千と千尋の神隠しのお気に入り関連本


「千と千尋の神隠し」が紹介された雑誌
「千と千尋の神隠し」が紹介された雑誌はたくさんたくさんありますが、
ここでは、『現在では手に入りにくいもの』『私自身が「こりゃあ、他とはひと味違って
面白いなあと思った記事』を載せていた雑誌を2種類紹介させていただきます。
スキャン画像は色修正ナシです。文章を読みやすいよう、シャープをかけて
ありますので、画像そのものは少々荒れ気味です。ご了承ください。
著作権等の問題と画像があまりにも重くて多いのとで早いうちにデータ削除
するかもです(^^;)すみません。

週刊少年マガジン2001年7月25日発行-32号
少年誌だけあって、ハクに全然注目していないあたりが少年向けの紹介らしくて面白いです。
カオナシ贔屓です「男ならカオナシに刮目せよ!!」とか「ハクと千尋とカオナシの三角関係」と
ストレートに著すあたりもいい。「不思議の町MAP」のでたらめさもグッドです。あまりにも違いすぎます。
正しい地図はロマンアルバムを見ましょう。
このマガジンの記事はカラー数ページ、あとは2色印刷ですが妙な豪華さを感じます。
映画の紹介については他の雑誌と大差ありませんが、ジブリスタッフのミニエピソード集など
他では見られない企画が面白い。コミックボックス別冊の「千尋の大冒険」とは違う
ミニエピソード集なのでぜひ見てみて下さい。
しかし、マガジンさん!「あの日の川へ」の紹介の部分、間違いがあるよ〜!なんちゅういいところを
間違っておるんじゃ〜!ということで、正しくは「おまけ」で御確認下さいませ。
そして、この記事を提供してくださったIさん、いつもありがとうございます〜。大感謝です!!

マガジン画像はどれも重いです。
 表紙 1P 2P 3P 4P 5P 6P 7P 8P 9P 10P おまけ

DVDビデオぴあ 2001年9月(8/21-9/20)号
この雑誌では面白い記事が載っておりました。宮崎駿ロングインタビューです。
宮崎監督ご自身がハクについて語るというとてもめずらしいものです。私にとっては結構
意外で楽しいお言葉だったので、こちらで紹介させていただきました。他にも鈴木敏夫さんのイン
タビューもあり、なかなか興味深いものです。掲載されているイメージボードについては
ジ・アートオブでもお馴染みのものですね。また、ジブリ美術館についての記事もありましたが
これは他でも随分と紹介されておりますので、省略させていただきました。

DVDビデオぴあ画像はどれも重いです。
 1P 2P 3P 4P 5P 6P 7P 8P 9P 


スタジオジブリ絵コンテ全集13「千と千尋の神隠し」
徳間書店 A45版 本文648P 2800円(税抜)

もうこの本については冷静に語っていられません。多少訳がわからなくてもお許し下さい(笑)

やっほう!あのシーン、絵コンテでは削除されていなかったよう〜!!(絶叫)
P484〜485(Dパートカット番号1042〜1045)。釜爺のセリフが映画では大幅に変更されていますね。
映画では釜爺の台詞で、ハクがあちらの世界に迷い込んでから湯婆婆の弟子になりだんだんと彼は変わって
しまったという説明がされていましたが、
絵コンテではこうなっております↓。

(ハクに薬を飲ませて寝せたところから…)
釜爺「でもなああ、さすがはハクだ、命令で仕方なく盗んだんだろうが、湯婆婆にハンコを渡さなかったんだからな。
そのハンコがあれば湯屋の労働規約を変えられるんだ。そしたらここで働いているオレ達はみんな魔女のドレイにされちまう。」
千尋「私、もうドレイかと思ってた」(←ある意味爆弾発言ですな)
釜爺「フン、オレ達はれっきとした労働者だ。自分で決めてここで働いているんだよ。風呂屋にいるのも、
出て行くのも自由さ。本当の名前は魔女には秘密にしてるからな」
千尋「釜爺さん、私、これ湯婆婆のお姉さんに返してくる」…と続くわけです。

おお!また新たな事実が発覚!釜爺、湯婆婆との契約書にウソの名前書いてたんかい!
やるな釜爺!もしかしたら湯屋のみんなも同じように本当の名前を隠しているのかもしれないねえ。
じゃあ、ウソをつかず正式に契約した千尋ってバカじゃ…(汗)
ハクも「契約書には本当の名前を書いてはいけないよ。できるだけ本当っぽくウソの名前を書くんだ。」
とか最初に教えてやりゃあいいのに〜。
あ、でも千尋が契約書に書いていた名前は間違っていましたね。
あれでは正式に契約していることにはならないのでは…?
もしかしたらあれは最初から無効だったとか?(ああ、また新たな疑問が〜)

うおお、楽しいです絵コンテ!この変更された台詞、謎がちょっとでも解けたというのも嬉しいのですが、
やはりハクの従業員に対する優しさが感じられるのが一番嬉しい。みんなの前ではあんなに偉そうな口をきき、
自分の脱いだ草履すら部下にひろわせ、恐ろしい言葉を冷たく笑いながら言い放つ(書いてて恐くなってきた…)
のに心の中では皆のことを大事に思っていたんですよ!ああ、ハク!さすがはハク!
あんたは立派な中間管理職だよ…。12才の姿でこんなに揉まれているとは、なんて不憫な…(オヨヨン…)
…そしてなんという男っぷり!

宮崎監督の絵はやっぱり味わい深くて好きです。そして計算されつくしたこの画面、
キヤラの心の動き、胸が熱くなります。税抜2800円…ちょっと買うのを迷う金額かもしれませんが
千尋の世界にハマってしまった方なら、少しくらい欲しいものを我慢してでも買って損はない1册です。
やっぱり千尋がかわいいですねえ。ハクは想像していた以上に映画に近い顔をしていました。
イメージボードではほとんど彼は描かれず、描かれていてもまだキャラがかたまっていないのでは…?
という感じでしたので。宮崎監督の描かれたハクは、私が見たところ、映画よりも少年らしい印象です。
何と言うんでしょう…映画のような透明感ある感じより、すごく男の子らしい感じがして表情が豊か!
なんかどきどきしちゃいます。

さらっと目を通しただけですが、気になったカットをあげてみますね。
P220カット477のハク、「ゾっとするほど冷ややかな目を向け」とありますが、
冷ややかってより何か恨んでるような目です(笑)
そしてP222カット484のハク、映画よりもあからさまな笑みが恐いです。
P244、カット534〜のハク、映画よりキリっとしててかっこいいです。
P466、カット1003〜竜ハク、千尋を思いっきり威嚇しています。本当に痛くて触られたくないらしい。
P479、カット1033、千尋の顔がかわいい〜!
P483、カット1040、緑色の薬を飲まされるハク。映画では透明でしたよね。
P550、カット1176、2コマめの目だけのハク…綺麗ですねえ(うっとり)
P550、カット1178、ハクの起きる仕種、ここまで計算されていようとは。布団から出つつ上体を起こしています。映画では何とも思わんかった。そのあとちょっとうつむきますね。あれは「まだ痛むのかしら?」と思っていたんですがどうやら「めまい」らしい。そして映画では一瞬うつむいただけだったような気がしますがコンテでは額を手で押さえています。
P555、カット1193、「一寸間があってセリフ---覚悟も定まっている」←うおお、かっこいいぞハク!
P557、カット1200、湯婆婆を見据えるハク!ああ、ハク〜!ハク〜!(絶叫)
P591、カット1287、竜ハクの鼻面にしがみつく千尋。ハクの目がすごく優しい〜愛しい者を見る目です(涙)
P603〜604、でこちんを合わせる二人。この場面の絵コンテ、割と粗いですね。ハクの口元がキリっとしまっててかっこよいです。
P616、カット1357、「湯婆婆も最後はチラっと目を向けたりして」と書いてあります〜。ああ、湯婆婆、千尋の事なんだかんだと気に入ってたかもしれないなあ「たいした度胸だよあの娘」とか思っていそうです(^^)また千尋があっちに遊びに行けるようなことがあれば文句を言いながらも迎えてくれそうですね。(どうかな〜?)
P616、欠カット、この千尋とハクすごく好きなのに。千尋は可愛く、ハクのキリっとした横顔がいいです。
ハクは千尋をはやくあちらの世界へ返すよう速く走る魔法を使っていたようですね(映画ではカットでしたが)
P618、1363〜、ハクさわやか!千尋は胸がキュッとしています。
別れの場面、映画ではセリフが1つ加えられていますね。
「元の世界に私も戻るよ」
「またどこかで会える?」
「ウン、きっと」
「きっとよ」
「さあ、行きな振り向かないで」
映画ではハクが「さあ、行きな」の前にもう一度「きっと」を繰り返し言っています。
千尋を安心させるために言ったのかもしれません。でも、ハクはまた会えるのだと信じているんですよきっと。
この場面、ハクはきっちりと気持ちがかたまった感じですが、千尋の気持ちは中途半端なままでこちらの世界に
帰されてしまったような気がします。あそこでしっかりと別れを惜しまなかったのはなぜでしょう?千尋を早く
元の世界へ帰したいという気持ちもあるのでしょうが、自分の気持ちがしっかり定まったからこれで終わりでは
ないんだ!と思ったからかもしれません。でもやっぱり最後の手だけは複雑で素直な彼の気持ちを現していますね。
現実はこの先どうなるかわからないんですから。千尋が言った「どこかで会える?」がなぜ「元の世界で会える?」
じゃなかったんでしょう。「どこか」とは元の世界も不思議の世界も全部あり得るということですね。
千尋はまた不思議の世界へ行けるのでしょうか。私はなんだか行けるような気がしてしまいます。
どんな力が働いて千尋が神隠しにあったのかはわかりません。開かないはずの不思議の扉を開く力が彼女には
あったのかもしれませんし、ハクが無意識のうちに千尋に助けを求めていたのかもしれません。どんな力が働いたにせよ、
彼等がお互いを命をはって守り抜いたこと、乗り越えてきたものはまた何かの不思議へと作用してくれるんじゃ
ないでしょうか。え?強引な解釈ですって?いいんです。ファンタジーですから(笑)

ああ、見るたびに新たな発見の数々!なんという濃い一冊!
宮崎監督万歳!もう映画以上の感動!買うべし!見るべし!
くり返しくり返し見るべし!って感じに熱くなりますよ。


THE ART OF Spirited Away(千と千尋の神隠し)
徳間書店 スタジオジブリ責任編集 A4版 本文240P 2900円

ジ・アートオブは毎回豪華でうっとりです。ストーリーを追うよりも画面の美しさを
改めて味わう本ですね。では、私のかたよった本の感想をどうぞ(笑)
宮崎監督の絵が好きなので、その感想が多いですね。本をお持ちの方は本を
読みながら一緒に味わっていただけると嬉しいです。

●宮崎駿イメージボード集
映画を作る前の段階で描かれたイメージ画ですね。花束を持って
横になる千尋の絵は映画公開のかなり前から公開されていましたが
この絵を初めて観たときに、まさかああいう物語になるとは予想も
つかなかったです(笑)どれもさらっと描かれた水彩の塗りに味が
あって大好きです。私が好きな絵は湯婆婆や湯バード、坊に囲まれて
うへ〜って表情をした千尋の顔。これだけグロテスクなものに囲まれたら
うへ〜っとなるだろうなあ(笑)
銭婆の最初の設定も興味深いです。湯婆婆とちがって背が高くすらっと
しているんですよね。おまけに魔力も金力も湯婆婆より上なんだとか。
湯婆婆はコンプレックスばりばりで…本編では時間の問題などで
キャラデザは全く同じにしたようですが、この二人でも観てみたかった
気がします。
ハクはイメージボードにはほとんど描かれていませんんえ。たったの
2枚。湯屋の蛙男たちと描かれたハクは映画よりもちょっとぽってり
とした感じで(服も)髪も少しナチュラルな感じ。意志の強そうな
表情が少年らしくてかわいいです。
蛙男達の絵の中で舌をびろーんと出した奴がいて「昔のクセがぬけない」
と描いてあるのがおかしかったです。時間があればこういうのも観たかったなあ。
湯女やナメクジ女のお姉さま方はみなさん大顔で、良く言えばゴージャスな
顔というか…怖いですね(笑)
神様たちはどれもいい!特にオシラサマ!(笑)ああ、大好きです。
春日様と世を憂えて飲む絵なんか「おやじ」という感じで哀愁ただよって
ます。オシラサマは最初の設定ではかなりおじいさんぽかったんですね。
映画のようなボリューム満点な身体つきの方が福フクしてていいですねえ。
オオトリ様と春日様のデザインは最初から変わっていないみたいですね。
他にも正体不明な渡来神やおナマ様などバラエティ豊かな神様が描かれています。
建物の絵はどれも重厚感があって、水彩なのにこの空気はすごいです。
油屋と前に立つ千尋の絵が一番好き。映画でもゾクゾクした場面です。
初期の頃の設定と思われる油屋の絵は、江戸東京たてもの園のお風呂さん
そっくり!映画の油屋と比べるとかなり小規模です(笑)
オオトリさま御一行がバスでツアーに来る絵もあって、これもまた楽し気
だなあと思いました。不思議の世界にある乗り物って電車だけじゃないの
かもしれませんね。従業員が買い出しなんかに行くときに車や自転車も
使っていたのかもしれない…とこの絵を見て思いました。
釜爺の仕事場の絵はたいへん雰囲気があります。こういう穴蔵みたいな処って
大好きですね。
番台の絵も好き。さらっと描かれているのにこの精密さは何なんでしょう。
従業員の部屋から窓の外をみつめる千尋の絵。この千尋は他の紙に描いたのを
切って貼ったみたいですね。窓の外に広がる風景は私が生まれ育った土地の
風景にそっくりで懐かしいです。
不思議の街の絵。これは昼、たそがれ時、夜の3枚がありますが、1枚の下絵を
3枚にコピーして着色したようですね。昼間の静けさと夜の無気味な賑やかさ
で全然雰囲気が違います。同じ下絵とは思えませんね。
ストーリーを追って描かれているイメージボードは微妙に映画と違っていて
また新たな発見があります。「かえれっ」と千尋を指さして叫ぶハクはまだ
映画のような髪型ではなくてかわいいです。美少年というよりはただの男の子
という感じ。
一番の衝撃はカオナシの初期段階の絵でしょうか(笑)ああ〜〜派手っ!!
なんかピエロみたいです。映画ではシンプルでよかったなあ。

●美術ボード・背景・キャラ設定
これがこの本のウリですね。もう美しすぎて、私が説明するまでもないです。
買って見てください!です。
美術の美しさにはため息が出ます。安藤さんが描かれた各キャラ設定はロマン
アルバム同様、どれも興味深くて、やはり千尋の仕種のかわいらしさが設定
からもにじみ出ています。これにも傷つき脚おっぴろげ〜なハクがいますが
これを映画で見れなくてよかったなあと私は思いますねえ(笑)
ハクにはかっこよくいて欲しいいんですよ。あそこまで夢みたいな少年だと
どこまでも美しくあってほしい。と、私は思うのです。

●CGデジタル映像解説
観客はただ映画を見ているだけなので、これほどまでの技術と手間をかけて作られて
いるのかと驚愕です。水の美しさはCGなくしては描けなかったのですね。
逆にこの技術がまだなければ、あの海のシーンは無かったんじゃないかとも
思えます。中華皿のマッピングは宮崎さんの「セル調だと事前に動くことがばれる。
それではシャクだ」という意見でセル調ではなく背景動画的にしたそうですが…
その意地がこの作品に深みを与えているのですね。
ススワタリ分解図、げー!レイヤーを25枚も重ねていたんですね(汗)そんなに
複雑だったとは…。何気ない場面でもこれだけ手間がかかっているということですね。

●アフレコ台本
おもしろかったです。
セリフが多少映画とは違う部分があったり、キャラの動き、心情や場面の説明など
は、なかなかつっこみどころ満載で(笑)純粋に映画を思い出しながら読むのもいいの
ですが、心の中でハクにつっこみを入れつつというのもまた一興。
値段は2900円と、少々高めですが、内容が濃いので私には安いくらいに感じられました。



「千尋と不思議の町」(千と千尋の神隠し徹底攻略ガイド)
角川書店 A5版 全148P、820円
映画公開直後はあまり関連本が発行されていませんでした。この本は公開同時
くらいに発売されたもので、中身もわかりやすく充実していて楽しめました。


フィルムストーリー
映画のあらすじをわかりやすく説明してあります。
画像はアニメージュなんかの記事とあまり変わらないような気がしますね。
ここでは千尋があちらの世界に迷い込むところからハクを助ける決意をするまで
が紹介されています。
不思議の町の湯屋「油屋」
油屋イメージボード、イラストマップ
油屋のイメージボードはアニメージュやMOEの記事と同じです。
大地洋子さんという方が描かれた「不思議の町はこんな場所かな?」は千尋の絵
がとてもかわいい。こういうさらっと描かれた絵が私はとても好きです。
登場人物紹介
ここではアニメの登場人物とその声をあてた俳優さんたちが紹介されています。
千尋、ハク、湯婆、お父さん、お母さんの紹介が大きく扱われています。映画館
のパンフよりつっこんだ感じの話題があるので面白いですね。ちなみにハク役の
入野自由(いりのみゆ)君は、ハクの言葉遣いや本名と言うところが苦労したよ
うです。好きなシーンは湯婆婆に反抗する場面だとか。冷静沈着でかっこいい、
そんな彼に「やるじゃんハク」と思ったのですって(笑)竜の姿で傷ついた声を
出すシーンはも入野君の声を加工して使っているとか。映画館でもう一度チェッ
クせねばと思います。
登場人物相関図
う〜ん、これに関してはあまり詳しく描かれていないかな(笑)アニメージュを
読んだ方がいいです。
不思議の町の千尋〜この映画の狙い〜宮崎駿
これは映画のパンフや公式ページで発表されている文章と変わりなしかな。
世界を作り上げる手
大好きです、こういうの(笑)ジブリの制作現場の写真がたくさん。よくテレビ
で観ますけどね。私たちが感動で打ち震えている作品の数々はこうして作られて
いるんだなあと実感できます。制作者の方々の手手手。散らかった机の上や壁に
貼られた美術ボード、本日の夜食の貼り紙、千尋の切り抜きなどいっぱいです。
サントラの収録風景も載っています。
主題歌のできるまで
映画の主題歌「いつも何度でも」の歌&作曲の木村弓さん、作詞の覚和歌子さん
インタビュー記事が載っています。特別番組で語られた内容とほとんど同じか
な。私はこの歌の歌詞の中で」悲しみの数を言い尽くすより、同じくちびるでそ
っとうたおう」「海の彼方にはもう探さない、輝くものはいつもここに、私のな
かに見つけられたから」ってとこが好きですねえ。涙がでそうだ。
宮崎駿ロングインタビュー「この映画が作れて僕は幸せでした」
宮崎監督ご本人の言葉で千尋の制作動機などが語られています。制作のお話はや
っぱり面白いですね。ストーリーに行き詰まり、「これじゃ絶対間に合わない、
封切りを1年伸ばそうか」という話になったことや、カオナシの役割が絵コンテ
を作っていくうちにどんどん重要になってきたことなど興味深いです。この記事
は長いのでやはり実際に読んで理解しましょう(笑)
千と千尋を歩く〜擬洋風建物探訪記〜
千尋の映画に登場したちょっと懐かしい感じの建物のルーツを探るという記事で
す。写真入りでおもしろい。近くに住んでいたらきっと私も観にいっただろうな
あ。
千と千尋をもっと楽しむために
千尋の映画から連想される本、映画、キャラクターグッズ、映画館での予告、テ
レビでのタイアップCFなどが紹介されています。書籍編で紹介されている本は
興味深いですよ。
三鷹の森ジブリ美術館
これは今までいろんな雑誌に載っていた記事より詳しいです。美術館屋上にいる
ラピュタのロボット兵の記事「ロボット兵のできるまで」がとってもうれしい。
これ、作るのとても大変だったみたいですね。宮崎監督のご長男さんが美術館の
社長、インタビューもばっちり載っています。
「千尋」と宮崎アニメを語る
鈴木敏夫×仙頭武則「映画稼業の思考術」
お二人が映画というものについて語っておられます。映画をたくさん観る方なら
おもしろい記事かもしれないけれど、私にはちょっとわからない話題が多いか
な。
スタジオジブリの歩み
ジブリの歴史が載っています。
スタッフインタビュー
作画監督の安藤雅司さん、美術監督の武重洋二さん、音楽の久石譲さんなどなど
6名のスタッフの方々が制作について語っておられます。こういう裏話は映画を
観た後に読むと「ああ、そうだったんだ」と思えることが多くて面白いんですよ
ね。

デジタルアニメーションの現在
アニメーションのデジタル化の記事です。今までセルだけでは困難だった作業が
やりやすくなったことや作業効率が上がったなどの話題。ジブリとデジタルの関
係についてもふれられています。

擬洋風建築とその時代
千尋の世界に登場した建物についての考察。

クリエーター寄稿
フィルムディレクター石井克人さん、小説家の乙一さん、漫画家の黒田硫黄さ
ん、小田ひで次さん、小泉吉宏さんらが語る宮崎作品。

宮崎アニメのツボ
「自然と人間」「もののけと神々」「風と飛行」「少年と少女」という4つの話
題に分けてもののけ姫までの宮崎作品について語っています。

アニメーションに対する新しい認識への扉
イラン・エングイエンという方の宮崎アニメ考察。文章はまだちゃんと読めてい
ません(^^;)この記事の中に千尋とハクが走るシーン(ハクが術を使って扉
を次々と開いていくところですね)が載っているのですがその画像の下に「また
経験はぼくらに教えてくれる、愛するということは、お互いに顔を見合うことで
はなくて、いっしょに同じ方向を見ることだと(人間の土地)」という文が付け
加えられてあってちょっと意味深ですね。

途切れることのない気持ち
これも宮崎アニメの考察。ハクのカットがかっこいい(文章はあとでじっくり読
みます)

宮崎駿の歩み
宮崎監督の生い立ちから現在までを作品とともに紹介しています。

「千と千尋の神隠し」制作日誌
ジブリの公式サイトにある千尋の制作日誌を全部公開しています。文字は小さい
が全部読みましょう。面白いです!毎日欠かさずにチェックしていた日誌がこん
なに膨大な量だったなんて。(HPではちょっとずつしか書かれていない気がし
ていたんですが)制作期間がどれだけ長く短かったか、制作の裏、スタッフさん
たちの日常はどんなだったのかと、一ファンとして気になることがいっぱいです。
北海道人の私としては大泉洋さんのことが書かれていたのがやっぱりうれしい(笑)

千尋は果たして帰れるのか?あらすじのつづき
ここからはカオナシの大暴れシーンから千尋がこちらの世界に帰ってくるまでの
内容が絵と一緒に紹介されています。でもハクの長ったらしい本名はここでは明
かされていません(笑)このストーリー紹介の語り口なんですが、絵本のように
とてもわかりやすいです。
ハクのカットがかっこいいねえ。紹介ページの最後は千尋の真っ直ぐな瞳のカッ
トと「また、どこかで会える?うん、きっときっとよ」というセリフが・・・(涙)

千と千尋の神隠しスタッフ&キャスト
●奥付