Kreuzークロイツ バッチフラワーインフォメーション
バッチフラワーで自らを癒し、バッチ国際プログラムで学ぶ

3月のマイボトル

〜ウォルナット〜

バッチフラワーの癒しは,、それとは気づかないほど微細で
でも、確実に薄紙がはがれていくように
変化をもたらす、というのが、私の実感ですが
時には、驚くほど目覚ましい変容を体感することもあります。

私のバッチ修行は、今は亡き母の病気とともに
始まったといっても過言ではありません。
夫が逝き、その後の整理が一段落、
さあこれから、というときに、母の病が分かり、
10時間以上に及ぶ手術のあと、せん妄が高じて、
認知症へ...介護生活に突入したのです。

「おかあさ〜〜〜ん!!」
困ったことが起こると
まるで疾風のように飛んできてくれた母が、
日に日に変わっていくのを、私はなかなか認めることができませんでした。

親が年をとるということは、こういうことだと、
頭では分かっていても、気持ちはついていきません。

同時にそれは、当然母自身の問題でもありましたし
父にとっても、晴天の霹靂、
それまでの穏やかな老後の生活を
一変させる厳しい現実でした。

いうまでもなく、人生の様々な局面で
こういう変化や転機はよくあることです。
でもいざ我が身に起こってみると、本当に大変。
特に感情面がついていきません。

そんな混乱のとき、バッチフラワーはとても助けになりました。
あるとき、移行期をスムーズに乗り切るレメディ
ウォルナットを飲むと、何かが私の中で閃きました。

「お母さんの魂と話せばいいんだよ」
その時、ストンと分かったのです。

母の病は体に起こっているもの、
認知症といっても、機能的にみれば
物理的肉体の問題です。

まるで人格そのものが壊れていくように見えても
実際には、肉体レベルとその影響を受けている心の問題であり、
本質的な魂とは、切り離して考えることが、必要だったのです。

母には、今は脳の機能がうまく働かない経験を
しているだけのことだと伝え、
それに伴って、焦りや不安感や怒りが起こるかもしれないけど
母の本質は全く変わらない、
いえ、そういう困難な経験をしているからこそ
むしろ、さらに磨きがかかっているにちがいない、
それが私には分かっているから、
なにも心配はいらないと話しました。

母が分かったのか、分からなかったのか
実際にはよく分かりません。

でも、本当に不思議なことに、それ以降の母は、とても落ち着いて
不安が消えたように見えました。
胆管癌でしたが、かなりの高齢でしたし、
普通に歩き、食べ、話し、笑い過ごしました。

父ともゆっくり、そのことについて話し合いました。
母の世話を一手に引き受けていた父こそ、どれほど、辛かったことでしょう。

でも、家族みんなが、ウォルナットやその時々に必要なレメディを飲みつつ、
過ごした母の最晩年は、充足した空気が家全体を包み、平和に満ちていました。

今でも、あの閃きは、一体何だったんだろうと思います。
けれど「鎖の断ち手」とよばれるウォルナットの働きそのもの、
母の肉体と心と、魂とを分けることによってしか、
新しい局面が見えなかったのは確かでした。

人間の三層構造(肉体・心・魂(精神))を
真に理解し、実践につなげる機会を、私は母から受け取りました。
母が私に残してくれた、素晴らしい贈り物でした。

枕元で父が歌う「月の沙漠」を聞きながら
母が旅立った朝、私は母の口もとへ
そっとウォルナットをひとしずく、ふたしずく、落としました。

ウォルナットは心身の移行期
(誕生、入学、卒業、就職、転居、結婚、出産、更年期、手術、終末期など)
をスムーズに乗り切ることができるよう働きかけるレメディです。
また他者からの強い影響、慣習や習慣などから守護し、
新しい一歩を応援するものです。

別れと出会いの3月、ウォルナットは出番の多いレメディです。
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