独断で簡素に斬るレンズとカメラのインプレッション

ファインピックスS1PRO
 受光面サイズが大きくレンズを選ばないカメラ、安い高倍率レンズでもシャープな絵が撮れるのはフルサイズ以外のCCDカメラでは唯一の存在。しかし最新のVRやソニックモータが使えないのが残念。電池の消耗が早く、ミラーアップ音も大きく、電源オンから一枚目のラグタイムも大きく、チャンスを逃す。但し基本感度が高く失敗は少ない。どんなレンズでも使いこなしたいならお勧め。残念なのは今、新品での入手は困難
 

ファインピックスS2PRO
 1200万画素出力のS1後継機、とにかくこのカメラはレンズを選ぶ、28−300なんてレンズじゃ殆どがピンアマになる、絞っても無駄。使えるレンズは限られるが、高解像度のレンズであれば、驚くほどのシャープな画像が撮れる。
VRもソニックの使えるのが良い、但しレンズによっては超広角側で露出補正しないと露出オーバになるので要注意。
またマイクロマットとCCDの精度が悪く、ピントが合ってると思ってもずれている事もしばしば、特性を掴めばいいが、
ピントはシビアだ、参考にこのカメラの本来の性能を出せるのはただ一本300mmF4のみ。以下のレンズで使えるのは
5本程度

ニコンD70
 上の2機種に比べれば一番安いが最新のカメラ、解像感はS1同等だが、とにかくチャンスを逃さない機敏さがいい、また小さいので嵩張らなく電池の持ちはあきれるほど、レンズはS2同様に選ぶがやはり安い高倍率ズームでは甘い画像になる。純正のレンズとの組み合わせは抜群で最高のバランス、又、どんなレンズでも適正露出で失敗が少ない。残念なのは社外品ストロボが使えないこと、純正でもただ一つの高価なストロボを選ぶしかなかったが最近スピードライトSB600が出たのでD70ユーザには朗報だろう。当方も購入した。

ニコンD2H
 ニコンがプロ用としてリリースしているフラッグシップモデル であり、その質感と操作性や作動音は他のカメラと比較にならないほど良い、又ファインダーが大きく見やす被写体を捕らえ安い、さらにミラー消失時間も短くレリーズラグも極端に短くさらにRAWでの連射が出来るのでチャンスに強い。 400万画素と画素数は少ないが、素子サイズが10ミクロン近く大きいため、レンズの解像度に大きく左右されなくシャープな写真が撮れることも良く 実質解像度はD70JPEGとD2HRAWでは殆ど差がない、したがってRAW +FINEで撮ればA4フルサイズに耐える画像が失敗なく撮れる。但し暗部のノイズによるザラツキ感とニッコールレンズ及び他社デジタル専用レンズ以外を使うと極端な解像度低下を招き、ここは注意したい、特に暗い部分のノイズ感はCCDモデルと比べるとかなり悪く撮影する被写体を選び、この点が実用上の難点である。
このモデルはとにかく連射専用機と割り切る方が良くそれ以外ではD70の方に軍配があがる。 
新たにD2Xが発売されたが、5ミクロンと画素サイズが小さく。感度も低いため30LPで90%以上の解像力と少なくともF4以上のレンズで2段絞るくらい出なければその性能は発揮できなく、使えるレンズは限られるのでそのへんは覚悟の上で購入しなければならない。

ニコンD2X
基本的にD2Hと同じだが画像の質は比較にならないほど高い、アパーチャが小さい割には解像感も十分
で脅威的。ノイズも割と少ない。使える絞りは2段から6段程度で限定され、絞った時の回析限界によるボケは気になるがそれ以外はプロ機として十分の性能を有するが精細な画像を得るためにはRAWで撮る事が条件となる。RAWで撮りニコンキャプチャーで
処理すれば素晴らしい画像を作ることが可能だ。 質感と使い勝手もさることながら、A2まで引き伸ばせる実力は本当に素晴らしい。 

ニコンD200
驚異的な人気のカメラだ、カタログ性能D2Xとほぼ同等もしくは上回る点もある。マグネシウムボディに高速シャッターそして大型のバッファを持ち連射性能が高く画素数も十分である。 
しかしその所有感はD2Xの半分以下だ、ボディは小型で良いが高級感が乏しい、なんといってもシャッター音が静かで凝縮感が乏しく、誰が見ても触っても質感あふれるD2Xとは大きな差だ。それでもD70とは比較にならないほどであり、価格を考えるとバランスが取れているとも言える。ファインダーは見やすいが、視度調整範囲が狭くアイピースレンズもチープだ。性能はD2X並 質感は圧倒的品質感のD2Xと比較は出来ず、まあD70 寄りという感じで価格相応であった。 

ニコンD80 
やはり人気のカメラで D200とほぼ同じ部品を使いD200より高感度時のノイズが少なく軽量コンパクトなのが良い。欠点は連射性能で秒3コマと劣るが写りはD200より彩度が高めで見栄えが良い。シャッター音等はD2Xの足元にも及ばないが写りの性能は大差なく好みの問題程度だ。大抵の写真はこの一台で十分 所有感はないが、中身は濃いのでトラベルには最適なカメラ。 実を取るならお勧めの一台だ。 

ニコンD40 
小さくてコンパクトなエントリーカメラ、 とにかく小さいのがいいさらに高感度時のノイズの
小ささも特筆できる。D70と比較すれば3倍感度で同等 ISO800が常用出来るのはニコンではこれとD50くらいだろう。WBも優秀 シャッター音は低く小さい。彩度も高めで一般受けしやすいカメラだ。しかし。ソニックしか使えないことと
連射も遅くバッファも少ないさらにファインダーも今時珍しいくらい小さい。 操作性はサブLCDがないのでこれも不満 スナップやバイクツーリング等にはとても良さそう
またニコンの18−135とのマッチングがいい。 

ニッコールAF-S ED 18-200VR F3.5-5.6
このレンズも大人気のニコンの自信作レンズだ、ニコン18−70と比較して約1−2割程度解像度が全域高いが色収差は1−2割大きいがニコンキャプチャで補正すれば完全に消える、ひずみは自然で補正可能。
VR特性は24−120とそう変わらない印象。 広角の画角は僅かに18−70のほうが広く18.3ミリ位だろうか。 但しどうもバラツキが多いようで片ボケ品が出回っているよう、私のは完全バランスだったが、逆さにして撮ると片ボケ現象が発生。90度でも若干発生するが、この場合構図の関係で気にならない。 コントラストはD2Xとの組み合わせで良く D70との組み合わせで若干落ちる?? 解像度6点

ニッコールAF-S ED 18−135 F3.5−5.6
18−200の廉価版だ。それでも市場価格は意外と高い 作りこみは18−70より悪くマウントが樹脂なのは興ざめだ。それでもニアではシグマの18−200同等の実質倍率が得られ、解像度はタムロンやシグマの比ではない。まあなんとも半端だが当たり外れも少なそうだし、大抵は135で間に合うのでこれはこれで
悪くはない なにしろこれ以外は18−200しかないから選択肢もない。
解像度6.点 

S1 S2 D70 用レンズインプレッション  
解像度5点以上がデジタル一眼で利用できる解像度目安。出来れば7点以上のものを使いたい。

ニッコールAF-S ED18−70F3.5-5.6
超広角から比較的シャープなレンズ、S2でも使えコストパフォーマンスは最高 一本は持ちたいレンズ、多分利幅少ないだろう。解像度6点

ニッコールAF-S ED 24-120VR F3.5-5.6
解像度はそこそこだがVRが良い、3段分の補正は可能、18−70に比べると僅かにシャープさは劣るが、室内から外までオールマイティにこなせる一本。一時ピントずれ等の問題もあったようだが私のは特に問題は無い。解像度5.5点

ニッコールAF ーS ED300mmF4
超高解像度レンズ、F4の割にコートが良いのかレンズ玉が少ない為か、明るいレンズ、鳥はいつも手持で、これ一本勝負。解像度10点

ニッコールAF ED80-200mmF2.8
ポートレートに最高のレンズ解像感もズームとは思えないほどで、フレアも無く固定焦点並。とにかくデカイガ距離に関わらず焦点距離が殆ど変わらないので、マクロも得意。解像度8点

シグマ18−125mmf3.5−5.6DC
デジタル専用として発売された、高倍率レンズ、ニコンの18−70に解像度で若干劣るが、これ一本で殆んどのシュチェーションをカバーする。デジタル一眼の場合CCDにごみ等が付着することガ多々あり、これなら殆ど付けっ放しで良い。
フレア、ゴーストにも強く、特にS1とのマッチングが良い。サブ機にこのレンズと80−400の組み合わせで殆どカバー出来る。解像度4点

シグマ18−200mmf3.5−5.6DC
デジタル専用として発売された、高倍率レンズ、ニコンの18−70に解像度で若干劣るが、これ一本で殆んどのシュチェーションをカバーする。デジタル一眼の場合CCDにごみ等が付着することガ多々あり、これなら殆ど付けっ放しで良いがスペックほどズーム比は高くなくタムロンと比較すると18−170位。D2Xとのマッチングは露出に関して悪く使いにくしバランスも悪い。
解像度5点
シグマ17−35mmF2.8-4 ex
このレンズは軽さが一番、解像感はほどほどでS2には足らない。まあ明るく思ったより深度が深いので、室内では便利。S1とのマッチングは最高。但しゴーストに弱い。解像度5点

シグマ24−135mmf2.8−4
明るくほどほどシャープでオールマイティなレンズ、色収差も十分に補正されており、EDと謳ってないが、コストパーフォーマンスは最高。28−300等高倍率ズームとは数段上の性能。S2にも使える性能は裏切らないレンズ。解像度6点

シグマ28−300mmF3.5−6.3 
欲張りすぎでしかも設計が古くコントラスト解像度ともに使う気になれないレンズ、安いだけのことはある。解像度2点

シグマ50mmF2.8MACRO
マクロは得意だがその他は苦手なレンズ、50ミリのマクロはかなり被写体に近づく必要があり、出番なし。解像度7点

タムロン18−200mmF3.5−5.6
デジタル専用として発売された、高倍率レンズ、シグマの同レンズより実質上のズーム比1.2倍程度高くリングの方向もおなじなのでニコンには向いている、。ニコンの18−70に解像度で劣る 色収差もひどい、スペックは良くデジタル一眼の場合CCDにごみ等が付着することガ多々あり、これなら殆ど付けっ放しで良いが600万画素レベルが限界である。但しD2Xとのマッチングは論外。
解像度4点


タムロン28−200mmF3.5−5.6
安価な高倍率ズームでは使えるレンズ、この手のレンズでは一番解像感があるが、S2には僅かに使えない。コントラストは他の高倍率ズームと同等。解像度5点

タムロン28−300mmF3.5−6.3
シグマの同レンズと同様。僅かに解像度が高いが、どちらにしてもS1にしか使えない、コントラストも悪い。解像度3点

トキナー80−400mmF4.5-5.6
80−400ではコストパフォーマンスが高い、トキナーにしてはいいほうだが、コントラストは悪くソフトンを弱くかけた感じ、だからポートレートには良いが解像度が悪いのでS1にしか使う気になれない。解像度4点

トキナー12−24mmF4
トキナーにしてはかなり良く出来たレンズ 色収差も意外と少なくたる型ひずみも12o時にはかなり出るが24では殆どでなく広角レンズの割りに収差は少ない。解像感も良くD2Xでもギリギリ使用可能だ。
色集差はRAW+ニコンキャプチャーで殆どなくなるので問題にならなく総合的にはズーム比が少なく使うシュチエーションは限られるがコストパフォーマンスは相当に高い。
解像度6点