなければ発動できない為、
┃ このタイミングで発動させる事はできない。
┗逆順処理チェーン1:「サンダー・ブレイク」解決
チェーン終了、「暗黒魔族ギルファー・デーモン」「混沌の黒魔術師」は共に発動タイミングを過ぎているので発動できない。
発動が任意の誘発効果はチェーン1に置かれたカードの効果処理がそれらの発動条件を満たす処理で終わっていれば発動できる)

◆「○○のカードが発動した時」といった発動条件のあるカードの場合、
その発動条件を満たすカードが発動して置かれたチェーンブロックの一つ上のチェーンで発動しなければならない。

┏相手チェーン1:”プレイヤー1人を対象とする魔法”「強欲な壺」発動
┃ (相手が「強欲な壺」を発動したので、この時点で「精霊の鏡」の発動タイミングが発生する)
┃自分チェーン2:「精霊の鏡」発動
┃逆順処理チェーン2:「精霊の鏡」解決、「強欲な壺」の効果は、別のプレイヤーに適用される。
┗逆順処理チェーン1:「強欲な壺」解決だが、その効果の対象は別のプレイヤーに適用される。

┏相手チェーン1:「強欲な壺」発動
┃自分チェーン2:「王宮の勅命」発動
┃相手チェーン3:「サイクロン」発動(「王宮の勅命」選択)
×自分チェーン4:「精霊の鏡」発動×(「強欲な壺」の一つ上のブロックではない為発動できない)
┗逆順処理
【チェーン処理中でも適用される効果】
◆チェーンの途中でカード効果によってモンスターが表になった場合、
そのカード効果処理が終えてから次のチェーンの処理が始まる前に、フィールド上に存在する永続効果(フィールド魔法や魔法・罠・モンスター等の永続効果)が発揮される。

:フィールド上に裏側守備表示の「人造人間−サイコ・ショッカー」が存在する時
┏チェーン1:「砂塵の大竜巻」
┃チェーン2:「停戦協定」
┃逆順処理チェーン2:「停戦協定」解決、フィールド上の裏側表示モンスターが全て表になる。
┃(「人造人間−サイコ・ショッカー」が表になるが、「停戦協定」の処理が終わるまで効果は発揮されない)
┃フィールド上の効果モンスターの数×500ポイントダメージを与える。
┃「停戦協定」の処理が終えてから「人造人間−サイコ・ショッカー」の永続効果が適用される。
┗逆順処理チェーン1:「砂塵の大竜巻」の効果処理だが、「人造人間−サイコ・ショッカー」がフィールド上に存在する為無効になる。

◆特定の効果処理直前に効果が発揮されるもの
「ジェノサイドキングデーモン」「迅雷の魔王−スカル・デーモン」等
裏側守備表示の時に対象を取る効果の対象になった「ビッグ・シールド・ガードナー」

◆特定の効果処理中に効果を使用できるもの。
フィールド上に適用されている「リバースダイス」「セカンド・チャンス」等
ターンプレイヤーの優先権
◇各フェイズやステップでカードを最初に発動する権利は、常にターンを進めているターンプレイヤーにある。
これをターンプレイヤーの「優先権」という。
◇相手プレイヤーは、ターンプレイヤーが優先権を持っている限り、自動的に発動する誘発効果やリバース効果以外は、先にカードを発動する事ができない。
◇「優先権を行使してカードを発動した場合」と「優先権を放棄した場合」、優先権は自動的に相手プレイヤーに移る。
◇フェイズやステップを進める前には必ず優先権を放棄しなければならない。

これをデュエル中に厳密に行うとすると、フェイズやステップの終了前ごとに優先権の放棄を宣言し、相手のカードの使用を確認しなければならない。
ただし、実際のデュエルではゲームをスムーズに進めるため、フェイズやステップの終了宣言に優先権の放棄の意も含めている。
したがって、フェイズなどの終了を宣言した時、相手プレイヤーは「それでは終了前にこのカードを発動します」と言いカードを使用する事が可能で、これは相手プレイヤーが優先権を行使したという形になる。
・カード発動の優先権はターンプレイヤーにある
・カード発動後、ステップやターンの終了宣言時に優先権は相手プレイヤーに移る
■カードをプレイする際の優先権
■行っても優先権が移らない行為
・通常召喚(召喚・セット)
・特殊召喚モンスターの特殊召喚
・表示形式の変更(反転召喚)
・魔法・罠カードのセット
・攻撃宣言

◇基本的に上記のプレイを行った時点では優先権は移らないが、その後に別の行動(
)に移る場合は、一旦優先権を放棄する必要がある。

◇ターンプレイヤーがモンスターの召喚に成功し、召喚時の優先権を放棄した後、
相手が「落とし穴」等を発動せず優先権を放棄した場合、その後プレイヤーが次の行動(
)に移ってしまった後では、発動条件は過ぎてしまう為、「落とし穴」を後から発動する事ができない。
ただし、プレイヤーがモンスターの召喚に成功した時に、対戦相手の対応を確認(優先権の放棄)しないで別の行動(
)に移った場合は、それに意義を唱えて、巻き戻す事が可能。


別のモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚
モンスターの表示形式の変更
カードのセット
スペルスピード1の魔法カード(通常・儀式・永続・装備・フィールド)
ターン・フェイズ・ステップの終了宣言
チェーンの終了後
◇チェーンを組んで逆順で効果を解決、チェーン処理中に行われた処理や最後に行われた処理によって発動条件を満たすカードの発動タイミングが発生する場合がある為、ターンプレイヤーは別の行動(上記)に移る前に一旦優先権を放棄する必要がある。
・モンスターが破壊された(墓地に送られた)時
・モンスターが特殊召喚された時
・装備カードが装備された時
・ダメージを受けた時
・モンスターが手札に戻った時
・相手の効果で魔法・罠カードが破壊された時
・相手の効果で手札から墓地に捨てられた(送られた)時
モンスターの召喚・反転召喚(表示変更)・特殊召喚時
【A】モンスターを召喚(反転召喚・特殊召喚)する
【A:召喚を打ち消すクイックエフェクトの発動タイミング】(カウンター罠「昇天の角笛」「神の宣告」)
◇クイックエフェクト発動の優先権はターンプレイヤーにあるが、自分自身のモンスターの召喚を打ち消す必要はないので、相手に召喚を打ち消すカードを発動するか確認(優先権を放棄)する。
相手がカードを発動した場合はチェーンを組んで処理する。
相手がカードを発動しなかった場合や、召喚を打ち消されなかった場合はモンスターの召喚成功。以下の処理へ。
◇チェーン2以降に乗ったカード効果によって特殊召喚されたモンスターの場合は、チェーン処理中の為カウンター罠のタイミングは存在しない。
【B】モンスターの召喚成功時
【B1:永続効果の適用】
◇フィールド上で効果を発揮しているカードの効果、召喚したモンスター自身の効果(永続効果)の適用。
 ・フィールドカード等の効果による攻守の増減
 ・「DNA改造手術」で指定している種族への変更
 ・「ドラゴン族封印の壺」の効果でドラゴン族は守備表示に変更
 ・モンスターの永続効果の適用
(「ムカムカ」「ロード・オブ・ドラゴン」「見習い魔女」「人造人間−サイコ・ショッカー」等)
これらの永続効果はチェーンには乗らない。
処理が複数ある場合はターンプレイヤーの効果から順番を決めて適用する。
(フィールド上で発揮されている効果を優先する。例:「スキルドレイン」発動中に「人造人間−サイコ・ショッカー」が召喚された場合は「スキルドレイン」が先に適用される為「人造人間−サイコ・ショッカー」の永続効果は適用されない)
≪ここでターンプレイヤーが優先権を行使してできる事≫
・モンスターの起動効果を発動する。(自分メインフェイズで、召喚時に誘発する効果
【B2】がない場合のみ)
・クイックエフェクト(速攻魔法、通常罠、永続罠カード、誘発即時効果)を発動する。
≪優先権を行使してもできない事≫
・通常魔法、永続魔法、儀式魔法、装備魔法、フィールド魔法カードを発動する。
・その他の行為(召喚、表示変更、魔法・罠のセット)を行う。

【B2:召喚時に誘発する効果の発動】
◇モンスターの召喚が成功した事により、この時点で自動的に誘発する効果がある場合は、それらの効果をチェーンブロックに乗せる。
誘発する効果が複数存在する場合は、まずそれらの効果のみでチェーンを組んでから、召喚時のクイックエフェクトの確認を行う。
 ・召喚(反転召喚・特殊召喚に成功したモンスターの誘発効果の発動
  (「センジュ・ゴッド」「ソニックバード」「バイサー・ショック」「切り込み隊長」「ものマネ幻想師」等)
 ・リバース効果の発動(反転召喚)
 ・フィールド上に存在するカードの誘発発動(「王虎ワンフー」「つまずき」等)
◇本来チェーンブロックは各プレイヤーの効果を1つずつ交互に組むが、同じタイミングで誘発する効果が複数ある場合は、まずターンプレイヤーの誘発効果のみでチェーンを組んでから、そのチェーンの上に相手の誘発効果のみでチェーンを組む。
(生け贄召喚の生け贄に「黒き森のウィッチ」「クリッター」を生け贄にしていた場合は、それらの効果が先に発動確定している為、召喚時に誘発する効果よりも先にチェーンブロックに乗せる)
また、誘発効果の中で「必ず発動する効果」と「発動が任意の効果」が同じタイミングで発動する場合は、「必ず発動する効果」を先にチェーンに乗せてから、「発動が任意の効果」をチェーンに乗せる。

【召喚成功時の起動効果モンスター】
◇自分のターンのメインフェイズでモンスターを召喚し、その召喚時に誘発する効果が無い場合のみ、この時点でターンプレイヤーは優先権を行使してモンスターの起動効果を発動できる。

★優先順位
1.ターンプレイヤーの誘発効果発動(召喚時に必ず発動する効果)
2.相手プレイヤーの誘発効果発動(召喚時に必ず発動する効果)
3.ターンプレイヤーの誘発効果発動(任意)
4.相手プレイヤーの誘発効果発動(任意)
5.1〜4で誘発する効果がない場合のみ起動効果の発動(自分ターンのメインフェイズ)
6.「召喚時」にのみ発動できる「落とし穴」や、その他発動条件が特にないクイックエフェクトの発動。(
【B3】)(1〜5で効果が発動している場合は、最後に効果を発動したプレイヤーの対戦相手から)
【B3:召喚に対してのクイックエフェクトの発動タイミング】
◇モンスターが召喚された時が発動条件の罠カードはこの時点で発動できる。
(発動条件が特にないクイックエフェクトを発動する事も可能)
◇召喚時に誘発した効果
【B2】が先に発動している場合は、そのチェーンに乗せる形で発動する。
クイックエフェクト発動の優先権はターンプレイヤーから。(
【B2】で誘発した効果でチェーンが組まれている場合は最後に効果をチェーンブロックに乗せたプレイヤーの対戦相手から)
 
モンスターのセット、魔法・罠カードのセット
◇基本的に上記の召喚時と同じように、カードをセットした後に一旦優先権の放棄を行う。
(デュエルの進行上、これらの行為を行ったタイミングでカードを発動させる機会は少ないので省略)

・モンスターがセットされたタイミングで発動可能な「誘惑のシャドウ」。
・カードを手札からセットした事によってフィールド上のカード効果に変化があるもの。(「ムカムカ」「魔道師の力」等)
攻撃宣言時
◆ターンプレイヤーがバトルフェイズのバトルステップで攻撃宣言・対象選択した場合、その時点で自分が発動する効果が無ければ、その後必ず対戦相手に、攻撃宣言に対応するクイックエフェクトの発動があるか確認する。
(ダメージステップへ移る際の優先権の放棄)
【A】攻撃宣言を行う
【A1:ターンプレイヤーがモンスターで攻撃宣言する】
◆攻撃を行う自分フィールド上モンスター1体を選択。
◇攻撃宣言する為にコストを払う等の処理を行う必要がある場合は、
ここで処理する。(ライフを払う・生け贄に捧げる等)

★「生け贄にする」「デッキの上から墓地に送る」等の処理で墓地に送られた
誘発効果モンスターの効果が発動する場合は【B2】?
「黒き森のウィッチ」「ペンギンナイト」等
「地雷蜘蛛」
「ダーク・エルフ」
「漆黒の豹戦士パンサーウォリアー」
「インセクト女王」
「墓守の使い魔」
「通行税」
トゥーンモンスター等
【A2:攻撃する対象を選択する】
◆対戦相手のフィールド上にモンスターが存在する場合はモンスターを選択、
モンスターが存在しない場合は相手プレイヤーを攻撃対象に選択する。
◇攻撃対象の選択に関係する効果がある場合はそれに従う。
攻撃側
「ダーク・ヒーロー ゾンバイア」「財宝への隠し通路」
「人造人間7号」「レッグル」等
対戦相手側
「コマンド・ナイト」「切り込み隊長」「ノーブル・ド・ノワール」
「海」が存在する時の「伝説のフィッシャーマン」等
【B】攻撃宣言時
【B1:永続効果の適用】
◇攻撃宣言時に適用される永続効果(チェーンに乗らない物)がある場合はこの時点で適用。
(表側表示の「銀幕の鏡壁」等)
【B2:攻撃宣言時に誘発する効果の発動】
◇モンスターの攻撃宣言時に誘発する効果が複数ある場合は、ターンプレイヤーの効果から発動しチェーンブロックに乗せる。
(★攻撃宣言時のコストとして「黒き森のウィッチ」「クリッター」を生け贄にしていた場合は、それらの効果が先に発動確定している為、攻撃宣言時に誘発する効果よりも先にチェーンブロックに乗せる)
 ・攻撃宣言時に墓地に送られる等の処理で発生したモンスターの誘発効果の発動
 ・フィールド上に存在するカードの誘発発動(「モンスターBOX」「旅人の試練」「トゥーン・ディフェンス」「ディフェンド・スライム」等)
◇本来チェーンブロックは各プレイヤーの効果を1つずつ交互に組むが、同じタイミングで誘発する効果が複数ある場合は、まずターンプレイヤーの誘発効果のみでチェーンを組んでから、そのチェーンの上に相手の誘発効果のみでチェーンを組む。優先順位は以下の通り。
1.ターンプレイヤーの必ず発動する誘発効果
2.相手の必ず発動する誘発効果
3.ターンプレイヤーの発動が任意の誘発効果
4.相手の発動が任意の誘発効果

相手フィールド上に「モンスターBOX」「旅人の試練」が存在する時にターンプレイヤーが「ニュート」で攻撃宣言、
攻撃宣言時に「モンスターBOX」「旅人の試練」の効果が誘発した場合
┏チェーン1:相手効果「モンスターBOX」(必ず発動)
┃チェーン2:相手効果「旅人の試練」(任意発動)
◇誘発した効果同士でチェーンを組んだ後、
・相手の効果が最後のブロックに置かれている場合はターンプレイヤーに優先権が移る。
・ターンプレイヤーの効果が最後のブロックに置かれているは相手に優先権が移る。
(つまり上記のの場合は相手の効果が最後のブロックに置かれているので、次にクイックエフェクトを発動する優先権はターンプレイヤーに移る)
◇攻撃宣言時に発動させるクイックエフェクトはこの後発動させる。(
【B3】へ)

永続起動効果モンスター
◇攻撃宣言時に誘発する効果が無い場合のみ、この時点でターンプレイヤーは優先権を行使して、このバトルステップでのみ発動できるモンスターの永続起動効果を発動できる。
「イグザリオン・ユニバース」「墓守の暗殺者」「スピリット・ドラゴン」
(これらの効果は【C】でも発動可能)
【B3:攻撃宣言に対応するクイックエフェクトの発動タイミング】(「攻撃にチェーン」ではない)
【A】の攻撃宣言を行った後に、”攻撃宣言を発動条件とする罠”や、特に発動タイミングを問わないクイックエフェクトの発動タイミングになる。
攻撃宣言を発動条件とする罠:「聖なるバリア−ミラーフォース−」「魔法の筒」「万能地雷グレイモヤ」「ホーリージャベリン」「弱体化の仮面」「沈黙の邪悪霊」「鎖付きブーメラン」「マジックアーム・シールド」「シフトチェンジ」「攻撃の無力化」等
特に発動タイミングを問わないクイックエフェクト:「月の書」「サイクロン」等の速攻魔法、「破壊輪」等の罠等
【C】攻撃宣言時の後(バトルステップ中)
【C:攻撃宣言時のタイミングの後その他クイックエフェクトの発動】
この時点では”攻撃宣言を発動条件とする罠”は発動できない。(「聖なるバリア−ミラーフォース−」発動不可)
◇発動タイミングの無いクイックエフェクトを可能な限り発動する事ができる。
・「月の書」「サイクロン」等の速攻魔法
・「破壊輪」「死のデッキ破壊ウイルス」「グラヴィティ・バインド−超重力の網−」「六芒星の呪縛」等の罠
・「速攻の黒い忍者」等の誘発即時効果
・攻撃宣言した「イグザリオン・ユニバース」「墓守の暗殺者」「スピリット・ドラゴン」の永続起動効果

【B】【C】でターンプレイヤーの対戦相手のフィールド上のモンスターの数に変化があった場合は、バトルステップの巻き戻しが発生【A2】の攻撃対象選択まで戻る。
ただし、攻撃を巻き戻されたモンスターは
【A1】の攻撃宣言を既に終えている為、【B】の”攻撃宣言を発動条件とする罠”の発動タイミングがなくなる。(【A】から【C】へ)

◆モンスターの攻撃宣言が有効で、他のクイックエフェクト発動がなければ【D】ダメージステップへ
【D】ダメージステップ
この時点では”攻撃宣言を発動条件とする罠”は発動できない。(「聖なるバリア−ミラーフォース−」発動不可)

【第4章】戦闘とチェーン 1の「■ダメージステップの範囲」参照