<グループ1>
ポルトガル、スウェーデン、デンマーク、ハンガリー、アルバニア、マルタ
ルイス・フェリペ・スコラーリ "フェリポン"コーチ
「我々もタフなチームだが、それは他も同じだ。どういうのがいいとかって希望はとくになかったよ。唯一の希望はユーロの時みたいに、やたら遠くまで行かされなけりゃいいなというものだった」
ラルシュ・ラゲルベック・コーチ
「またデンマークか・・・。彼らのユーロ予選は運がなかっただけだと思っている。出来たら避けたかったな」
<グループ2>
ギリシャ、イスラエル、スイス、モロドヴァ、ラトヴィア、ルクセンブルク
キング・オットー
「簡単なグループに見えるかもわからんが、そういう過信が一番ダメだ。この時点ではどのチームにも可能性がある。南アフリカで試合をしたいのなら、真面目に準備しなくちゃいかん。むろん、我々が本来の能力を普通に出せたら問題なく通るだろう。ただ、今はこの予選よりもユーロへ頭が行ってるのが本音だな。イングランド代表の話?それはだな、空港からホテルへ行く時にメディアの人間と軽口を叩いたわけだが、私としたことがメディにジョークが通じんことを忘れていたんだな」
ポール・フィリップ:ルクセンブルク協会会長
「ユーロ予選では3ポイント獲ましたので、次はそれ以上の成績を望みたいですね」
<グループ3>
チェコ、ポーランド、北アイルランド、スロヴァキア、スロヴェニア、サンマリノ本物
<グループ4>
ゲルマン、ロシア、スオミ、ウェールズ、アゼルバイジャン、リヒテンシュタイン
フランツ・ベッケンバウア氏
「他を見たら我々より厳しいグループがあるので、不満など言えた立場ではない。最悪ではないが、最高でもないといった感想かな。ロシアが難敵?そうかもしれんが、ユーロへ出られるのは単にイングランドが無能すぎたせいじゃないか。決して勝てない相手じゃない。控えめに言っても、我々は鉄板だろう」
<グループ5>
スペイン、ルートコ、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、アルメニア、エストニア
<グループ6>
クロアチア、イングランド、ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタン、アンドラ
スラヴェン・ビリッチ・コーチ
「もちろんドローの瞬間は‘やりやがったな、ちくしょうめ’と罵ったよ。クロアチア人は誰もが‘もう1度イングランドにフットボールを教えてやれ’と大変な喜びようだったが、私は避けたかったな。特別に警戒感など持っていないとはいえ、好い選手がいて、次のコーチがどうにかまとめそうなんでね。明らかにこの前とは異なる戦いになるだろう。しかし最も来るなと願っていたイングランドとウクライナが来てしまうとはなぁ」
ブライアン・バーウィックCEO
「次の指揮官の仕事がクロアチアとの試合でこの前より好い結果を出すのは明白ですが、相手はクロアチア1チームだけではありません。これから各チームを分析し、突破に必要な策を練りたいと思います。もう無頓着に‘行けるだろう’なんて発想はしません」
<グループ7>
フランス、ルーマニア、セルビア、リトアニア、オーストリア、フェロー諸島
レイモン・ドメネク・コーチ
「とくに喜びも失望もないな。単純に考えたらユーロへ出るルーマニアが最大のライバルといえるが、今度はグループ1位にしかストレートインが認められないので、間違いなく厳しい戦いになるだろう」
<グループ8>
イタリア、ブルガリア、アイルランド、キプロス、グルジア、モンテネグロ
ロベルト・ドナドーニ・コーチ
「ブルガリアには他の国より優れた歴史と伝統があって、グループ内の最大のライバルになるだろう。しかし彼ら以外もワールドカップで大きな成果をあげているわけではないが、モンテネグロはスラヴ特有のテクニックがあるし、アイルランドは常に倒すのが難しい国だ。同じことはグルジアにも言える。我々は最近の戦いでそれを知っている。ディフェンディング・チャンピンに出場権が与えられなくなったのは最近だけど、ルールはルールなので今さら文句を言っても仕方がない。あらゆるチームが競争を経るのは善いことだと思うよ」
ジャンカルロ・アベテ会長
「いいドローじゃないですか。これ以上は贅沢言えませんよ。我々は世界チャンピオンですから、問題なく突破させる義務があります」
クラウス・トップメラー・コーチ
「ユーロのグループはハッキリ言って最初からノーチャンスな面子が揃ってしまったが、これは全てのチームにチャンスがある。あの予選で自信を掴んだ若手たちと頑張って行きたい」
<グループ9>
オランダ、スコットランド、ノルウェー、マケドニア、アイスランド
マルコ・ファン・バステン・コーチ
「私はハンプデンパークでのイタリア戦を観たが、スコットランドのプレーは非常に優れていた。最後の瞬間まで決して諦めないチームだね。私にとってスコットランドといえばゴルフをしに行く土地なんだけど、彼らの復活はフットボール界のためにも歓迎すべき出来事だと思うね」
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