グループアイドル列伝2

 今回は乙女塾のユニットを振り返ってみたい。当初おニャン子クラブと毛色を変えるために設けられた“コース制”なるものが存在し、当然ここで対象とするのは歌手コース(最初は芸能コース)に所属するメンバーのみであるが、グループの衰退とともにこの制度も意味を持たなくなってくると、コースの枠そのものが取り払われた。
 乙女塾の概要についてはこちらを参照されたい。
CoCo  先陣を切ったユニットがCoCoだった。1期生の羽田・宮前・大野と2期生の瀬能・三浦の5人で結成され、89年9月に“EQUALロマンス”でデビューした。人気は関東中心であったが次第に全国に広がり、2曲目の“はんぶん不思議”で三浦ファンが激増した。
 その後、随一の歌唱力を誇った瀬能が路線の違いを唱えて(?)離脱し、4人体制で活動を続けた。ホエールズ改めベイスターズとなった新生横浜の応援歌を歌った際には、早速選手とのスキャンダルも飛び出した。瀬能が石井内野手と結婚し、後に亭主の浮気のために離婚したのは記憶に新しいところである^^;。
ribbon  CoCoに続けと、1期生の松野・永作に3期生から佐藤が抜擢され、同年末にribbonが誕生した。とにかく元気がよくて底抜けに明るいのがセールスポイントの3人組で、デビュー曲“リトル☆デイト”は別項でも触れている通り、アナログ一点張りの筆者にCDプレーヤーを買わせた名曲であった(笑)。
 92年12月にリリースされた“Do You Remember Me?”は、最近別の歌手が歌っているのを聴いた(誰だかよく知らないけど^^;)。
qlair  CoCo、ribbonの他は、花島優子、中嶋美智代、堀川早苗などソロデビューが続いていた乙女塾であったが、91年7月に3人グループのクレアが“瞳いっぱいの夏”でデビューした。メンバーは4期生の今井と5期生の井ノ部・吉田で、CDはポニキャンではなくEpicソニーから発売されている(4枚目からはキューンソニー)。
 筆者の手元には、井ノ部が飲んだジュースの空き缶が今も大切に保管されている(笑)。
2001/04/29


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