『比較犬格論 パピヨン vs. コーギー』

お願いだからちょーだい!

<比較科目>ザッソウ・ダマシイ

『雑草魂』とはどんな環境下でもたくましく育つ雑草のごとく、強く生きていく精神力のことである。

王妃マリー・アントワネットらヨーロッパ王侯貴族に愛されてきた犬種パピヨンは、その歴史的背景や華奢(きゃしゃ)な体つき、高慢ちきな胸毛と耳毛がなおいっそう成金趣味を連想させるが、実際のところは飼い主共々そんなお上品な性格ではないのである。(もちろん我が家に限ったことかもしれないが・・・)  ヤツは神経質にも見えるが、実はいかにして玉座に君臨するかを考えているだけのことでそのスキを伺っているだけなのである。たとえば大家族で暮らしていたとしても食いッぱぐれたりすることなど決してないだろう。この小型犬が世の中を生き抜く為には、ある程度のずる賢さとすばしっこさがなくてはならないのである。日和見主義なあたりは貴族っぽい。

一方、野性味たっぷりハーディンググループ(牧羊犬)のコーギーは、牛などを相手に勇猛果敢に仕事をこなしてきたといわれるわりには、かなりナイーブな性格の持ち主である。大家族で暮らしていたら自分の食事を兄弟に奪われてしまうタイプ。それくらいドンくさい、というかおっとりとしていて動作も緩慢だったりする。そのくせちょっと気になることがあるといつまでもイジイジ悩み、防衛本能が働くとみさかいもなくなるほど短気なくせに、環境が変わると目ツキや胃の調子が悪くなる。自尊心が傷つきやすいので雑草のように踏みつけられるとヨレることまちがいナシ。

あくまでもスノーウィと吉右衛門のことです、ハイ。

 


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