■70:君にとってもそれがいいと思うんだ(謎
 そう、我々は刺激に飽きている。この毎日がいつも同じことの繰り返しで、生命の危機を何ら感じない現代社会に行き抜く私たちは、いつも何か新しいことを欲しているのだ。隣の家のおねぇさんが部屋に連れ込むお兄さんの声がいつも違うのも、彼氏がアン○ラの制服をドンキホーテでホクホク顔で買ってきて彼女にプレゼントするのも、うちのHPが2ヶ月に一回の周期でリニューアルしているのも、つまり全てはそういうことなのだ。そういう訳でいつも新しい刺激を求める私たちは、いつも飢えている。ならばさぁ新しい刺激を求めに行こうではないか!!

@新しい性別
 我々はモロッコに行くことなしでは容易に性別を変えられないのだが(アカガエルとかは簡単に変えられるらしいが)、実はチャットでは容易に性別を変えることが出来るので、是非新しい刺激を求める為に仮想オカマ、仮想オナベになっておこう。先ずはプロフィールの作成だが、間違っても自分の画像は乗っけられないが、ビルゲイツよりも俺は完璧主義者だと言い張るアナタは、頑張って異性のとてもよさげな画像を探してきてそれを使おう。ただしその人にばれると後でひどいことになるかもしれないので私は責任を取らない。肝心のプロフィールの内容だが、ここは努力あるのみで、同性の友達の心境も分からないのに、異性の心境になりきって書いていただきたい。あとはチャットでの話し方だ。オカマになりきったアナタはうっかり「俺」などと使ってはいけない。むしろあんまりにもオカマになりきって日常生活で「私ってば」などと言い出してはいけない。ばれるかどうかはアナタの腕次第だが、あんまり嘘はつかない方が身のためだと思ったり。そんなスリルを楽しめる人は楽しもう。俺は遠慮する。

A新しい部品
 みんなとても便利で日常的に使っているから忘れているかもしれないが、実はパソコンはとっても精密機械である。年頃の乙女の肌より刺激に敏感だと言っても構わないくらいだ。したがってそのパソコンのカバーを取り外しメモリを交換するぐらいなともかく、ジャンパースイッチ(名称うろ覚えな上にどんな役割かは知らない)をいじったり、ボードを差し込んだり、ハードディスクを取り替えたり増設したりCPUを交換したりなんて言うことはどんな大それた素人でもうかつに手は出せないものだ。あるパソコン雑誌の編集者などはパソコンのカバーを開けるのにはまずじゅうたんの上に新聞紙を広げしっかり手を洗ってからおもむろに素っ裸になってから中身に触れるという。ちょっとでも静電気を体が帯びるとパソコンがおじゃんになってしまう可能性があるからだ。そんな訳で我々パソコンの素人が冬の乾燥したいい日よりの中、音楽でも聞きながら無造作にポチっとなという感じでパソコンの中身を交換することはきっととてつもない心地よさを通り越した刺激になるに違いないが、俺は遠慮する。
B新しいオフ会
 チャットで話した仲間たちと実際にあって楽しい会話、美味しいお酒。しかし刺激が足りない。そんなアナタに提案するのは、チャットなしのオフ会参加だ。おもむろにYahooでキーワードを「出会い チャット」と入力して検索し、見知らぬチャットサイトへ到達、チャットルームに行かずにすぐオフ会連絡掲示板へ。「スピカちゃん東京来日記念オフ会」なんていう誰だかサッパリ分からないHN名に怖気づくことなく、早速参加登録。開催日当日は「コイツ知ってる?」「コイツ知ってる?」という疑問の嵐の中アナタがさっそうと登場。「真夜中参加者一人のチャットで喋ってました!」と苦しい嘘を付きつつオフ会に望むのだ。そこは異境の世界。きっとあなたの知らない色々な出会いが待っているに違いないが俺は遠慮しておく。