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考察     ここでは、祐介の考えを紹介します。

愛情不足をいかに補うか マゾヒズムを超えて 女性のSM欲求について 女性が自らを解放することについて 想像と現実の乖離
M性について SMは卒業できるか やさしさは必要か レイプの後遺症について

レイプの後遺症について考えてみました

レイプの後遺症について
1、セックスの拒否
2、レイプの大罪
3、レイプの後遺症からの立ち直り

1、セックスの拒否
これまで私は個人的に何人かのレイプ経験者とお付き合いさせていただきました。 彼女たちの特徴はセックスに対する拒否です。この拒否感は彼女たち自身がどうすることも出来ないくらい 強いものです。

過去、いかに幼くても、いや幼ければ幼いほどその体験は強烈です。自分の意思に反して強制的にセックス させられることがいかにその人を傷つけるものであるかは、そういった女性に接すると分かってきます。

レイプの肉体的な後遺症はやがて治るでしょうが、精神的な損傷はずっと続きます。目に見えない傷なので 傍目には分かりにくいのですが、女性の一生を変えてしまいます。

ある女性はいかなるセックスに対しても、つまりどんな男性であろうと拒否感が強く、どんなお付き合いする 男性がいても、「男性はすぐセックスを求める」と言って、誰とも長いお付き合いができなくて今日に至っています。

またある女性は、結婚して子供までいても、未だ後背位からのセックスは拒み続けています。後ろからは相手が見えず、 レイプ時の体験を思い出させるからだそうです。

2、レイプの大罪
あなたが好きになり一緒に居たいと思う女性が、どんなに抱き合ってもセックスになったら 頑固に拒み続けたら、どう思いますか。 レイプした過去の人を恨むのではないでしょうか。

おそらくレイプをした人は、レイプがそんなに大変な精神的な傷を残すとは 思ってもみなかったでしょう。しかし、実際には女性の人生を変えてしまうほどの影響を 与えるのです。

私はレイプの被害にあっている人は意外に多いのではないかと思っています。 犯罪として取り扱われなかった部分も相当あるにちがいないと考えています。 すべてのレイプの事件が訴えられいるわけではないし、中にはレイプまがいのケースも あるでしょう。

私はそういった女性に出会うたび、人はその結果を考慮せずに欲望のまま、なんていうことをしてしまうの だと思います。また被害の女性がその重荷を一生背負って生きていかなければならないことに 胸が締め付けられます。

セックスしたければ、少なくとも同意を得た上でやってくれと言いたいです。女性が同意して行うのと 無理やりセックスをさせられるのは本質的に違います。その違いをもっともっと 多くの男性に気付いて欲しいと願っています。

3、レイプの後遺症からの立ち直り
女性は心もとない男性に心の傷を負わされ、人生を変えられてしまいました。 ここから立ち直ることは出来ないのでしょうか。 私はできると思います。ただ時間と努力が必要ですが。

そこでは他のトラウマからの立ち直りと同様、過去の断ち切りが必要です。 私たちは現在という時間に生きています。過去はどこにあるかと言えば、それは その人の記憶の中にしかありません。 自分が過去に拘っているのは、それを許している自分がいるからです。

過去はそこから教訓を汲み取るべき対象です。思い起こし、どういう男性判断をしたか、そいった状況になったのに、 自分の側に何らかの落ち度がないか、などを振り返り、今後はどうしたらよいかを学びます。

しかし、一旦教訓を得たら、今度は辛い過去を忘れるべきです。過去は既にその役目を終えたのですから。

心の焦点を過去ではなく、現在に合わせてください。私たちは常に現在に生きています。 今の状況を把握し、今どう行動すべきかを理解したら、次に、その行動に取り掛かるべきでしょう。 たとえ何らかの心理的な抵抗があろうとも、理性的に進むべきだと判断したら、勇気を持って歩き続けてください。

未来は貴方の手の中にあるのです。

The future is yours. Never give up.(リトル・チャロ2 2010年NHKテキストより)

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