■84:着メロにめろめろ
一部のマニアに(なんのマニアだオイ)カズッキーの語り口調が大好評だったようだが、それは木の精だ。今回のタイトルが安直過ぎるのも木の精だ。もしくは紀野製だな。よし。
そういう訳で(いっつも自問自答するんだがどういう訳なんだおい5文字以内で的確に述べてみろよ>俺)、今日は着メロについて考えてみようと思う。しかもJ-PHONEに限って述べてみたい。この時点で大分読む気を無くしたやつもいるだろうが(特にDOCOMOユーザー)そういう人はごめんなさい。
@SMAFとか言うもの。
コンピューターの世界ではなんでもそうだが、新しいものを作るときは規格を作らないと話が進まないものだ。勿論携帯の着メロにも規格があって、携帯自体のシステムにも勿論規格がある。日本の各種携帯の中で一番世界基準の規格を満たしているのは実は確か「cdmaOne」だ。インターネット業界での統一規格を研究して公表する「W3C(World Wide Web Consosium)」という非営利団体があって、これの携帯部門(名前は忘れた)が出した規格に一番沿ってるのが「cdmaOne」、次が「J-PHONE」、「Ez-web」、「i-mode」と続くわけだが、つまり「i-mode」は営利を優先しすぎる余り独自性をかもし出しすぎて還って互換性がなくなってしまったわけだ。そんな訳でDOCOMOは着メロに関しても「MLD」という独自の形式を採用している為(しかもこの形式は作りが甘いので転送禁止コードを簡単にはずせたりする)、他の携帯と互換性がない。しかし、J-PHONEとEz-Web(au)はYAMAHAが提唱する「SMAF」という形式を元にしているため、この二つの会社の着メロはどっちの携帯でも聞ける訳だ。
ASMAFの詳細
「SMAF」はYAMAHAがもとを作っただけあって、MIDIのフォーマットに準拠している。「MIDI」を知らない人のために説明すると、MIDIは音符と各音符の音量、そして各音符の楽器などを書いたファイルで、PC側に入っている楽器の音を使って一つの音楽を再生するという形式だ。従って声などを再現するのは無理なのだが、それ以外の音はかなり忠実に再現できる(PC側に楽器の音(MIDI音源という)が入っていればだが)。つまりSFAMファイルはMIDIがありさえすれば作れるので、結構手軽に自作が可能だ。と思いきや、やっぱりアイツが邪魔をする。
BJASRAC
あいつとは「JASRAC」だ。JASRACとは「日本音楽著作権協会」の略らしい。この人たちがMIDIを取り締まりし始めたために、MIDIは有料になってしまった。したがって無料のMIDIを見つけるためにはかなりネットの奥深くまで潜らないと見つからないようになってしまった。そんな訳で自作着メロメイカーは夜な夜なMIDI探しにアングラサイトを探しつづけ頑張る毎日らしい。
C作成上の注意
着メロ作成マニアにしか(しかもSMAF限定)役に立たない豆知識を個々で解説。SMAFは着メロファイルとして拡張子「mmf」で提供されるが、これを「smd」に変えると転送不可ファイルになる。つまり、SMDファイルにするとPCからPC、PCから携帯には送れるものの、携帯から携帯や、PCに送れなくなる。これとは他にSMAFファイルの設定でコピーガードを施すことが出来るがMLDファイルとは違ってこのコピーガードははずすことが出来ない(少なくとも俺には)。SMAFを作ったときに間違えてコピーガードをかけてしまうと後からはずせなくなってしまうので気をつけよう。「mmf」ファイルは実はHPのプロバイダによっては対応していないので(smdは大体対応している)、HPにMMFファイルをアップしたい人などは前もって確かめておこう。さて、SMAFファイルには最高和音数に応じて2種類の形式がある。16和音対応SMAFと40和音対応SMAFだ。40和音SMAFは40和音対応の形態でしか聞けないかと思いきや、実はそうではない、32和音対応の携帯なら聞くことが出来るのだ。ただし、32和音対応の携帯は大抵の機種がスーパーロングメール対応ではないので実質5700byteまでの着メロファイルしか聞けないが、変換するMIDIの作りによっては16和音対応SMAFで作るよりサイズを軽く抑えることも出来る。また、携帯の音の聞こえ方だが、PCに比べると高音が大きく、低音が小さく再現される傾向がある。またドラム音はバスドラムやスネアは良く聞こえるが、各種シンバルやハイハットは余り聞こえないので、いっそのこと消してしまうのも手である。また、MIDIの時間を区切ってサイズを調節する場合、大体のMIDIは16の倍数で時間を調節しているので、区切りの良いところから128の倍数などで切り取るとちょうど良くなることが多い。
D補足
我々着メロ作成マニア(俺のほかにいるのかよ)にとって一番辛いのは勿論パケット代だ。作ってさぁ携帯で聞いてみようかと思ってPCからめるメールで携帯へ。あれ駄目じゃんじゃあここをちょっと変えても一回メール送信。くそお駄目だとかやってると酷い通信料がかかってしまう。そのために携帯とPCをケーブルでつなげて直接着メロファイルを携帯に送ることの出来るソフトがあるのだが、今話題の「携帯万能8」は実はJ-PHONEだとインターネット経由でファイルをやり取りするので結局携帯代の節約にはならない。そんな中で唯一、「ケータイリンク」というソフトのみ、ファイルを携帯に直接ケーブル経由で送ることが出来る。良かった良かった。秋葉原まで行ってやっと見つけたんだけどね。横浜だと売り切れてた。