五十嵐道場創立40周年・道歴60年記念行事を終えて
皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度の五十嵐道場創立40周年・道歴60年記念祝賀会、山中湖合宿の開催にあたり多くの皆様のご出席・ご参加をいただきまして誠に有難うございました。
令和5年の年初から記念誌の発行、祝賀会の開催、合宿の開催の準備で慌ただしい日々を過ごしてまいりました。体調不良、過度のストレスのため弱音を言って妻のまち子を困らせてしまったことも幾度もありました。その度に彼女から「40周年の行事を行うのは無理なのではないですか! 具合が悪いなら救急車を呼びましょうか!?」などと言う、少しキツメの励ましの言葉をもらいながらも、すべての記念行事をやり遂げることができました。
すべての記念行事が滞りなく終了できましたのも、五十嵐道場の会員の皆様、特に五十嵐道場国際部を担当するフィンランド合気会・絆の会代表ヨーン・テルバカリ氏のご助力のお陰と、この紙面で厚く御礼申し上げます。有難うございました。
5月28日(日)、レンブラントホテル東京町田で開催いたしました「創立40周年記念祝賀会」は、道主植芝守央先生ご夫妻、小林道場総師範小林保雄先生、合気会常務理事林典夫先生、全日本合気道連盟理事長尾﨑晌先生を始め国内(170名)・海外(10か国60名)、総勢230名の出席をいただき盛大に開催できました。
また、祝賀会開催の一週間後の6月3日(土)、4日(日)、山中湖畔「至誠荘」において、指導者として小林保雄先生、合氣道本部道場鈴木俊雄先生、仙台の白川勝敏先生をお招きして台風一過・快晴の中、「40周年記念合宿」を開催いたしました。
海外からも10か国35名、国内からも81名、総勢116名が参加し、土・日を通じて6回の稽古を行いました。4日早朝の快晴の中、朝日に美しく輝く富士山を見ながら山中湖畔の散歩もできました。
今の私にとりまして、10年後の50周年の開催はとても無理と思っています。しかし生ある限り合氣道の稽古は楽しんで参ります。今後ともご指導ご支援の程よろしくお願いいたします。
令和5年6月25日
道場長 五十嵐和男