Trekking Reports 〜山歩きの記録

2002.8.16(金) 第3回氷ノ山かき氷オフ【氷ノ山 但馬】

参加者総勢19名での集合写真(写真提供:研さん)

この日はここ数年恒例となっている、「氷ノ山でかき氷を食べよう」の日。
山頂12時集合の集中登山なので、各自思い思いのコースで山頂を目指す。
私は体調不安からもっともお手軽な大段ヶ平からのコースを選択、
途中、わざわざ横浜からこのために来られたつむぎさんを姫路駅で拾って、播但道を北上。
和田山から国道9号線を西進して氷ノ山へと向かった。

大段ヶ平に到着すると、同じコースを歩く予定の、丹波のたぬきさん白夜の貴公子さんは、
すでに到着して出発しようとするところだったが、我々の支度を待ってもらって一緒に歩き始めた。
大段ヶ平はすでに標高1000mを越えているのでそこそこ涼しいものの、歩き始めるとやはり暑い。
最初は雑木林の気持ちよいプロムナードから始まるものの、林を抜けると直射日光がきつい。
でも林を抜けたあたりから、キツリフネやオトギリソウ、ツルリンドウにアキチョウジなど、
花が増えてくるので、カメラ片手にお花見モードで暑いなんて言っている場合じゃない。
荷物を早く降ろしたいのでと先行する父たぬきさんを尻目に風に揺れる花と格闘しながら、
超のんびりペースで登っていった。
と、たぬきさんの無線機からすでに山頂で待っているOAPさんの声が聞こえてきた。
我々がこれだけ暑い暑いと言いながら登っているのに、山頂では寒くてふるえているとのことだ。
確かに木陰に入るとクーラーからはき出されたかのような風が吹いており、
歩いているときは心地よいが、山頂でじっとしていると確かに寒いかもしれない。
こりゃかき氷どころじゃないかなぁと思うと、背中に背負っている氷がやけに重く感じた。

山頂はもうすぐだ

神大ヒュッテで小休止、と水場への道標があったので、冷たい水で顔を洗いたくなり、
つむぎさん、貴公子さんと一緒に歩いて5分の水場へと向かうことにした。
道は狭く脇から笹が覆い被さり、先頭を行くつむぎさんはかなり大変そう。
気分的に5分以上ササをかき分けると、ようやく水場に到着。
でも期待に反して小さな沢に水がチョロチョロ流れているのみ。
これじゃあ顔を洗う気にはなれないなぁと言いながら周囲をきょろきょろ見回していると、
タマガワホトトギス発見!こりゃ来た甲斐があったと、念のためにと持っていたデジカメでパシャリ。
とりあえず、流れる水に手をつけて冷たさのみを確認してから引き返した。

神大ヒュッテからはときおり木道が設置された小さな湿原が現れるが、
特に変わった花などは見つけることができず、これまでのツルリンドウやオトギリソウが目立つ程度。
ただ枯れかけのヤマアジサイが多かったので、あと2週間ほど早ければ楽しめたかもしれない。
やがて、後ろから追っかけてきていた、歩く無線機の異名をとるMXFさんが合流し、
三角屋根の避難小屋が目立つ山頂に到着すると、OAP、JMMご夫妻が出迎えてくれた。
このときは雲間から日差しが出ていたので、寒いということはなかったが、
あまりかき氷欲しいと思えるほどの暑さはない。普段ならありがたいことなのだが...

主催者しまださん自転車で登場

しばらく待っていると、氷ノ山越から三文さんご夫妻が到着。
そして三の丸側からしまださんらMTBのメンバーが賑やかに登場したところで、
トイレ兼展望台へ移動。展望台でかき氷をはじめるつもりだったが、思ったより狭く寒いので、
展望台へと通じる道の両側に陣取って、炎天下の中でかき氷大会が始まった。
始まったと言っても、集合時間の12時にはまだまだ早く、メンバーが続々到着。
福定親水公園から佐竹さん、我々と同じ大段ヶ平からMTBを担いでえびちゃんが到着、
すぐにかき氷の輪に加わった。かき氷をひと通り堪能し、OAPさんからワイン、
たぬきさんからは丹波の銘酒「小鼓」が振る舞われて、すっかり宴会状態と化していたときに、
最後に仙谷コースから広島の研さん、ととろさんと住居さんが到着。
残しておいた(というか、残ってた)氷でさっそくかき氷を作って3人を歓迎すると、
ととろさんが抹茶を点てて全員に振る舞ってくれた。
最後に集合写真を撮影して、MTBメンバーは颯爽と下っていった。
と、MXFさんのお知り合いの無線家の方が登場。いきなりコールサインの交換会が始まった。

かき氷とかき氷を堪能する参加者

三の丸コースへ向かうという広島グループのガイドをOAPさんに無理矢理お願いして、
我々は来た道を大段ヶ平へと下山。
途中、小生沼に立ち寄るも入り口までしか入れずがっかりということはあったものの、
わいわいと歓談しながら歩くこと1時間弱で大段ヶ平の駐車場に到着した。


すでに3年目。恒例行事と化した感のある氷ノ山かき氷オフは、総勢19名の大所帯となり、
非常に賑やかな楽しいものとなりました。
気温が思ったより低く、担いでいった多くの氷を山頂に残すことになったのは残念でしたが、
やっぱり真夏の山頂で食べるかき氷は最高!来年もやりましょうね。
この日出会った花たち
クリックでこの日出会った花たちの写真がご覧になれます。

【コースタイム】
大段ヶ平 9:15…神大ヒュッテ 10:20-10:30…氷ノ山 11:05-14:05…大段ヶ平 14:55



なお、この時ご一緒したしまださんはご自身のホームページでこの時のレポートをアップされています。
ぜひ併せてご覧下さい。

しまださんのホームページ「山であそぼっ」

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