Trekking Reports 〜山歩きの記録

2001.02.10(土) 初の丹沢でバカ尾根の洗礼をうける【塔ノ岳 丹沢山系】

塔ノ岳山頂から富士山と丹沢の山々(118K)
これまで渋滞のせいで、登山口への到着が遅れることが多々あったので、
今回は気合いを入れて早起きし、家を出たのが4:00。
さすがに渋滞はなく首都高がこんなに快適に感じたのは初めてだ。
ただ、日の出前に着きそうだったので、コンビニに寄ったりして時間を調節。
大倉の駐車場に6:30に到着した。

当初は秦野戸川公園の駐車場を利用する予定だったが、
開くのは8:30からということだったので、
仕方なく近所の私営の駐車場を利用することに。
駐車料が200円ほどアップしたが、管理のおばちゃんに雪の具合を聞けたから
よしとしよう。
おばちゃん曰く、2週間前の大雪の時は2mの積雪。
ヘリコプターの出動もあったらしい。
今も、深いところでは膝あたりまで潜るんじゃないかということだった。

さて準備を整え、登山口に向けて町中を歩く。
まだ早いこの時間なのに、ちらほらと登山者が見うけられる。
やはり丹沢の中でも表通りとも言うべきこのコース。
そうとうの混雑を覚悟する必要がありそうだ。

塔ノ岳まで6.4kmとの標識の立つ分岐点。ここが登山口なのだろう。
コンクリートで舗装された細い道が、杉林の中へと続いている。
歩くにつれ道はコンクリートから石畳に変わり、陶芸工房の脇を通るあたりから
登山道の雰囲気が出てくる。ただし、ここまで全く雪を見ることはなかった。

やや斜度を増してきたためか、暑さを感じたのでフリースを脱いで調節。
ただ、それほどの登りではなく、この程度の斜度が続くなら
バカ尾根もたいしたことはないなぁなどと、甘いことを考えながら歩くと、
大原高原山の家への分岐に到着。
どちらを辿っても15分で合流するということだったので、
パノラマ展望台という言葉に惹かれて、大原高原山の家経由の道を選択。
路面に霜柱が現れてきた中を歩いていくと、
木々の間からちらっと富士山が覗いた。
今日は富士見目的ではなかったのだが、まぁそういうものだろう。
山頂での楽しみが増え、自然と足取りも軽やかになる。

大原高原山の家では高原の名水が蛇口から流し続けている。
利用するには20円払うようにとのことだが、水を補給する必要はなかったので、
そのまま通り過ぎる。

先ほど別れた道との合流ポイントに到着。
このあたりから残雪が現れ始めたが、アイゼンをつけるのはまだ早そう。
そして、周囲の木々がスギから松に変わる頃から、
左手側に富士山が望めるようになったが、その意外な近さに驚いた。

この尾根道沿いには山小屋が多い。
朝が早いためかまだ営業はしていないが、見晴茶屋、駒止茶屋、堀山ノ家と過ぎ
たころから積雪量は多くなり、天神尾根分岐でアイゼンを装着した。
ま、積雪量が多いというか、歩くところはよく踏まれていて、
アイスバーン状態といったほうが正しい。
結局靴が潜るということは、ここから山頂までまったくなかった。

堀山ノ家から塔ノ岳の手前のピークである花立山まではかなりの急登。
特に、花立山荘までの階段は、それまでの疲労もあるのでかなり応える。
ようやく到着した、10数人のハイカーで賑わう花立山荘で、
今日初めての休憩を取ることにし、低徘携帯伝言板にメッセージを書き込む。
見ると、朝からいろいろな書き込みがあり、皆さん頑張ってるなぁと思うと、
疲れも不思議と薄れてくる。

さて、もうひと頑張りと立ち上がり、花立山への急登にかかった。
花立山山頂は広々とした雪原。
ただし、周囲の植生の保護のためか登山道にロープが張られている。
ここで、ようやく塔ノ岳山頂を見ることができる。
山頂直下の木々が白く、ここで初めて霧氷が見られるようだ。
一方、富士山の方は雲に隠れていたが、しばらく待つとまた顔を出した。

ここから、ちょっと下って登ると塔ノ岳山頂に到着。
山頂手前で霧氷を見ることができたが、
それほど素晴らしいというレベルではない。
まぁ、今日は気温が高すぎるようなので、見られただけでもめっけものだろう。


霧氷の林から覗く富士山(151K)
塔ノ岳山頂は20人程度のハイカーで賑わっていた。
早起きが祟って、花立山の手前あたりからお腹が鳴りっぱなし。
雪面に顔を出した板(埋もれたベンチかな?)の上に陣取って
食事の準備を始めた。

お湯が沸く間に周囲の写真撮影。
でもどうしても富士山中心の写真になってしまうのは仕方のないところ。
食事はカップのうどん+お寿司。冬はこれが一番。(^^)

当初は塔ノ岳に着いて時間があったら、
丹沢山まで足を延ばそうかと思っていたが、
バカ尾根で思った以上に体力を消耗したことと、
富士山を見ることができ、なんとなく満足しちゃったことで、
下山することにした。
なお、山頂で携帯伝言板にメッセージを書き込もうとしたが、
圏外で繋がらず。市街地に近い山だと思っていたが、
塔ノ岳までくるとやはり山深いようだ。

下山は来た道を戻ることにし、グズグズになった雪やチョコレート状の
泥濘の中を歩くと、下からどんどんハイカーが上がってくる。
100回ぐらい挨拶しただろうか。
これは、山頂が大混雑だろう。だが真冬でこの人出だと春や秋のころは
どのくらいの人出があるんだろうと想像すると、
休日にこのコースを利用するのは避けた方が賢明なようである。

下っている途中で水が無くなったので、大原高原山の家で高原の名水を
20円支払って飲むことにした。
同じ蛇口からでも水道水とはやはり全然違う。(当たり前)
ペットボトルに補給し、道々歩きながら美味い水を堪能した。

今日の山行はラッセル覚悟だったのだが、アイゼンのみでスパッツも使わず。
天気にも恵まれ、かなり快適な冬山登山となった。
バカ尾根も言葉の印象より変化に富んでおり、けっこう楽しめた。
それに、富士山の展望が楽しめたことがこの山行に花を添え、
関東にきて一番の山行になった。
(というか、やっとまともな山歩きができたと言うか)

ただ、標高差1200mはけっこう応えたようで、まだまだ修行が足りんなぁと実感。
けっこう疲れてるけど明日も天気が良さそうだし、どうしようかなぁ。


【コースタイム】
駐車場 6:30-6:45…駒止茶屋 8:05…堀山ノ家 8:35…花立山荘 9:20-9:35…
塔ノ岳山頂 10:10-11:00…大原高原山の家 12:55…駐車場 13:25
Top Page
-----------
Features
-----------
Back Numbers
-----------
Trekking Reports
DateArea
-----------
BBS
-----------
Profile
-----------
Links
-----------







このホームページはInternet Explore5.Xで最適化しています

ご意見、ご感想をお待ちしております。
dame-chan@mail.goo.ne.jp