訳したもの、書いたものなど:1989〜1994年

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中央アジア映画祭 パンフレット表紙

中央アジア映画祭 (パンフレット)
国際交流基金、1994年

 ソ連から独立した中央アジア諸国の新しい映画を紹介した映画祭。現地取材をしてこいと言われ、内戦中のタジキスタンを除く4カ国(カザフスタン、キルギスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン)を3週間かけてまわり、映画事情を見聞した。その報告「映画をめぐるため息と息吹と―中央アジアにおける映画製作の現在、過去、そして未来」と「日本で上映された中央アジアで作られた映画作品」のリストが、パンフレットに収録されている。

『エイゼンシュテイン全集』第9巻表紙

『エイゼンシュテイン全集』第9巻 (共訳)
セルゲイ・エイゼンシュテイン著、エイゼンシュテイン全集刊行委員会編訳、キネマ旬報社、1993年

 映画『戦艦ポチョムキン』や『イワン雷帝』などで知られるソ連のエイゼンシュテイン監督は、記号論の先駆的な論考を含む芸術論を展開したことでも知られている。その理論を実際の作品に即して展開した「探偵物について」、「チャーリー・ザ・キッド」(チャップリン論)の拙訳が収録されている。なお、この巻全体の翻訳監修および注作成にも協力した。

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『シネマティズム』第1号表紙

『シネマティズム』第1号 (共訳、編集、デザイン)
エイゼンシュテイン・シネクラブ(日本)、1993年

 エイゼンシュテイン・シネクラブ(日本)の機関誌。特集「ドキュメントにみるソビエト映画史:1896―1937」は、当時の映画人の書いた文章を中心に編集された貴重な資料となっている。これは、シネクラブの企画による「モスクワ映画史セミナーツアー」のため、モスクワ映画博物館から提供された資料の翻訳である。この大部分の翻訳および解説執筆、編集を担当した。

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『在ソ朝鮮人のペレストロイカ』表紙

『在ソ朝鮮人のペレストロイカ―朝鮮語新聞『レーニン・キチ』を解読』 (共訳)
現代語学塾『レーニン・キチ』を読む会編訳、凱風社、1991年

 『レーニン・キチ(レーニンの旗)』は、第二次世界大戦中、沿海州から中央アジアに強制移住させられた朝鮮人が発行していた朝鮮語新聞。当時、「ペレストロイカ」とともに自らの歴史の空白を埋めはじめた朝鮮人たちの動きが、紙面にも反映していた。そうした記事を選んで翻訳した。初めて翻訳者として関わった本で、ロシア語ページの記事の翻訳とともに、全体の訳文を調整した。書名の「解読」というあたりに、関係者の苦労がにじんでいる。

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『文化のモザイック』表紙

『文化のモザイック』 (編集)
東京大学教養学部由良ゼミ準備委員会編、緑書房、1989年

 故由良君美先生(1990年8月逝去)の還暦記念論文集。当時のゼミ生として、編集に参加した。宿題として書かされた雑文が入っているのが、当時も今も恥ずかしい。由良先生からは、今に至るまで有形無形の影響を受けていると思う。

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