■60:すっきりしたいスカイ・ハイ
JOJOの世界は複雑で深淵である。この前、JOJOの謎本を見たのだが、見れたもんじゃなかった。よくこのぐらいの理解度で謎本がかけるなと思い憤慨した。そこで、私なりにジョジョの奇妙な冒険におけるスタンドの役割、能力について激しいまでに論じたいと思う。
@ホワイトスネークの謎
エンリコ=ブッチ神父のスタンド「ホワイトスネーク」は見た目、近距離パワー型のスタンドである。彼のスタンドは直接攻撃には向いていないものの、他のスタンドにはあまりない多くの特徴を持っている。一つは幻覚を見せる能力。この能力は相手が至近距離にいる場合無条件に発揮されるらしく、幻覚を見てる間に周囲の物体と共に溶かされて殺されてしまう。この幻覚から目覚めるには幻覚の中の出来事の違和感に気付き、自分に強烈な痛みを与えたりしないと無理なようである。もう一つは相手の体からスタンドと記憶をディスク化して抜き取る能力。この能力は相手の体がスタンドにホワイトスネークが触れている場合に発現される。スタンドの基本原則である「一人一能力」に反しているような気がするが、片一方の能力を使っている間は片一方の能力をつかえないようなのでギリギリ矛盾していない.....のか? またホワイトスネークの射程距離は、その二つの能力を使わなくてもいい、という条件付きなら、少なくとも30mくらいは伸ばせるようである。そして本体とスタンドが近づくにつれ、スタンドのパワーも増すという変則的なスタンドのようだ。
Aウェザーリポートの謎
ウェザーリポートはホワイトスネークに記憶を奪われ(この時何故ホワイトスネークはスタンドをディスク化して抜き去らなかったのか?)、自分が何者であるか覚えていない。しかし囚人である以上、彼は刑務所側に管理されている筈だから、本当の名前はわかりそうなものなのだが、何故か分からず、スタンドの名前を取って、彼自身も仲間内から「ウェザーリポート」と呼ばれている。彼のスタンドは名前のとおり、世の中に存在するあらゆる気象現象を起こすことが出来るものだ。つまり雨を降らしたり、台風を起こしたりすることが出来るが、この能力はどうも彼の射程距離内(おそらく100m以内だと思われる)から発動されれば、その射程距離外に出ても能力は持続されるらしい。これはおそらく「気象現象」という簡単には消えないものを操作していることに起因すると思われる。彼は過去に「気象現象」として記録されたことがある現象ならば、それを無条件に再現することが出来るらしい。その証拠に、彼は刑務所の中庭にいきなり毒ガエルを降らしたことがある。カエルが降るという気象現象はどこかで竜巻などによりカエルが上空に吸い込まれ、それが風に乗り遠隔地に降ったのが原因だと思われるが、彼はそんな時間差などなしにカエルを降らしていた。そのカエル何処から発生したの?
Bキングクリムゾンの謎
キングクリムゾンは恐ろしい能力である。彼が能力を発動すると、驚くことなかれ、世界中の事象の全ては結果のみが残り、その経過は無視されてしまう。この効果は射程距離に関係なく、いくら離れていようがこの「時間を飛ばされた」効果は残る。そういう意味ではスタープラチナ、ワールドの「時の止まった世界で動ける」能力より断然タチが悪い。彼らの能力も世界中の時を止めるが、その間に動けるのは彼らだけなので、世界中に影響があるわけではない。しかしキングクリムゾンの能力が発動されると、世界中の人々の時間がいきなり飛ぶことになる。例えば、チョコを指でつまんでいる最中に能力が発動されれば、能力が解除されたとたんその人はチョコを食い終わっている。ただし、スタープラチナやワールドのように「止まった時の中を動ける」訳ではなく、彼が能力を発現させている間も時間は経過していて、この間に何かを起こせる(経過を残せる)のは、彼と彼だけのスタンドという事だ。この能力の副産物として、彼は能力を発動させている間の時間分(約10秒程度らしい)、未来の様子を見ることが出来る。理屈っぽすぎてイマイチ理解できないスタンドだ。