くもりときどきミートボール
- Aloysius' Rating:  6/10
2009年 アメリカ 90分
監督:フィル・ロード、クリストファー・ミラー
出演:ビル・ヘイダー、アンナ・ファリス、ブルース・キャンベル、ミスター・T、ジェームズ・カーン


大西洋上にあってサーディンしか産業のない島でサーディン産業が崩壊し、島民たちが売れなくなったサーディンを一生懸命食べていたころ、失敗ばかりを繰り返している島の発明家フリント・ロックウッドは水を食品に変える機械を発明し、さっそく動かしてみたところ、機械は七色の煙を吐いて飛び立って空の彼方へ消えてしまう。フリント・ロックウッドは失望するが、間もなく空からチーズバーガーが降り注ぎ、島民たちはこれをサーディンよりも千倍うまいと感嘆して頬張り、一躍ヒーローとなったフリント・ロックウッドは島民たちの注文を受けて遠隔操作で機械を動かし、すると空から様々な食品(おもにジャンクフード)が降り注ぐので、これを島興しに利用しようと考えた市長はいかにも健康に悪そうなテーマパークのようなものを作り上げるが、上空では機械が妙なことになって降ってくる食品が次第に巨大化し、ついにスパゲッティの竜巻が起こり、降り注ぐ巨大食品によって北半球は四時間で壊滅すると予告され、フリント・ロックウッドは世界を救うために空飛ぶ自動車で上空を目指す。全体からするとややプリミティブな印象を受けたが、食品(おもにジャンクフード)の質感と災害の描写は非常によく出来ている。クライマックスは機械を守るためにスーパーフードとなった食品との戦いがメインになり、空飛ぶ自動車にグレムリンのように襲いかかるグミグマがなかなか愛らしい。むやみと食べてやたらと巨大化する悪い市長がブルース・キャンベルであった。

IMDb IMDb で  を検索します。
* Search provided by The Internet Movie Database.