Trekking Reports 〜山歩きの記録

2001.01.31(水) ラッセル!ラッセル!【万二郎岳 天城連山】

雪に埋もれる道標(登山道にて)
朝起きると天気はもう一つ。
ありゃ、失敗やったかなと思っていると、だんだん晴れてきた。
それから、晴れと曇りを頻繁に繰り返すという慌ただしい天気。
ただ、天城山の方は終始雲に被われているようだ。
あまり早く出かけると、道路の凍結でえらい目に遭いそうなので、
(前日はえらい目に遭いました。(^^ゞ)
意識的にちょっとスタートを遅らせて、移動開始。
(誰かにラッセルをやらせようと言う魂胆も)

伊豆スカイラインの終点「天城高原」からは、完全な凍結路面。
ここで初めてチェーンを装着し、ゴルフ場に向けて出発。
けっこう、ハンドルを取られるが、チェーンを着けているという安心感か、
それほど怖くない。
(実は、前日チェーン無しで箱根を越えていたのでした。怖かった〜。(+_+))

最初に利用するつもりだったハイカー用の駐車場は積雪30cm以上の
大雪原と化していて、車で乗り入れるなんてとんでもない状況。
仕方ないので、ゴルフ場の建物の脇に停めさせてもらい、
登山口を探して、歩き始めた。

登山口は車道を少し戻ったところにあるはずだがないなぁ。
と探すと、車道の除雪後の雪に隠されていた。

登山口からは踏み跡が奥に続いている。
しめしめと思いながら、この踏み跡を着いていく。

しかし、積雪量はかなりのものがある。
もともと、雪から逃げて伊豆半島まで来たはずなのに、なんともはやである。

と、ここでアクシデント。
まだ5分も歩いていないのに、先ほどの踏み跡が折り返している。
そして、その先には誰にも踏まれていないバージンスノーが...
この山は人気の山だと聞いていたのだが、
こんな季節の、それもどか雪の後に行こうという物好きな人間は、
私しかいなかったようだ。

ここでよみがえる日曜日の悪夢。ただ、今日は時間がある。
こうなったら行けるところまで行こうというのは、いつもの選択。
常時膝あたり、ときおり腰まで潜る積雪の中たったひとりでラッセルを開始した。

なだらかな林の中のコースなので、普通は非常に分かりにくいはずだが、
そこは「人気」の山。鉄板でできた青/黄ツートンカラーのトレースが、
常に導いてくれるので、迷う心配はない。
道を塞ぐように雪の重みで傾いている木の雪を払ったり、
急斜面で壺足で登れないところを膝で歩いてクリアしたり、
さらに進めないところはストックを短く持って、足とストックで這うように
進んだり、(ピッケルってこういう風に使うのかな?)
悪戦苦闘しながらラッセルすること3時間。
やっとのことで、天城山縦走路の東の端の山「万二郎岳」に到着した。

今日、天城山を選択したことの一つに富士山がよく見えるだろうというのがあり、
実際、登っている最中に木立の間から、山頂だけ頭を出した富士山が、
ちらちらと見えていたのだが、山頂に着けばゆっくり楽しめるだろうと、
あまりわき目もふらずに登ってきた。

しか〜し。
万二郎岳山頂は雑木林におおわれ展望は全くなし。
まったく、なんのためにここまで苦労してやってきたのやら。
本来なら、ここから縦走コースを使って、万三郎岳まで歩くところなのだが、
今日はさすがに時間切れ。
縦走すれば展望のきくところもあるだろうにねぇ。

それでも諦めきれず、すこしでも見晴らしの良いところを探して、
山頂をうろつくも、雲行きが怪しくなってきたので、
追い立てられるように下山を開始した。

下山は自分の踏み跡をたどれるので、かなりのスピードアップが可能だ。
山頂の方を見ると、すごいスピードでガスに被われていた。
さっさと下りてきて良かったぁと思いながらも、ここまでガスで被われたら
かなわんとスピードを速めた。(結局、このガスも一時的な物だったようだが)

「おつかれさまでした」には笑わされました(登山口にて)
下山にかかった時間は1時間45分。
結局、無雪期なら往復2時間の行程を、5時間かけて歩いたのだった。
ま、スノーハイクとしては快適な部類だったと思うんだけど、
今日はスノーハイクに行ったんじゃなかったんだけどなぁ。

【コースタイム】
天城高原ゴルフ場 10:05…万二郎岳登山口 10:40…万二郎岳山頂 13:05-13:30…
万二郎岳登山口 14:45…天城高原ゴルフ場 15:15
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