Trekking Reports 〜山歩きの記録

2001.09.08(土) たかが高尾、されど高尾【高尾山〜陣馬山縦走】

高尾山山頂での集合写真
京王線高尾山口に到着すると、駅の外はすでに小降り状態。
予報ではどんどん悪くなるはずなので、こりゃ雨中ハイクかなぁと駅売店で傘を購入。
まぁ、高尾だから大丈夫だろうと傘をさしての出発となった。

高尾山域は今回のリーダー宮本さんの庭のようなもの。
たくさんあるコースのどれを選ぶかはすっかりお任せしトコトコとついていくと、
六号路(森と水コース)を進み、琵琶滝に到着した。琵琶滝には琵琶滝不動堂があり、
滝は修行場のようで一人の修行者が滝に打たれていた。

そして、滝を越えたあたりで雨がやんだので、傘を畳んでさらに歩くと、
滝から少し進んだところで、左手の急斜面を登ることになった。
人が通った跡があるので登山道ではあるのだが、やや湿り気を含んだ急斜面は非常に滑りやすく、
周囲の木々や倒木、草などにつかまらないとなかなか進むことができない。
さすがに宮本さんはなれたもので、先頭をひょいひょいと登っていくその後ろを、
「ヒ〜、こんなの高尾じゃな〜い」なんて悲鳴を上げながらついていくと、
やがて、稲荷山コースに合流した。

稲荷山コース辿って高尾山頂へ向かう
稲荷山コースは高尾らしくないというか、普通の登山道で意外と歩き応えがある。
展望台のある稲荷山で休憩したのち、細かいアップダウンを越え、
最後の長い階段を登ると、高尾山頂に到着した。
山頂には多くのベンチやテーブルがあるが、ほとんどが埋まっているので、
さすがに人の多い山だなぁと思っていると、今日は少ないと宮本さん。
ベンチで歓談したり、三角点前で集合写真を撮ったりして時間を過ごした後、
陣馬山へ向けての長い縦走路を歩き始めた。

縦走コースに入ると今までの賑やかさが嘘のように静かになる。
ときおり山岳マラソンの練習中の方とすれ違うが、ハイカーとなるとめっきり見かけない。
そして、一丁平に到着。綺麗なトイレと自動水栓の蛇口はさすが高尾といったところか。
ここは花見の季節にはほんとうに素晴らしいと石原さん。
でも今でも緑のトンネルがなかなか素晴らしいところだった。

一丁平の並木道を歩く
そして、やや急な登りをクリアすると城山に到着。
それまでにコーヒーが飲みたい〜と愚痴っていた私は城山茶屋に飛び込むや否や
「コーヒーください!」
同じようにコーヒーを欲しがっていた石原さんと美味しいコーヒーに舌鼓。
時間もちょうどお昼だったので、食事にしようとお弁当を広げた。

城山からはいったん下って小仏峠へ。
小仏峠にも茶店があり、なぜか信楽焼のたぬきが...
「お、たぬきさん。ご無沙汰してます!」と、とりあえず挨拶して先へ進む。

小仏峠のたぬき
そして、ここから登り返すと景信山に至る。
静かな山道を歩いていると、正面から男性3人組のハイカーがやってきた。
何ごともなくすれ違おうとしたとき、先に向こうが気づいたようで、
先頭の男性の表情がちょっと変わった。もしやと思い先を行く石原さんを
呼び止めようとした時、石原さんも気づかれたようで、狭い登山道でいきなり立ち話となった。
そう、この方たちが我々と反対に陣馬山から高尾山へと縦走中の
MML(Mountain Mailling List)のメンバーの方々で、
先頭の大山さんは私も参加しているHML(Hiking Mailling List)の
メンバーでもあるので名前だけはよく存じ上げている方。

この段階ですでに13時を過ぎ、陣馬山までたどり着けるかどうかかなり怪しかったので、
これから高尾山のビアマウントで宴会をやるMMLの方々に引き返さないかと誘われたが、
我々4人の内2人がアルコール駄目というメンバーだったこともあり丁重にお断りし、
再会を期して別々の方向に別れた。

稜線の小径を陣馬山へ向かう
そしてやや急な坂道を登ると景信山山頂に到着。
ここにも茶屋ととても多くのベンチがあるが、さすがに時間が遅かったので、人はまばら。
ここで地図を広げてこの先の検討をする。
まだ行程の半分も来ていないということなので、陣馬山に4時までに着けるかかなり微妙。
ただ、途中で下山するルートには事欠かないので、とりあえず目途を4時に設定して、
それを過ぎたら断念して下山することに決定。休憩はそこそこに先を急ぐことにした。

景信山からの下りは非常に滑りやすい路面でかなり気を使う。
いろいろと大騒ぎだったが、書かない約束なので自粛。(笑)
ここからはアップダウンがあるが、今回は時間がないので巻き道を使ってどんどん距離を稼ぐ。
ピークを巻きに巻いてどんどん先を急ぎ、堂所山まで巻くとやがて茶屋のある明王峠に到着。

茶屋はちょうど店じまいの最中だったが、無理を言ってスポーツドリンクを購入。
店主のご夫婦とちょっと歓談しながら休憩し、
残り時間からなんとか陣馬までたどり着けそうだと確信し、陣馬への最後の登りにかかった。

途中、前回3月に陣馬山に登ったときに通過した奈良子峠を通過。
前回は冬枯れで木々のあいだから展望が楽しめた稜線はうっそうと茂る木々に覆われ薄暗く、
さすがにイメージはだいぶ異なるが、やはり以前来たところだけに懐かしさがこみ上げる。

陣馬山山頂と白馬の像
やがて栃谷コースとの分岐を過ぎて階段を登ると、白馬の像がある懐かしの陣馬山山頂に到着した。
さすがにこの天気では展望は皆無だが、雨が降っていないだけめっけもの。
ふと富士見茶屋を見ると店番の方がこちらを見ていたので声をかけると、まだ営業中とのこと。
明王峠茶屋が店じまいしていたので諦めていたが、こりゃラッキーとテラスに入ってかき氷を注文。
やや遅れて到着した宮本さん、つむぎさんと4人で、しだいにガスに包まれていく山頂の中、
店番の方を交えわいわいと歓談しながら、イチゴ味のかき氷を食べた。

下山は一ノ尾根を上沢井へと向かう。
山頂直下では多くの花が咲いており、(MMLの大山さん曰く30種類以上)
しばらく撮影モードののち、急な階段を下ると、快適な尾根道に入る。
このあたりからさまざまなキノコが非常に多く、周囲の霧も相まってなかなか幻想的な雰囲気。
途中2度の和田へと向かう分岐を過ぎ、最後の分岐で尾根から外れてちょっと荒れた道を
上沢井へと向かうと村の中にたどり着いた。
やや疲れていたので、かなりの期待を込めてバスの時刻を調べると待ち時間は30分強。
歩いても同じぐらいかなぁということで、車道を歩くこと30分。
JR藤野駅前で買った缶ビールで乾杯した後、到着した立川行きの電車に乗り込み、
車内でもわいわいと話しながら帰路に就いた。



【コースタイム】
高尾ケーブル駅前 9:35…高尾山 11:00-11:25…一丁平 12:00…城山 12:20-12:50…小仏峠 13:05…
景信山 13:45…明王峠 14:55-15:05…陣馬山 15:40-16:00…上沢井 17:20…JR藤野駅 17:50
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