Trekking Reports 〜山歩きの記録

2001.1.14(日) 関西最後の山行で雪にまみれる 【段ヶ峰 兵庫県生野町ほか】

段ヶ峰山頂から360度の展望(180K)
5分遅刻で集合場所である夢前町のたいこ弁当に着くと、すでに全員集合済み。
開口一番「いいお天気ですねぇ」と挨拶すると皆さん苦笑。
たしかに、夢前町は快晴だったが、北の方を見ると、雪雲に煙っている。
「こりゃあ、まちがいなく段ヶ峰は吹雪だなぁ」と、大加茂さん。
さて、どうしようと話し合ったが、これという意見も出ず、
とりあえず、登山口まで行ってみようということで、消極的賛成を得る。

車3台で、登山口のある国民宿舎「生野荘」(休業中)に向かい、国道312号線を北上する。
生野峠に近づくと、途端に空はかき曇り、雪がちらつき始める。
ナビシートの大加茂さんと、段ヶ峰を断念したときの代替案について、
段ヶ峰より南に位置し、吹雪いても比較的安心な千ヶ峰にしようかと話した。

播但有料道路「生野IC」付近で西へ左折すると、すぐにトンネルがあり、
それを抜けると、生野CCの大きな看板。そこから急な登りとなるのだが、
この道はやや積雪があり、セダンの佐竹さんや、ノーマルタイヤの私の車では、
上がれそうもない。
そこで、我々の車は坂下にデポし、えびたさんの車(四駆+スタッドレス)で、
登山口の生野荘まで登っていった。

生野荘の駐車場では雪はパラついているものの風はなく、
吹雪とはほど遠い状態。段ヶ峰から高星山に続く稜線は、
雪雲におおわれ見えないが、達磨が峰はけっこうよく見えている。

驚いたのは生野荘の建物がすっかり撤去されていたこと。
もうあのまま朽ちて行くに任せているのかと思っていたのですが、
新しい建物を建てる目処でも立ったのでしょうかねぇ。(謎)

これなら、少なくともフトウガ峰までは行けるだろうと判断し、
各自思いおもいの準備を整え、まずは達磨が峰への急登に向かった。
(えびたさんはテレマーク、佐竹さんはXCスキー、大加茂さんと私はわかん)

達磨が峰までは急登続き。身体が暖まる前の急登は非常に応える。
例によって先々を進んでいく大加茂さんを引き留めながら、
うっすらと雪が積もった登山道を進んでいく。
すると、驚くべき事にこの辺りから太陽が顔を出し、
高星山などの向かいの山々も綺麗に見えるようになってきた。
こうなると寒さを見込んで着込んできただけに、
むちゃくちゃ暑い! 
天気予報曰く「今年一番の冷え込み」はどこへいったんだ!

達磨が峰に到着したが、積雪量はそれほど増えない。
ここからの下り辺りから積雪量が増えてくるだろうと期待していただけに、
スキー組は、スキーがただの荷物と化すことに対する不安が
首をもたげてきたようだ。
私は慌ててフリースを脱ぎ、ようやく人心地ついた。

ここからフトウガ峰までも変わらす積雪は少なく、踏み跡からは
地面が覗くような状態。
ただ、山頂が近づくにつれ少しずつ積雪は増え、
山頂直前になって、たまらずスキー組はスキーを履いた。
天候は晴れたり曇ったり軽く吹雪いたりと安定しない。
ただ、どちらにしても歩を止めなきゃいけない程ではないので、
順調に距離を稼いでいく。

スキー組に大きく遅れて、フトウガ峰到着。
全員お腹空いたとのことで、ここから下ったところにある、
小川の付近で昼食とした。
雪の中で食べる暖かいうどんはやっぱ最高。
各自思いおもいの食事を取った後、段ヶ峰に向けて、
最後の急登を開始した。

食事をした小川のところから急登を登り切ると、段ヶ峰手前の最後のピーク。
ここから段ヶ峰までは遮る物は何もなく、もし吹雪いていたら
ここで折り返さなきゃいけないところである。
でも、今は小雪がちらつく程度で、風もほとんどない。
スキー組はここから山頂までは快適そうに進んでいく。
一方、われわれ歩き組はまだわかんを付けていないこともあり、
ときどき、足が膝近くまで埋まる雪面に難儀しながら、スキー組を追った。

荒天?のなか登頂した四勇士
段ヶ峰山頂では、さすがに遠望は利かないものの、ゴルフ場から今歩いてきた
稜線上の山々にしまださん命名の西段ヶ峰や奥段ヶ峰。
それに千町ヶ峰の美しい姿が望める。
無線のスイッチを入れると、WeekendMasterさんの声が入ったが、
こちらから発信しても入感無い様子で、繋がることはできなかった。

さて、山頂から千町峠までは今まで以上の積雪が予想されたため、
歩き組はここで初めてわかんを装着。
さっそうと飛び出していく、スキー組を見送った後、
千町峠に向け下山を開始した。

佐竹さんは飛び出した途端、スピードが出過ぎ、
脇のヤブに突っ込んだってのはナイショ。(^^;

この道はたしかに今までで一番雪が多く、わかんを付けていても
幾度となく足が雪に潜った。わかんを付けてなかったら、歩けなかったかも。

わかんの効果がなかったっていう可能性もあるわけですが。(^^ゞ

また、ここでは佐竹さんのビンディングが凍ってしまい、
難渋するというアクシデントも発生した。

植林帯に入ると、積雪量は途端に減少。ここでわかん及びスキーを外し、
滑る急坂を慎重に下り、林道との合流点、千町峠に降り立った。

さて、ここからは長い林道歩きである。
雪で目を楽しませてくれるとはいえ、そこはやはり舗装林道。
雑談したり、壁に着いたつららを取ったりして、気持ちを紛らわしながら歩く。
「早く着いたら車で迎えに来る」とえびたさんが言い残し、
スキー組は颯爽と先に進んでいった。

どんどんペースの上がる大加茂さんに着いていくと、
もっと先に行っていると思っていたスキー組のお二人が見えてきた。
どうやら少ない雪に難儀しているようだ。
そうこうする内にスキーを外している最中のスキー組に追いついた。

ここから、生野荘まで延々と林道が続き、凍結ヶ所でズッコケたり、
ハンターを横目で見たりしながら、長いながい道のりを歩いた。
空は快晴になっていた。

【コースタイム】
生野荘 9:20…達磨が峰 10:10…フトウガ峰 11:40…
小川のある鞍部 11:50-12:20…段ヶ峰 13:15-13:50…
千町峠 14:50…生野荘 16:40
Top Page
-----------
Features
-----------
Back Numbers
-----------
Trekking Reports
DateArea
-----------
BBS
-----------
Profile
-----------
Links
-----------







このホームページはInternet Explore5.Xで最適化しています

ご意見、ご感想をお待ちしております。
dame-chan@mail.goo.ne.jp