Trekking Reports 〜山歩きの記録

2004.11.7(日) 涸沢に匹敵の紅葉ポイント!は言い過ぎ?【妙義中間道 西上州】

駐車場にあったイラストマップ。参考にどうぞ。

 昨年の12月、裏妙義のレポートを低山徘徊派MLに投稿した時にアーリィバードさんから表妙義の紅葉が素晴らしかったというレスを頂いて、じゃ来年の秋は表妙義だと考えていたのですが、週末どこへ行こうかと考えた時に、この1年前のやり取りを思い出し、紅葉狙いなら稜線に行くことは無かろうと、中間道という山腹に付けられたハイキングコースを歩くことにした。

 道の駅みょうぎの上にある町営駐車場に車を停めて、まずは妙義神社方面へ向かい、途中の分岐から中間道へと入る。岩だらけの妙義とはとても思えない樹林帯の遊歩道を歩いていくと、やがて第一見晴に到着。
 ここは視界を遮る木々が多い上、遠くは霞んでいて展望はイマイチ。だが第二見晴方面の岩場とその向こうに金洞山や金鶏山が聳えており、ようやく妙義に来たという実感を得ることはできた。

 徐々にだが標高が上がったおかげか、水量ちょろちょろの大黒の滝を過ぎるあたりから道端の紅葉は鮮やかになり、岩に貼り付く紅葉した木々と青い空を狙ってなんどもシャッターを切る。そして第二見晴に到着。


息をのむ第二見晴の展望(左:相馬岳 右:金洞山)

 第二見晴は10mほど登ったところにある狭い岩場で、すでに大勢の人で賑わっていた。邪魔になるだろうとザックをデポして登ってみると、正面の遠望は相変わらずイマイチだが、右側に回り込んで妙義山の方を眺めると、おーっ!すっごーい!!
 そこには垂直の岩壁に色付く木々を纏った大迫力の相馬岳と天狗岳が並び立っていた。 
 当初、ピークに立てるわけではないこの中間道へ行くのは、イマイチ気が乗らなかったのだが、そんな気分も吹っ飛ぶ感激の大展望だった。

 第二見晴からは再度樹林帯の中の散歩道。陽光に照らされ輝く紅葉の中を歩いていると時折岩壁が木々の間から覗くので、全く飽きさせない。
 途中にある東屋でランチタイムをとったり、岩尾根上につけられた狭い階段で苦労しながら団体とすれ違ったり、水滴の滴る岩庇の下を歩いたりしているうち、大砲岩との分岐に到着。
 このあたりはかなりの混雑でクサリ場は大渋滞。しかも大砲岩へのコースはどこにも抜けられず、上り下りの区別のないコースを戻って来なきゃいけないので、止めようかと一旦諦めたが、時間はまだ余裕があるからと思い直して渋滞に並び、引き返してくる人々の列が切れるのを待って、ようやく大砲岩へ向けて出発した。

 分岐からクサリを頼りにまずは下り、大岩の脇をへつって垂直の岩壁の下へ。ここでも下りてくる人々をしばらく待ってから岩の上に登ると、大展望の岩場に到着。さらにその先のクサリ場を登って天狗の評定と名付けられた大岩の上でひと休み。真正面に聳える金洞山や周囲の数々の奇岩とそれらを取り巻く色づいた木々の景色を心ゆくまで堪能し、またまた渋滞に悩まされつつ分岐まで引き返した。


大砲岩付近

 分岐からはちょっと下ったところが東屋やベンチがあり、大勢の人で賑わう第四石門。門の中から大砲岩が正面に見えるのが面白い。ここから中之岳神社方面へ行くつもりだったが、どうせなら他の石門も見たいと思い石門コースへ変更。すると突然分岐が現れて混雑時は石門コースは登りのみとなっている。
 ちょっと迷ったが、時間が遅くなったおかげか人は減っているからいいよねと自分に言い訳をして石門の方へと向かった。第二石門へはかなり長いクサリを登り、狭い岩の隙間を抜けると、再度クサリ場を下って、クサリに掴まりつつ岩をへつる。(カニのヨコバイだそうな)
 その後、急な階段の続く道を下り、最後に第一石門をくぐると車道に下り立った。


第四石門

 真正面にあった休憩所でトイレを借りて、一時間半の舗装路歩きへと出発。最後にして最大の難関。と、思っていたら途中から登山道に入ったので、それほど長く感じることなく、まだ色づきはじめの木々を眺めながら歩いていると、あっさりと駐車場に到着した。

 快晴の青空の下、大迫力の岩壁にまとわりつく紅葉は、上高地の涸沢カールを思わせる絶景で、ピークに立たないというマイナスを忘れさせる感激の一日でした。この秋の紅葉は空振り続きでしたが、ようやく一矢報いたってところでしょうか。(^^)v


【コースタイム】
竹宇駒ヶ岳神社 7:05…笹ノ平 9:30…刀利天狗 11:25-11:45…五合目小屋 12:40-13:00…七丈小屋 14:00-(泊)-3:45…御来迎場 4:45-5:40…甲斐駒ヶ岳 7:05-8:05…摩利支天 8:35-8:55…駒津峰 9:45…仙水峠 11:00…北沢峠 12:10

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