2011.01.01 sat.
大蟻食と一緒に長岡へ。大蟻食のおかあさんに挨拶をする。
2011.01.02 sun.
午後、大蟻食と東京に戻る。
2011.01.03 mon.
ごろごろしながら『Fallout New Vegas』を少し進める。モンスターが硬くて速くて、しかもご家族連れで襲ってくるのでけっこう怖い。
2011.01.04 tue.
『上海租界興亡史』(ロバート・ビッカーズ著、本野英一訳、昭和堂)を読み終える。上海の公共租界で警官をしていた英国人リチャード・モーリス・ティンクラー(1898-1939)の生涯を中心に、いわゆる大英帝国の各地へ本国から出かけていって、そこで下働きをしていた英国人下層移民の社会に光をあてようという試みで、当事者の動機づけ、現地でのカルチャーショック、移民の社会構成などについて豊富な言及があり、それなりに興味深い内容ではあるものの、著者の目論見は歴史的な視点を保持することよりも歴史的な状況に感情移入することにあったようで、文献としては二流以下の仕上がりになっている。このオナニー野郎、というのが正直な感想である。とはいえ印象の悪さのおそらく半分以上はほとんど日本語の体をなしていない(そしてその割には自信満々な)訳文にあるので、多少の保留は必要かもしれない。
2011.01.08 sat.
午後、大蟻食と一緒にわたしの実家へ。
2011.01.09 sun.
大蟻食と一緒に二子玉川へ。久しぶりで、様子が変わっているのにちょっと驚く。
2011.01.10 mon.
夜、大蟻食と一緒にLe Bouillonへ。ジビエ各種を使ったテリーヌ、鴨のコンソメスープ、筑波産のイノシシのローストなどをいただく。帰宅して『Fallout New Vegas』の続き。ようやくニューベガスに到達する。あいかわらずモンスターのたぐいが出現するものの、やっていることはバナナ共和国を舞台にしたギャングもの、という感じに近い。
2011.01.15 sat.
両親と香琳(姪、小学校3年)と香琳のパパとママが奥沢へやってきたので、みんなで一緒にLe Bouillonへ。野菜とイカのフリカッセ、京ニンジンのポタージュ、牛ほほ肉の赤ワイン煮、イチゴなどをいただく。食事のあと、みんなでCUPIDOへいってパンを買う。大蟻食とわたしはそれから六本木へ。 『ソーシャル・ネットワーク』 を見る。ゲームばかりしているので今年の映画はこれが初めて。なかなかに傑作であった。一緒に見たみなさんとトルコ料理のアナトリアへ。飲んで食べておしゃべりをする。
2011.01.16 sun.
ごろごろしながら『Fallout New Vegas』の続き。
2011.01.22 sat.
昼過ぎ、大蟻食と一緒に明治大学へ。大蟻食の最後の講義。終了後、参加したみなさんと一緒に宴会。飲んで食べておしゃべりをする。
2011.01.23 sun.
ごろごろしながら『Fallout New Vegas』の続き。クエストの数が多いのはたいへんなものであろう。いろんなひとが現われて、水道の出が悪くなったから調べてくれ、とか、借金を踏み倒したやつがいるから取り返してくれ、とか、補給部隊が行方不明になったから調べてくれ、とか、大事なテディベアがなくなったから探してくれ、とか、実に気軽に仕事を頼んでくるので、自分でなんとかしろよと言いたくなる。これまではおもに新カリフォルニア共和国軍(NCR)の使い走りのようなことをやっていたが、ここでNCRとは鋭く対立している某軍団の拠点を訪れ、頭目のシーザーに謁見する。傲慢な上にろくに報酬を払わないという点ではどちらもあまり変わりがないが、傲慢さではNCRのほうがまだ控え目だし、人間味が見えることもあったりするので、まだしもつきあいやすい、ということで戻ってきてからもNCRの子分のようなことを続けていたら某軍団の兵士数人を殺害するはめになり、あきらかな正当防衛であったにもかかわらず、そういう言い訳は通用しない世界なので、しばらくしたらローマ風の軍団旗を恥ずかしげもなくひるがえして暗殺者の一団が現われた。いちおうは撃退したものの、これはひとりでうろうろしていると危ないということで、助っ人を招集するために助っ人をため込んでいるホテルのスイートへ戻ったら、狙撃兵のブーンとゼロ距離娘のベロニカが同じベッドに横たわって眠っているところを発見した。その状態でブーンに話しかけるといったん起き上りはするものの、すぐにまた横たわってしまう、というのは仕様なのか、バグなのか。
2011.01.29 sat.
午後、大蟻食と一緒に六本木へ。 『RED』 を見る。一緒に見たみなさんと「ぶどう酒食堂さくら」へ。飲んで食べておしゃべりをする。
2011.01.30 sun.
例によってごろごろしながら『Fallout New Vegas』の続き。

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