5Tube Superehterodyne Radio Set
Front
5本のST管という真空管を使用した戦後(50数年前)のラジオ.AFN(旧FEN)を主に楽しんでいる。しっかりした低音と高域がバランスよくなかなかご機嫌,長時間聞いても疲れない.




Test Receiving
NHKラジオ第2 放送終了ID
曲名:『ラジオの開始・終了音楽』
作曲:熊田為宏
演奏:三石精一
楽器:チェレスタ
   
Behind the Radioset
この当時のラジオとしては保存状態がよい.
Knob
ツマミをクラシックなものに変更.アキバの千石で購入.
Dial
ガラスを磨き、さらに固定をやり直した.
From bihind Radioset close-up
暖かさが伝わりますか?最終段の42は触ったら火傷!注意!6Z-DH3Aには、珍しい2分割のシールドケース(内側も黒く塗ってあるのがミソ)を使用しています
ST tube
6W-C5、6D6、6Z-DH3A、42、12Fすべて「ナショナル」.くびれた形状からS、また下部がテーパ状に絞りこまれていることから合わせてST型呼ぶ。これが日本では代表的だったST管です。
Layout
合理的なレイアウト
Layout2
周波数を示す針が溝を左右に移動する。針を移動させる白い糸をダイヤルコードと言う
Close-up RF & 1stIF stage
いかにも受信「機」、この容貌は「機械」受信「器」ではない。

機:回転機構部の有るもの
受信機(ダイヤル)、送信機(昔は発電機)、電話機(磁石式発電機、ダイヤル)

器:回転機構部の無いもの
受令器(決まった周波数を受信するためダイヤル機構部がない)
Dial
ダイヤル機構、糸掛けはかなり難しい.古い書物を読んで研究した.
Wiring
配線は性能を左右し製作者のセンスを映す.ヒーターの配線は完璧だが、スピーカー用ソケットへの引き回しが今一.
Power Transformer
真空管ラジオ用のトランス
SEL菅野電機研究所 SUGANO ELECTRIC LABORATORY CO., LTD. ラジオ、ステレオ用パワートランスSD-55F
Regulation circuit
耐熱に優れたセメント抵抗へ変更した5W 3kΩ.
Detect circuit
容量抜けしたペーパーコンデンサは新しいコンデンサに交換
Local Oscilater
国際ラジオで購入したOKI100p(マイカ)と松下0.1μF(ペーパー)コンデンサいずれも年代物.マイナスネジのある部品がパッディングコンデンサ
 ダイヤル 表示板 キロサイクル 
5球スーパー 
抵抗 コンデンサ 部品表
 6WC5,6D6,6ZDH3A,6ZP1,12F
R C 部品表
R1 20k 1/2 OSC G1 6WC5
R2 300 1/2 IF K 6D6
R3 15k 3 IF MX G2 6D6
R4 1M 1/2 AGC AGC
R5 50k 1/2 DET 6Z-DH3A
R6 5M 1/2 AF G1 6Z-DH3A
R7 250k 1/2 AFP 6Z-DH3A
R8 50k 1/2 6Z-DH3A
R9 500k 1/2 OUT G1 6Z-P1
R10 750 1 OUT G1 セメント 6Z-P1
R11 3k 3 F セメント 12F
           
C1 100p 50 OSC G1 マイカ 6WC5
C2 0.1 50 AGC オイル フィルム AGC
C3 0.1 50      
C4 0.1 50 IF K オイル フィルム 6D6
C5 0.1 400 IF G2 オイル フィルム 6D6
C6 100p 50 DET マイカ 6Z-DH3A
C7 100p 50 DET マイカ 6Z-DH3A
C8 100p 400 AF P マイカ 6Z-DH3A
C9 0.01 50 AF G1 オイル フィルム 6Z-DH3A
C10 0.01 400 OUT G1 オイル フィルム 6Z-P1
C11 0.1 400 OUT G1 オイル フィルム 6Z-P1
C12 47 25 OUT K オイル フィルム 6Z-P1
C13 0.02 400 OUT P オイル フィルム 6Z-P1
C14 22 450 F1 ブロック 12F
C15 22 450 F2 ブロック 12F
5球スーパーラジオ