Trekking Reports 〜山歩きの記録

2001.01.21(日) 関東最初の山行は箱根見物?【駒ヶ岳 箱根】

駒ヶ岳山頂から360度の展望(99K)
朝、三ツ峠山に向かおうと駐車場に行くと、車が凍りづけになっていた。
とりあえず、フロントガラスの雪を取り除きながら周囲を見ると、
前日からの雪がかなり残り、所々凍結しているようだ。
ま、なんとかなるだろうと、ナビをセットし出発した。

ナビの指示通り、高速のICに着くとなんと閉鎖中。
仕方なく地道を進むが、今度は大渋滞。
そのまましばらく進むと、ガードレールに突き刺さった車が道を塞いでいた。
これで、やっとまともに進むかと思いきや、またも渋滞。
そして、こんどは玉突き事故の車数台が...
10kmの道のりを1時間かけて進んだ後、こりゃだめだとUターンを決意。
いったん、家に戻ることにした。

2時間近くを無駄に過ごした後、車から装備を持ち出し駅に向かった。
当初の目的の三ツ峠山は、遅くなったことと電車での行き方が分からない
ことで、断念。
念のため用意していた第二案、即ち箱根の駒ヶ岳に向かうことにした。

総武線で東京へ、東京から新幹線に乗り換え小田原到着。
その後、箱根登山鉄道−箱根登山ケーブル−箱根ロープウェイと乗り継ぎ、
登山口の大涌谷に到着したときは、すでに12時近い時間になっていた。
そして、ロープウェイの最終を確認すると困ったことに16時だった。
つまり、あと4時間で駒ヶ岳まで行って帰ってこなければ、
帰宅できないという、最悪の事態となってしまうのである。
ちなみに、ガイドブックでは無雪期で4時間40分となっている。
新幹線まで使って来たからには、ここでやめるわけにもいかない。
リミットを2時として、行けるところまで行ってみることにした。

硫黄の臭いでむせ返りそうになりながら、積雪10〜20cmの登山道を登っていく。
さすがに出遅れただけあり、大勢の先行者のおかげで雪はよく踏まれている。
これなら、無雪期とそう変わらないペースで登れそうだ。

大涌谷から神山までは、急登につぐ急登。
しかも道は狭く、雪に隠された木の根や岩に足をぶつけ、傷みで泣きそうになる。
途中で幾人かとすれ違いながら、やっとのことで神山にたどり着くと、
せまい山頂は満員御礼。どうやら団体さんに出会したようだ。
ゆっくりする場所も時間も無いことから早々に立ち去り、
駒ヶ岳に向けて出発した。

途中で中高年の4人組を追い抜き、お中道との出合にくると一人の男性が
食事中だった。話すとどうやら常連さんのよう。
その人に駒ヶ岳からロープウェイを使って下りられないか相談し、
ルートを大涌谷〜駒ヶ岳のピストンから、駒ヶ岳ロープウェイを使っての下山に
変更することにした。これなら、山頂でゆっくり出来そうである。

ここから山頂まではまたもや急登である。
岩場もあったらしいが、雪のせいで何がなにやら。
そして、急登を乗りきると一面の雪原になった。

雪原をラッセルしながら歩いていくと、前方に大きな建物が見えてきた。
どうやら、駒ヶ岳ロープウェイの山上駅のようだ。
しかし、とても静かである。
そして、ロープウェイ駅に向けて歩き始めると、だんだんガスが濃くなってきた。
ふと、駅の建物から視線を逸らすと、一面真っ白で白以外何も見えない。
じっと見ていると、平衡感覚まで狂わされそうである。
慌てて建物に視線を戻したが、あれがホワイトアウトって奴だろうか。

ロープウェイ駅に着くと、係員の方々が雪合戦をやっていた。(^^ゞ
もし、停止中で誰もいなかったら、また大涌谷に戻らなきゃ行けないという
不安から、かなりのペースで登ってきたのだが、
その係員にロープウェイが動いていることを確認し、ホッと一息。
やっと、展望を楽しむ余裕ができた。
とは言っても、ガスがかかって展望は皆無。
さきほどのホワイトアウト状態からは抜け出していたが、
それでも山頂の箱根本宮神社の社が見えるようになったという程度。

かなり遅めの食事をすませ、ロープウェイ駅にザックをデポし、
山頂目指して、まったく踏み跡のない雪原を直登した。

神社の鳥居付近で踏み跡と合流し、神社にたどり着くと
山頂の雪原が一望できる、すばらしい展望台だった。
ガスのせいで、先ほど通過した神山の山頂も見えないというありさまだが、
雪のおかげでそれも忘れるほど。
でも、天候が良ければさぞかしというところだけに、ちょっと残念である。

駒ヶ岳山頂から芦ノ湖を望む(86K)
結局、1時間ちょっとを山頂ですごし、ロープウェイに乗って、
芦ノ湖の畔の箱根園に降り立った。
ロープウェイに乗っている最中、今日初めて富士山の裾野が見えた。

う〜ん、本当はこれが目的だったんだけどなぁ。

さて、あとは帰るだけだと、箱根園バス停に向かうと時刻表に困った張り紙が
貼ってあった。曰く、「ただいま運転を見合わせております」

なんだってぇ!

バスの切符売り場に詰めかけると、観光船に乗って元箱根まで行き、
そこからバスに乗れとのこと。そして、その船はもうすぐ出てしまうらしい。
乗船場所を聞き、ぎりぎりで船に飛び乗って、なぜかクルージングとなった。

「なんで私はここにいるんだろう?」と思いつつ、カップルばかりの船内で、
湖上から先ほど下りてきた駒ヶ岳を眺めて過ごした。

元箱根からはバスに乗り換え、箱根駅伝で有名な道のりを揺られ、
やっとのことで、小田原駅にたどり着いた。
結局、歩いたことより乗り物に乗り続けたことがしんどい一日だった。

【コースタイム】
大涌谷 11:50…神山山頂 12:40…お中道出合 13:15…
駒ヶ岳山頂 13:35-14:50…箱根園 14:55
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