第105皿 「でいいや」はやめてくれ。麻布十番『あべちゃん』
そのうち羽根が生えてくる、の焼鳥シリーズでありますが、前からすごーく気になっているセリフがあって、それをこの店で聞いてしまったので、そっちをタイトルに書いてしまいます。それは「・・でいいや」ってヤツ。とんかつ屋に行って「かつ定でいいや」。中華に行って「フカひれラーメンでいいや」・・。なんで、そういう言い方するの?それを食べたいなら「・・がいいや」でしょ。語弊を恐れずに言えばですね、仕事で疲れて帰ってきたオカミさんに作っていただくゴハンについて「お茶漬でいいや」なら話の筋は通る(オカミさんの反応は別にして)。でも、それが売物の店に行って、「・・でいいや」っていうと、店の人はがっかりしちゃうと思うんだよね。ガマンしてウチの名物食べてくれるんだったら、来てくれなくていいですよ、って言いたくなるでしょ。でもほんとに問題なのは、そういうガマンの気分なんか、客のほうには微塵もなくて、単に癖で言ってるだけなんだよね。いつもいい加減な選択しかしてないうちに癖になっちゃったんだ。さて、このあべちゃん、麻布十番の豪気な焼鳥としてツトに有名、炭火のそばに置かれたタレの壷が長年のタレエキス付着で凄い形に造形されているのを見ると、連れて行った外人なんか喜んじゃうんだけど・・・。いたのだよ、ここで、「焼鳥とつくねでいいや」って言ったヤツが。思わず「表へ出ろ」って言いたくなっちゃったんだけど、店のヒトは「ハイハイ」ってな感じでてきぱきこなすので、余人がどうこういうことではない。でもこのセリフって、相手に気を遣っているつもりでも全然そうじゃないことを知るべきなんだと思う。自分の選択に責任を持たないか自信がないか、というニオイがするのですよ。さて怒りはコレくらいにして、相変わらず、おいしかったです。鴨つくねと、皮とネギ間と、煮込み。ここの煮込みは、やや甘めで味としては大阪の土手焼きに近いですが、4点セットで大満足。きょうはここ一軒でいいや(これは許せる)。
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B |
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| 煮込みですー。 |
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こちら鴨つくね。
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| 手前が皮(塩)、奥がネギ間(塩) |
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● 行き方:麻布十番商店街を一の橋方向から入って100メートル左側
● 営業時間:平日15:00〜22:00(LO)土・祝14:30〜20:00(LO)日休
● 電話03−3452−2766
● 予算:煮込みは500円。焼鳥は一本150円〜。つくねは2本420円。
● 独断の星:週に3回行ったことがかつてあります。★★
近くにキレイ好きなヒトのために別館もオープン。
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