コーギー見聞録 9912号
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“吉右衛門さまのユウウツ” の巻
あっしにとって弟分、スノーウィの出現はとんでもなくありがた迷惑な話だったんですぜ。
それまで家族で平和に暮らしていたあっしのところへある時分から突然現れて以来、毎週のようにやってきては家中走り回って散らかして帰るアイツ・・・
何が許せないかって、せっかくオクサンが用意してくれたトイレがあるってのに、ときたま敷物や座布団の上にシッコを散らすんですワン。あっしはアイツのトイレを『あっしの家』に置くことを認めてやってるっていうのにですぜ!
アイツがトイレの気配を見せはじめると、そりゃあもう家族みんなで大騒ぎですわ。「ちゃんとトイレでしなさい!!」ってオクサン達に言われんと、油断もスキもあったもんじゃありません。
そんなアイツも寝ぼけていない時だとちゃんとトイレで用を足せるらしいってことは、アイツを密かに監視しているあっしの鼻が証明済みですけどな。。。
ですけど「大」の時はもっと大変なんですぜ。アイツは自分のウ◎コを食っちまうんです。あんなもん口に入れて何がウマイのか、あっしには理解できませんけどな。アイツがトイレを失敗したり、自分のウ◎コを拾ったりしたのがバレると、そりゃあこっぴどく怒られるのが常ですワン。
アイツの子守りをしていると体が持たないもんで、あっしはすぐにちょっと離れた廊下の方で横になってるんですが、トイレに失敗して姉さんからこっぴどく叱られている声が聞こえてくると、どうしてもいたたまれずに重い腰を上げて仲裁に入ってしまうあっし。
人が怒っていたり、哀しんでいたりするのはどうしても見逃せないあっし。
普段は目の上のタンコブみたいなアイツでさえ、かばってしまうんですワン。あっしの哀しいサガですな。。。
それにしてもアイツのスタミナは途切れることを知らないらしく、きっとまたやって来ては同じことを繰り返すんですぜ・・・・・。
今月の言葉 − 三つ子の魂百までも?