ジョーダンズにいたこともあるヴェントラ選手がイタリア・クライシスについて「イングランドの警備を見倣ったらいい」と主張している模様。
ニコラ・ヴェントラ選手
「英国でプレーした僕は、明らかにイタリアとは異なる世界が存在する事実を知っている。本当に厳密に規則は運用されている。ヂダを襲ったバカ者が永久追放されたことは記憶に新しいだろう。そのぐらい厳しくやってるんだ」
ルカ・トニ選手
「フーリガンは善良な社会を人質にとる最も卑劣な輩たちだ。彼らを止めるためには、あらゆる関係者が一致団結する必要がある。僕のクラブへ来てみればいい。アリアンツ・アレーナのお客さんの大半は子供連れだ。その人たちは何の危険もないことを承知しているから、試合の3時間前からスタジアムへ来て、食事をしたり買い物を楽しんだりしている。ゲルマンやイングランドが解決できたなら、僕らイタリアに出来ないことはない。本当にフットボールを愛する人たちを守るためにも協力して考えよう」
クリスティアン・パヌッチ選手
「暴力はイタリア社会に根付いている悪しき問題で、僕ら選手だけじゃどうにもならん。スタジアムが怒りを発散させる場でなく、フットボールを心行くまで楽しむ場であって欲しいと心から願っている。テレビをつければウンザリするような光景を繰り返し流している。そんなもの子供たちに見せたくないから違うことやらせるのに苦労したよ」
フェルナンド・モリエンテス・サンチェス選手
「イタリアの状況は今後のフットボール界に重大な影響を与える可能性がある。マーケットを見てもイタリアから出て行く傾向が多くて、それによってリーガ・エスパニョーラやプレミアシップが利益を受けている。才能を持った選手たちは明らかにイタリアより他の国を見るようになってるはずだ。だけどイタリアが弱くなって喜んでいる場合じゃない。あれほどの大国が競争力を失うってことはフットボール界全体の損失なんだよ。しかもフットボール = 粗暴って悪いイメージを世間に与えてしまうしね」
シウヴェイラ・ドス・サントス "ファン"選手
「家族は常に僕の試合を観に来るんだけど、心配にならないと言ったら嘘になる」
イヴァン・ルッジェリ:アタランタ会長
「我々はゴロツキどもに対する決然たる態度を表明したのだが、なにが嘆かわしいかって他のクラブからの反応が何もないことだ。もはや黙認などできない状況なのは明らかだ。いまここで行動しなければ、世界を変えるチャンスを失ってしまう。声を出さないということは、いまを受け入れたにも等しい態度だ」
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