デルビー・ディタリアの対戦相手についてラニエリさんは「アブラモヴィッチーズとは違って愛のあるクラブですね」とコメントしている模様。
クラウディオ・ラニエリ・コーチ
「私たちは是が非でもインテルを倒さなければなりません。さもなくば、来年5月まで退屈なシーズンを過ごすことになります。そんなのは誰だってご免でしょう。マッシモ・モラッティ?莫大な財産を持つ素封家ではありますが、ただの金持ちではなくフットボールへの限りない愛があります。どこかの馬鹿なオーナーみたいに、たまたま観た試合で、たまたま好いプレーをしていた選手を、考えもなく買ってしまうような浅はかな人物とは違いますよ」
ヴィンチェンツォ・イアクィンタ選手
「名目上は数多くのカンピオーネがいて、アドリアーノですら干せる余裕のあるインテルが強いだろう。だけど僕らにはそのインテルを苦しめることが出来る実力がある。各チームの力は凄く拮抗していて、差なんかそれほどないのがセリエAだ。パルマやミランがちょっと残念だけど、フィオレンティーナやウディネーゼの頑張りがその事実を証明している。インテルは単にここまでの首位に過ぎない。肝心なのは、最後の試合でどこが首位に立ってるかだよ」
アレッサンドロ・デル・ピエーロ選手
「この一戦は過去に色んなスペシャルを呼び込んだ格の異なるな試合だよ。今季は別の理由でも盛り上がってる。どんな時でも、この2チームが戦う限りは伝統と伝統のぶつかり合いなんだ。また、今の僕らに何が出来るのかを示す大事なテストの場でもある。もちろん僕らはセリエBから上がってきたチーム。明らかにインテルより劣っているのは認めなきゃいけない。だけど、この一戦だけは何でも起こりうるんだ。あのカルチョポリがあるだけに、とても感情的な試合になるはずだ」
ダヴィド・トレセゲ選手
「インテルに対する敬意は欠かしていないけど、僕らは誰も怖れない。ここで彼らを倒すことが出来たら、目標を大きく変更することが出来る。あらゆる選手が出たくてウズウズしているんだ。この時をどれほど待ったかわからない。本当に楽しみだね。今のイタリアのチャンピオン様が、どの程度のものなのか確かめてやるよ」
ズラタン・イブラヒモヴィッチ "ズラ"選手
「待ちに待った一戦だな。さすがにオレも興奮してる。こういう大きな試合は燃えるんだよな。ユヴェンティーノの反応?野次れ、野次れ。そしたらオレは一層頑張るもの。まっしかし、行きがかり上こうなっちまったんだから仕方ないさ。それもフットボールのうちだよ。チームにいる時はアイドルで、出て行きゃ悪人。どこだって同じなんだ」
マッシモ・モラッティ会長
「私は嘘偽りなく、ただ美しい試合を望んでいる。論争や不愉快な出来事がないよう祈っているんだ。私は正直ユーヴェの不屈の精神に驚いている。選手たちはユーヴェの誇りを守ろうと懸命に働いている。これは称賛に値するものだよ」 |