■58:とりあえずドリンクバーで。
 俺らってば繁栄しちゃってるよね。産めよ育てよ地に満ちよ、という奴の言葉を借りるまでもないが、満ちすぎ。増えすぎなのに人間は(医療技術のせいで)死ににくいので、医術が発達するのも考えものだ。そのうち土地も足りなくなるし、食料だって足りなくなる。そこで考えられるのが次の方法だ。

@バーチャライズドマン計画
 土地と食料が足りなくなるが、人を殺すわけには行かない。そこで、個人の肉体だけ消して思考だけで生きてもらおうという恐ろしい計画だ。思考だけで生きてもらうとはどういう事かというと、つまり個人の脳をスキャニングしてコンピュータ上に人格を再現後、肉体は処分。エヴァ○ゲリヨンの人類補完計画と似てるともいえなくないな。問題は脳をスキャニングする技術がそこまで開発されるのはいつのことであるか、という事と、ソレをコンピューター上で100%再現できるのかということ。また、コンピュータ上に入った思考の人権問題、コンピュータ上ではスキャニング以降脳の発達が出来なくなるので子供などには無理だろうとか、まぁ色々山積みだな問題が。

A宇宙移民計画
 古くから考えられている方法で、土地がねぇなら地球からでていっちまえという計画だ。今一番有力な移民先は火星で、その次に月である。何故月の方が近いのに火星より有力じゃないかというと、月は重力が地球の6分の1なので人体に重大な影響があると考えられるからだ。簡単に言えば重力が軽いのだから月で生まれた人間は地球より骨がもろいくせにすごい身長が伸びる。だから月で生まれた人は地球に来ることが出来ない。その点火星は重力が地球とそう差はないので安心だ。ほかの惑星を地球に似た環境に無理やり変えて住んじまおうという技術をテラフォーミングというが、火星は大気が薄いのでまず核爆弾をしこたま打って二酸化炭素を大量発生、二酸化炭素があれば温室効果で火星の温度は上がるし、二次的に水も確保できるだろう、と。で、住めるのは何十年後になるのさ。

 今いわれてるのは宇宙に移民するより、海とか砂漠とかを頑張って開発して生活面積を広げる方が技術的にもコスト的にも大変楽だということらしいよ。ところで、人類が知的な生命体になってからこれまで、人口が半分に減るような大災害や大戦争は起こった試しがない。我々が窮地に陥るような大災害がこれから起きる可能性はあるだろうか?

@温室効果による海面上昇
 なんかニュースウィークとかに温室効果で海面上昇は起き得ないとか書いてあったらしいが、読み損ねたのでさっぱり分からない。確かに北極の氷が全部溶けても海面は上昇しない。何故なら北極の氷は海に浮いているからだ。つまりコップの中の氷が全部溶けてもコップから水はこぼれないのと同じ理屈だ。しかし南極の氷は南極大陸の上に乗っているので、これが解けるとやはり海面は上昇する。例えば海面が6m上昇するとオランダは全滅。関東平野はほとんどが水没するらしい。

Aディープインパクト
 隕石が地球に衝突するとそれなりの被害が起きる。大陸に衝突すればいいのだが、海に落ちると津波が起きて大災害だ。1kmレベルの隕石でも、地球を何周もできる津波が発生する。ムー大陸、アトランティス大陸、ノアの箱舟、ギルガメシュ叙事詩など、各地に大洪水の話が存在するのは、過去にこのような世界規模の津波が起こった証拠だとする説がある。つまりムー大陸は沈んだのではなく、現在もあるどこかの大陸が隕石の海面衝突による一時的な海面上昇で水没したのではないかと言う説だ。まぁ、今なら隕石が当たる前に予測がたち、これを核ミサイルなどで衝突を回避することが出来るだろう。

B全面核戦争
 一番実現しそうなのがこれ。どっかが誤って核を発射しちゃったら、自暴自棄になった相手国も核発射しちゃえ。じゃあ俺も俺も、ついでにポチっとな。と簡単に実現可能だ。最初の核が発射されてから約30分〜3時間で戦争は終結。何故ならこの頃にはもう全部の核が被弾して各国の首相は雲の上の住人になるからだ。人口はこの時点で半分まで減少し、そのあと核の冬と言われる現象によって地球全体の温度が冷え、擬似氷河期が来れば、人口はさらに10%ほどになる。そのあとも放射能汚染に人類は苦しみ、地球上の全生命が存続の危機を迎える。