悪魔の改造人間
- Aloysius' Rating: 4/10
アメリカ・カナダ 1986年 93分
監督:ジャン=クロード・ロード
出演:デヴィッド・マッキルラース、パム・グリア


カール・レーマンは妻のローレンとともに幸福な暮らしを送っていたが、ある日、勤め先の研究所で爆発に巻き込まれて死んでしまう。ところがこの爆発は研究所の所長アレックス・ホワイトの陰謀によるもので、カール・レーマンの死体はホワイトの恐るべき実験に使われることになる。研究所で開発中の火星用の宇宙服に死体を入れて、脳に電極をつないで人間を生き返らせようというのがその実験の主旨であったが、そのためになぜ同僚の科学者を殺す必要があったのか、いや、たまたま同僚の科学者を殺したからその実験をする気になったのか、どちらが先だったのかがよくわからないのが難であろう。よくわからないけれど、悪役科学者ホワイトはこの実験を革命的だと確信しているようなので、そのつもりでこちらも見ているわけである。
で、いいかげんな手術がなぜか成功してカール・レーマンは意識を取り戻し、自分の変わり果てた姿に驚愕すると研究所から逃げ出してしまう。追っ手をかけて家を見張っていると、案の定、木陰から妻に話しかけたりしているので、生け捕りにすることにしてハンターを送り込む。察するにこのホワイトという男はしょっちゅう実験に失敗して、化け物やらに逃げられて、そのたびにハンターを雇って始末させているのであろう。こういう仕事ぶりでも商売になって立派な研究所が建つんだったらこっちも一つあやかりたいなどと思いながら見ていると、早速、ハンターが子分を引き連れて下水道に改造人間レーマンを追い詰める。とはいえ、無敵の火星用宇宙服を着ているので普通の武器は役に立たない、というような理由から、ごたいそうな水鉄砲で酸をかけるのである。かけると接合部が溶けてきて、顔面を覆っていたマスクも取れるようになって、下から半分骸骨と化した恐ろしい顔が現われるというようなことになる。ハンターとその一味は返り討ちにされ、新たな罠を仕掛けて今度は生け捕りに成功するけれど、よくよく運に見放されているのか、また逃げられてしまう。一人生き残ったハンターは改造人間の妻ローレンを人質に取ってホワイトとともに研究所へ立てこもり、改造人間レーマンは妻を救おうと単身そこへ乗り込んでいくのであった。
改造人間のスーツはスタン・ウィンストンが担当しているけれど、迫力のない映画なのでスーツも格別見栄えがしない。ちなみにハンター役はパム・グリアであった。

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