巨匠ルイサダの表現のテクニックを手にいれる!!

lesson de ラ・パレット スペシャル マスタークラス
ジャン=マルク・ルイサダ氏とイザベル・カンピオン女史を迎えて

2014年11月9日(日) 汐留ホール

参加申し込み受付中


マスタークラス詳細 

曲目 

タイムテーブル

音楽家のためのアトリエとは

イザベル・カンピオン プロフィール

ジャン=マルク・ルイサダ プロフィール

受講生紹介



巨匠ルイサダがどのように楽譜を読み、それをどのように音にしているのか?
それを私たちが再現するには、どのように身体を使い、ピアノにアプローチしていけば良いのか?
ルイサダと親しく、彼のテクニックを熟知する音楽家のための運動療法家イザベル・カンピオンを迎えて、ルイサダのテクニックを解析し再現する身体的方法を解説します。
それによって、受講生のみならず聴講者までもが、マスタークラス後に自身の力で表現のテクニックを手にいれる可能性が高まります。
マスタークラスに先駆けて行う“音楽家のためのアトリエ”とセットで受講していただけば、演奏する身体への意識が鋭くなり、マスタークラスへの理解が増すことでしょう。

2014年11月9日(日)

マスタークラス 15:00(14:45開場)    10,000円(当日11,000円) 定員62名

イザベル・カンピオン “音楽家のためのアトリエ”からのセット 10:45(10:30開場)
                              14,800円(予約のみ) 定員18名 完売しました

お申し込みの受付け後、メールにて振込先をご案内いたしますので、メール到着後10日以内にお振込みください。
ご入金の確認後、チケットを送付いたします。ご入金があるまで、お申し込みは確定されておりません。


汐留ホール(〒105-0021東京都港区東新橋1-7-2 汐留メディアタワーアネックス1F)

お問い合わせ/お申込み

【曲目】

シャコンヌ   バッハ=ブゾーニ   平尾柚衣

ソナチネ    ラヴェル       高橋碧伊

【タイムテーブル】

10:30     開場
10:45〜13:00 イザベル・カンピオン 全ての音楽家のためのアトリエ

13:00〜14:45 休憩

14:45〜   開場
15:00〜16:00 ジャン=マルク・ルイサダによる公開レッスン(1人目)
16:00〜16:30 イザベル・カンピオンによるアドヴァイス
16:30〜16:40 休憩
16:40〜17:40 ジャン=マルク・ルイサダによる公開レッスン(2人目)
17:40〜18:10 イザベル・カンピオンによるアドヴァイス

【協力】
アイエムシーミュージック(ルイサダ招聘元)
日仏文化協会(汐留ホール)
コンセール・パリ・トウキョウ(イザベル・カンピオン企画連絡先)


【主催】
ラ・パレット
代表:吉原 麻生

[“音楽家のためのアトリエ”とは]

ジャン=マルク・ルイサダ氏の友人でもある音楽家のための運動療法家イザベル・カンピオン女史によるグループエクササイズ。
ヨガに近いエクササイズから始まり、最後には演奏する際の身体の使い方を合理的に考える所にたどり着く、自らの身体の感覚を使った講習。
ルイサダ氏も、このエクササイズを行っています。

3月にパリで行われた『ジャン=マルク・ルイサダ マスタークラス in Paris 2014』に於いて、すでに二人のコラボレーションの効果は証明されています。

一般にピアニストはその学習過程において、楽譜から音楽を読み取り、それをピアノで演奏することは学んでいますが、その際、ピアノの扱いは学んでも、自身の身体をどのように扱うかについて学ぶ機会は稀です。
また、他の音楽家に比べて、毎日長時間の練習をすることが多く、身体の使い方が上手くいかないことが故障に繋がるケースも少なくありません。
イザベル・カンピオン女史の指導では合理的な身体の使い方を学ぶことができ、それによってルイサダ氏の求める音楽を確実に再現することは勿論、長くピアノを弾き続けるために必要な知識と経験を得ることができます。
このようなアプローチは昨今の潮流ともなっており、ピアニストにとって非常に有意義なものになるのは間違いありません。


《イザベル・カンピオン プロフィール》

運動療法士、アマチュアチェリスト。

楽器演奏時に苦痛を伴う多くの演奏家の治療に当たっている。

2000年より演奏家のパフォーマンスや健康に焦点を当て、運動医学を専攻、また芸術医学のディプロムを取得。
2002年より「音楽家の為のクリニック”la Clinique du Musicien et de la Performance Musicale”」勤務。そこで演奏家の職業疾患とその予防、テクニックや音楽表現のための動作の最適化、”あがり”の克服の研究、指導をしている。
また、フランス国内外での講演会、オーケストラ、音楽教育機関でのトレーナーとしての活躍など、音楽に関する活動に大きな情熱を注いでいる。

日本では、2009年よりコンセール・パリ・トーキョウ企画の“音楽家の為の運動療法”の講座の講師を務め、2010年からは毎年、東京藝術大学に於ける特別講座の講師を務めている。

《ジャン=マルク・ルイサダ プロフィール》

ロマン派のレパートリーとフォーレ、ドビュッシー、ラヴェルなどの近代フランス音楽における優れた解釈者としての名声を確立しているジャン=マルク・ルイサダは、1958年チュニジアの生まれ。6歳でピアノを始め、マルセル・シャンピとドゥニーズ・リヴィエールについてパリで、その後、イギリスのユーディ・メニューイン音楽学校でも学ぶ。16歳でパリ国立高等音楽院に入学、ピアノをドミニク・メルレに、室内楽をジュヌヴィエーヴ・ジョワ=デュティユーに師事し、その両方の課程でプルミエ・プリを獲得。また、ニキタ・マガロフとパウル・バドゥラ=スコダ、ミロッシュ・マギンらのもとでも定期的に学ぶ。
1983年、ミラノ・スカラ座で開催されたディーノ・チアーニ国際ピアノ・コンクールで第2位入賞。1985年、ワルシャワでのショパン国際ピアノ・コンクールで第5位に入賞し、あわせて国際批評家賞を獲得。このショパン・コンクールでの成功が彼を国際的キャリアに導くきっかけとなり、以来世界各地においてソロ、室内楽、協奏曲のジャンルで幅広い演奏活動を展開している。
録音も数多い。ハーモニック・レコーズに録音した2枚のソロ・アルバム(シューマンとショパン)を皮切りに、ドイツ・グラモフォンへは、ショパンのワルツ集、マズルカ全曲、グラナドス「ゴイェスカス」、プーランク「象のババール」、グリーグとシューマンのピアノ協奏曲などを録音。
1997年よりRCA Red Sealの専属となり、モーツァルトのピアノ協奏曲第9番と第27番、ハイドンのピアノ協奏曲とソナタ、シューマンの謝肉祭ほかのピアノ作品集、ショパンのピアノ作品集、フォーレとビゼーのピアノ作品集、ショパンのピアノ協奏曲第1番[室内楽版]とドヴォルザークのピアノ五重奏曲、ローラン・コルシアとのフランク、フォーレほかのヴァイオリン作品集、ショパン、リスト、スクリャービンの3曲のロ短調ソナタを1枚にしたアルバム、ベートーヴェン作品集など、高い評価を受けている録音を続々と発表、2007年からは日本でも定期的に録音を行っている。
ルイサダは8千以上のビデオを個人コレクションとして持つほどの大の映画好きで、ジャンヌ・モローと共演した「象のババール」、マーシャ・メリルとの共演になる、ジョルジュ・サンドの手紙の朗読とピアノ演奏を交えた舞台「聖なる炎?ジョルジュ・サンドとショパン」(邦題「ショパンとサンド?愛と哀しみの旋律」/日本公演:2000年11月)など、名女優とのコラボレーションによる音楽と舞台を融合させたプロジェクトも手がけている。また、トム・クルーズがその才能を評価し製作を買って出たスペイン映画界の俊英、アレハンドロ・アメナーバルの映画「アザーズ」(2001年)では無人の部屋のピアノがショパンのワルツ作品69-1を演奏する印象的なシーンがあったが、そこで使用された音源は他でもないルイサダのものであった。
1989年6月に「芸術文化勲章シュヴァリエ」を、1999年11月には「国家功労5等勲章」をフランス政府より授与される。2003年7月14日には、「芸術文化勲章オフィシエ」を授与された。
パリ在住。


AoiTakahashifaceweb.jpg(19934 byte) 高橋 碧伊 (たかはし あおい)
岩手県釜石市出身。
桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。
在学中成績優秀者による学内コンサートに度々出演する。
2009年に渡仏し、オルネー・スー・ボワ音楽院(CRD d'Aulnay sous bois)最高課程を審査員満場一致の一等賞で卒業。
パリ地方音楽院(CRR de Paris)最高課程コンサーティスト科を優秀な成績で卒業。
2006年第59回岩手県芸術祭ピアノ部門優秀賞。2007年第8回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA大学生部門銅賞(第3位)。
2010年ラニー・シュル・マルヌコンクール金賞(フランス)。ムジカプロムナードに度々ソリストとして招待され、ショパン、ラフマニノフ、リストのピアノ協奏曲を共演する。
また、パリ、バルセロナ、ザルツブルグなどのヨーロッパ各地や、東京、岩手、名古屋、福岡などでリサイタルやデュオコンサートを行う。
これまでにピアノを故毛藤美代、大久保恵理子、徳丸聰子、北川正、ジャック・ゴーティエ、ピエール・レアックの各氏に、室内楽をアンヌ=マリー・ヴァンドーム、マリー・フランス=ジレの各氏に師事。
また各地のマスタークラスにおいてパウル・バドゥラ=スコダ、カール=ハインツ・ケマリンク、ボリス・ベルマン、ドミニク・メルレ等の各氏から多くの助言を得る。
2013年秋に帰国。
現在後進の指導にも力を入れながら、ソロのみならず室内楽や歌曲伴奏等、幅広く活動をしている。

YuiHiraofaceweb.jpg(20859 byte) 平尾柚衣(ひらお ゆい)
2000年 京都かやぶき音楽堂ピアノデュオコンクール優勝。
2001年 スメタナ室内管弦楽団とハイドンピアノコンチェルトを共演。
2002年 全日本学生音楽コンクール大阪大会小学生の部第3位。
2003年 岡山県瀬戸万富公民館にて初ピアノリサイタル。
2005、2006年 全日本学生音楽コンクール中学生の部入選。
2006年 国際ソロプチミスト今治記念式典にて、オールショパンプログラムで演奏を行う。
2006年 今治ロータリークラブ音楽例会に出演。
2006、2007、2009、2010,2012年 京都フランス音楽アカデミーのマスタークラスを受講し、2007、2010,2012年の修了演奏会の演奏者に選抜される。
2007年 第12回京都リレー音楽祭inアトリウムで京都フランス音楽アカデミー推薦により、京都ブライトンホテルにてソロリサイタルを行う。
2009、2010年 全日本学生音楽コンクール高校生の部入選。
2013年 第19回フッペル鳥栖ピアノコンクールのフッペル部門第2位。
2013年 第24回彩の国・埼玉ピアノコンクールのF部門(大学生・一般)銀賞。
2014年 第26回宝塚ベガ音楽コンクールピアノ部門第6位。
愛媛県立今治北高等学校普通科を経て、現在、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻4年生の21歳。

ピアノを7歳より高野 耀子に師事し、現在、大学で角野 裕に師事している。
これまでに、京都フランス音楽アカデミーマスタークラスで、パスカル・ロジェ、クリステャン・イバルディ、フローラン・ボファールのレッスンを受け、アンリ・バルダ、レモ・レモリの各氏の指導を受ける。



HOME

Mail

 

Auther.♪*Maki

All Right Reserved by ♪*Maki