
ダイカストとは
| ダイカストとは精密な金型に、溶けた金属を圧力をかけて注入して高精度で、鋳はだのすぐれた |
| 鋳物を、短時間に大量生産する鋳造方式です。 |
ダイカストの歴史
| ダイカスト法の起源は明らかではないですが、1838年アメリカのBruceによって活字鋳造用 |
| としてダイカストマシンが発明されたといわれています。 |
| その後Sturgiss,Dusenbergらによって進歩しました。これらの機械はいずれも活字の鋳造 |
| を目的とする機械で、溶解ポット内の溶湯を手動プランジャで押し込む方式のものでした。 |
| ダイカストマシンとして1905年Doshlerがプランジャ式マシンを完成し商業的に成功していま |
| す。1907年発売されたSossのダイカストマシンが市販された最初のものです。これらの機械 |
| は1ショットごとにグースネックの先端と金型の間が開いて、ノズルのつまりを除くことができる |
| ものでした。 |
| 現在の主力方式である横型ダイカストマシーンはアメリカで発達し、Newton-New Haven社は |
| 空圧式ではあるが現在のダイカストマシーンに近いホットチャンバーマシンを、Reed-Prentice社 |
| は水圧式ではあるが現在に近い横型コールドチャンバーマシーンを開発しました。その後改良 |
| がなされ、また第二次大戦による油圧機器、電気機器の発展により、今日のダイカストマシン |
| に発展しました。 |
| この間において亜鉛合金は1907年ごろから用いられましたが、粒間腐食したため、大きな発 |
| 展がみられませんでした。1920〜1930年の間に耐食性改善の大規模の研究がなされ、純 |
| 度99.99%以上の亜鉛地金を用いた粒間腐食のない合金の開発によって、初めて急速な発 |
| 展をみるにいたったのでした。「日刊工業新聞社発刊 ダイカスト技術入門より」 |
| このように発展してきた亜鉛ダイキャストは、現在様々な分野で活躍しています。 |
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亜鉛ダイカスト(ZDC−2・ZDC−3)の使用例
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| 1 | 自動車及び車両関係 |
| ドアミラー、アブソーバー部品、錠類、ステップ、キャップ類小型車輪、油ポンプ、軸受け | |
| ギヤ―類、スロット部品、ユニバーサルジョイント | |
| 2 | 家庭用品関係 |
| 冷蔵庫、洗濯機、ミキサー、VTR、テープレコーダー、洗濯機、各種プレーヤー、掃除機 | |
| ミシン、ガスレンジ、チューナー、の各部品 | |
| 3 | 建築関係 |
| ドア―錠類,建築金物、ステップ類、オートドアヒンジ部品、鍵、ロールカーテン部品 | |
| 4 | 工業用品関係 |
| 記録計部品、インペラ−類、ギヤ―ボックス類、紡績機部品、ギヤー、カム類、油ポンプ類 | |
| 5 | 事務用品 |
| コンピューター、プリンター、複写機、ファクシミリ、電話、電子計算機 | |
| 6 | 日用品 |
| カメラ、釣具類、腕時計ケース、バックル、装身具類 | |
| 7 | その他 |
| 玩具(ミニカー・超合金・モデルガン・エアガンetc)、ファスナー、模型部品、蝶ネジ、ナット類 | |
| 時計部品、電気器具部品等、工具類 | |
| ここで挙げたのはほんの一例です、これだけを見てもダイカストが産業の重要な役割を担っているのが、お分かりになるのではないでしょうか。これからも私たちの生活の中で身近な雑貨から最先端機器まで、様々な方面で活躍していくことでしょう。 |