■ステディッ子。
オールの帰りなんですけどね。いやオールする気はなかったんですよ。脅されたんですわ。それでオールした帰りです。どうせ仕事行かなきゃいけないんで、めんどくさいな。ってわけで家に帰らずファミレスでパソコンつけたんですよ。そしたらね。目の前を女の人が通り過ぎたんです。旅行カバンみたいなの持ってました、まぁ小さめなんですけど、そこに車がついてて、持つところが伸びて、運びやすいぞ俺ってば運びやすいよ運べよ、みたいな。そいつを引いてもう帰るのかと思いきや、ドリンクバーでドリンク注いでるんですよ。で、コーヒーかなんかを持って、そのカバンを引いて自分のテーブルに帰っていきました。有り得ない。ウェイトレスに「パルメザンチーズ下さい」って頼んだんですよ。聞き返されたんで2回言いました。2回言っても分からなかったみたいなんで「粉チーズ下さい」って言い直しました。パルメザンが通じないことはどうでもいいのですが、聞き返す時の「えっ?」ていう顔が有り得ない。ハァあんた何言ってんの日本語しゃべろよ日本では、っていう感じの顔が有り得ない。有り得ない。
どんなものにもネタがある。前出の2つのばかげた規格は、実はそれなりのネタがある。確かRFCとか言うのだが、インターネットをより良い環境とする為の規格を提案する為の団体みたいなものがあるのだ。規格というのは、ようはそれに関する技術が出てから発表すると面倒くさいことになるので、その技術が実現する前にある程度の規格を考えてしまおうという考えの元に発足されたものだ。その中の80%以上が非常に真面目に考えられた提案であり、今日のインターネットに重要な貢献をしたものも数多い。残りの数%はジョークとして考えられた提案であり、鶏を投げるための統一規格は、実際「RITA」という名前で提案されたものを大分わたしなりの柔軟な思考で極解したものだ。他に提案されたふざけた規格について紹介しよう。
@鳥類をネット間の情報通信に使用する規格
従来から通信方法として結構重宝されてきた(伝書鳩を思い出して欲しい)鳥類による超低速通信(それでも人や馬よりかは早いかもしれない)をネット間の通信技術として正式に規格化しようとする提案。普通のネット通信だとデータの転送量は「バイト」とかなのだが、この場合はミリグラムだ。鳥類キャリア通信にはどんな利点があるのか? 企画書製作者によると、普通の通信と違って再生能力がある(子供を産む)。無線通信と違って見通しがきく(鳥類は当たり前だが障害物を避ける能力がある)。欠点は何度も送り返すことが出来ない(鳥が疲れるから)。遅延速度が高い(時々休むから)。また鳩などの低位キャリアより鷹などの優位キャリアの通信のほうが優先される為(食べられちゃうから)、価格設定は高いらしい。
A人などの高次生物の転送に関する規格
近い(?)将来に実現化されるであろう、3次元の物体、特に生命体を転送させる時の規格を提案するもの。被転送者の安全を図るため、とても詳細に渡って検討が成されている。政治家のように頭の中に真空が多い場合(頭が足りないと言いたいらしい)、特にその転送には十分に注意を要すると指摘されている。
Bコーヒーポットをネット上から監視。管理する為の規格
イマイチ冗談なのか、本気なの分からない作品だ。というのも、コーヒーポットをネット上から監視する技術は実際にあるからだ。たしかケンブリッジ大学だったかオックスフォード大学だったかの食堂にあるコーヒーポットはネットカメラでリアルタイムでその残量を見ることが出来る(CAMとか言うらしい)。いざ食堂に行ってもコーヒーがないと寂しいかららしい。世界中にいるコーヒー愛飲者の要望にこたえるために、砂糖やミルクの量、そして種類、或いはフレーバー(シナモンとかね)の種類などを細かく設定できる。また各国の言語で(日本語もあった)、コーヒーポットを操作できるようにするらしい。カフェインの量を操作する属性も付加されているが、カフェインが0のコーヒーはコーヒーと言えないため拒否されるらしい。
他にも、ヒゲの人とそうじゃない人を見分ける為の統一規格や、洗濯バサミでIPを管理する為の規格もある。食べ物をメールに添付する為の規格は私のオリジナルだが、多分近い将来実現するだろう。多分。