タイタンの逆襲
- Aloysius' Rating:  6/10
2012年 アメリカ/スペイン 99分
監督:ジョナサン・リーベスマン
出演:サム・ワーシントン、リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズ、ダニー・ヒューストン、エドガー・ラミレス、ロザムンド・パイク、ビル・ナイ


『タイタンの戦い』 から10年後、ペルセウスが息子とともに漁師をして暮らしていると、そこへゼウスが現われてタルタロスにほころびができてクロノスの復活が近づいていることを告げ、神の子としてゼウスの戦いに加わるように求めるが、ペルセウスは息子との生活を選び、ポセイドン、アレスを率いてタルタロスへ下ったゼウスはそこでハデスに協力を求めるが、ハデスはすでにクロノスに与していて、しかもアレスもまたゼウスを裏切っていたので、ゼウスはタルタロスで囚われの身となり、地上に戻ったポセイドンがゼウスの危機をペルセウスに告げ、ペルセウスはポセイドンの言葉にしたがってペルセウスと同様に半神であるポセイドンの息子アゲノールを探し出し、女王アンドロメダとともにヘパイストスを訪ねて助力を求め、ヘパイストスの案内でタルタロスの入り口にたどり着くと迷宮を突破してタルタロスに下り、ゼウスを救い出して地上に戻るが、ゼウスを追って復活したクロノスが地上に現われ、クロノスを倒すためにはアレスに奪われたゼウスの武器が必要だということで、ペルセウスはアレスと対決し、アレスを倒して武器を奪い、ペガサスにまたがるとクロノス目指して突進する。 神々をかたづけることを屁とも思っていない、言うならば不敬な内容がやはりどうしても気になるし、最後のクロノス大爆発には実を言うと唖然としたが、とりあえずテンポは速いし、キュプロクスの一族はなかなか楽しいし、ヘパイストスはビル・ナイだし、噴火のイメージをまとったクロノスの造形は見ごたえがある、ということで、同じ監督の作品だとすれば 『世界侵略:ロサンゼルス決戦』 よりもだいぶよいのではないかと思う。

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