■素の棒。
 と、いう訳でスノボーに言ってきた訳です。メンバーはラブの5人。軽い男だと思われがちだが一生懸命それを払拭しようとしているがそれは無理と皆に口を揃えて言われる一機こと私、いじられキャラでいじめられキャラで「実際、無理!」が合言葉の卓弥(仮名←©takuya)、体重に敏感だが運動はしようとしない矛盾を地で行くゆみゆみ(仮名)、顔に似合わない猥談と辛口に定評がある美亜(仮名)、普段は無口を装っているものの時々堰を切ったように男性限定でセクハラトークをかますしょうねん(仮名)の5人である。

 のっけから遅刻し、池袋の寒空の中でメンバーを待たす一機。黙ってればいいものの山手線で一周居眠りこいてた事を暴露しながらバスの発着所へと向かう。先ずはバスに揺られながら一泊。隣のグループがうるさいやら休憩が一時間ごとでうざいやらでしょうねんは不機嫌に。目標地である 白馬リゾートセンターに着いたのは午前5時半ごろ。予定より3時間ほど早まくりすぎである。寒い中リゾートセンターの中でマッタリしたりレンタルショップの開店を待ったりしたり、雪にはしゃいでこけたりしながら時間をつぶし、ようやく時間がきたのでスノボとスキーの板をレンタルして着替えてゲレンデに行ったのはいいが、そのゲレンデは違うゲレンデだったので引き返す(その間重い板を抱えながら坂道を5分ほど徒歩で往復)。そしてシャトルバスに乗って本来のゲレンデである「白馬47」とか言うところに到着。しょうねんとタクヤはスキーなので、さっそくリフトに乗って頂上へ。一機は美亜とゆみゆみにスノボを教えるので、3人は下に残って、一機のスパルタ超スピード猛特訓スノボ教室が始まった。

 が、一機の教え方が悪い&実力不足のせいか、或いは美亜とゆみゆみにスノボの才能が無い&運動不足&運動音痴のせいか、一向に教室は進まなかった。というかその両方なのか。事態は困難を極める一方である。美亜は一生懸命練習するものの左側にしか曲がれない。ゆみゆみにおいては早くもあきらめて腰を落ち着けて休んでいる。蛇足になるが、一機は一回スノボを教えたことがある。そいつは一日で基本の滑り方をマスターし、一機より速いスピードで滑れるようになり、一機を残してさっそうと滑っていった。スノボの教え方はこんな感じだ。先ず転び方や平地での滑り方、止まり方、次に左への曲がり方、右への曲がり方、次に左右の切り返しの仕方。ところが右への曲がり方でずっと教室は進まなかった。3人がいる奥の方では、本場のインストラクターが教室を開いている。いっそコイツラと一緒に....と思ったところで頂上から滑り降りてきた卓弥達二人と合流したので、全員で上までリフトで登ることにした。まぁ滑らざるをえない状況にすれば、いやでも滑るだろうと子を千尋の谷へ突き落とす思いである。上に登ると、思惑通り二人ともちょっとは(ほんのちょっとだが)滑れるようになった。上から中腹まで降りてきたところでその日は終わりということになった。

 さて、次の日である。みんなが体に痛みを訴える中、今日はいきなり中腹からのスタートとなった。切り替えしまで覚えれば、とりあえず基本的な滑り方はマスターしたことになるので、一機はあとは放任主義で、何回か自分で滑る。途中で何回も美亜とゆみゆみに会う。一機が一回滑るたびに、美亜は50m、ゆみゆみは10mぐらいの間隔で滑り降りているようだ。美亜にも教えたいところだが、何よりゆみゆみの方が致命的なので、会うたびにスパルタ教育を施す。そのうち美亜がいなくなる。しょうねんと一緒に初心者コースを滑り降りていったらしいので、美亜はしょうねんに任してゆみゆみを更にスパルタるが、一向に上達する気配無し。その途中で一機はジャンプに失敗ししこたま手首をいためた。しかもそのうちゆみゆみは、先ず立てなくなるという珍症状に感染。立たないと滑れない。当たり前だがゆみゆみは更に滑り下りるペースが遅くなる。時刻が1時半を回ったところで、ゆみゆみはもう滑れなさそうなので、いったんゴンドラでふもとまで返すことになった。というか決定的なミスなのだが考えてみれば3人とも携帯をおいてきてしまってしょうねんら二人と連絡が取れない。一機と卓弥は初心者コースをふもとまで下りている筈の二人を追うことにした。

 それまで好天だったのだが、じょじょに雪が降ってきて荒天になる。初心者コースを滑っていて一機はあることに気付いた。ここはスキーヤーにとっては初心者コースかもしれないが、スノーボーダーにとっては初心者コースではないな、と。何故ならば、そのコースは坂の傾斜は緩やかなものの、道幅が狭く、6M以下、下は切り立った崖で、途中何度も落ちそうになっているスノーボーダーと遭遇したからだ。そう、道幅がないとスノボでは切り替えしがしにくいのだ。切り替えしができないとスノボはどんどんスピードが速まるので、狭いコースはスノボには不向き。むしろ中級者である一機にとっては面白いコースだが。案の定、美亜としょうねんは初心者コースの入り口からそう遠くないところで休んでいた。おそらく少年だけであったらもうふもとまで下りていただろうが。美亜は口には出さなかったがきっと初心者コースを選んだことを後悔していると思いましたですよ。ゆみゆみをふもとに残して、4人で初心者コースを下る。途中で美亜が滑り降りてくるのを待ちながら一服したり。しかし予想以上に初心者コースは長かった。結局携帯を持っていたのは少年ただ一人だけだったので、今度はゆみゆみと連絡が取れない。あまり長時間ゆみゆみを一人で待たしておくのも可哀想なので、卓弥と一機はまた二人を残して取りあえずふもとまで下りることにした。余談になるが、その途中で崖から落ちて遭難しかけているスノーボーダーを発見。のんきに我々はそれを見学していたりした。それがなんの暗示かは気付かずに.....。

 ゆみゆみと一機と卓弥はふもとでめでたく合流。レストランで一服しながらしょうねんと美亜を待った。一時間ほどして二人が帰ってきたが、この時点で時刻は3時半を回っていた。なんと卓弥と一機が二人と分かれたあと、美亜は崖から落ちたらしい。怪我はなかったものの、なかなか上に上がれない美亜の周りにはギャラリーが集まり、心配して「レスキュー呼びましょうか?」の声も。しょうねんに下から持ち上げれらながら、美亜は「無理、無理。」と繰り返していたそうだ。

●今回のハイライト
 ゆみゆみ・・・運動不足がたたって立ち上がれない症候群発症。
 一機・・・・・みんなに美味しいところを持っていかれたが地味にジャンプに失敗。
 しょうねん・・行くのが遅すぎて温泉に入れなかった。
 卓弥・・・・・一日目にコケたまま坂を100m以上転げ落ちた。
 美亜・・・・・体を張って笑いを獲得。詳しくは上記参考。