セリエA第14週:ACミラン 0-0 ユヴェントス at サンシーロ
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「数日前に別の試合をしておるから、多少の疲れがあると見たな。それに加えてユーヴェの組織が相当に手堅かったので、まぁ順当な結果と呼べるだろう」
カルロ・アンチェロッティ・コーチ
「前半は互いにタイトで拮抗して、とくにピルロへのマークが非常にキツかった。しかしハーフタイム以降はユーヴェの圧力が弱まったので我々が主導権を握ることができた。勝ち越すチャンスがあったとはいえ、結果について責める理由は何もない。ほんの少しの運やジラルディーノへのペナルティが認められていたら違ったはずだがね。ピッチの問題?ユーヴェのクレームは理解できる。まるで石鹸の上でプレーしているようなものだからね。とりわけ我々のように技術が主体のチームにとっては最悪の環境といえるだろう」
クラウディオ・ラニエリ・コーチ
「我々のキャラクターを示すことが出来ましたけど、このピッチの中でまともにプレーするのは難しいでしょう。ミランも同様に苦労していましたが、それは石鹸のようなピッチのせいです。アレックスとパッラディーノを入れたのは、勝つために必要なラストパスの精度を上げたかったからです。イアクィンタはネスタやカラーゼに捕まって思うようなプレーが出来ていませんでしたしね。それにしてもミランは相変わらず強いです。どうしてそんな順位にいるのか不思議ですよ」
ジャンルイジ・ブッフォン選手
「ビッグクラブとの対戦じゃナメられることもなく、それなりの扱いを受けているのは好い兆候だ。メンタリティは間違ってないし、何らかの結果は出せるんじゃないのかな。なによりこの調子で進むことが大事だよ。ただな、スクデットって話になっちまったらちょっと違うと思う。こっちは昇格チームだからさ、とりあえず今季は名刺を配るっていうので十分じゃないのか」
ダヴィド・トレセゲ選手
「厳しい試合だったけど、かつために来たってことは理解してもらえたと思う。スクデットは他のチームと同様に目標の1つだ。ユヴェントスって名前でプレーする限り、それを目指さなきゃ嘘だよ」
ACミラン
GK1:ネウソン・デ・ジェスス・ダ・シウヴァ "ヂダ"
DF44:マッシモ・オッド (79分-25:ダニエレ・ボネーラ)
DF13:アレッサンドロ・ネスタ
DF4:カハベール "カッハ" カラーゼ
DF27:セルジオ・クラウディオ・ドス・サントス "セルジーニョ" (64分-3:パオロ・マルディーニ)
MF21:アンドレア・ピルロ
MF8:ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾ
MF23:マッシモ・アンブロジーニ
MF10:ごく潰し
MF22:バロンドール
FW11:アルベルト・ジラルディーノ (64分-9:フィリッポ・インザーギ "ピッポ")
ユヴェントス
GK1:ジャンルイジ・ブッフォン
DF5:ジョナサン・ゼビナ
DF33:ニコラ・レグロッターリエ
DF3:ジョルジオ・キエッリーニ
DF28:クリスティアン・モリナーロ
MF6:クリスティアーノ・サネッティ
MF23:アントニオ・ノチェリーノ
MF11:パヴェル・ネドヴェド (82分-20:ラファエレ・パッラディーノ)
MF7:ハッサン・サリハミディッチ (71分-32:マルコ・マルキオンニ)
FW9:ヴィンチェンツォ・イアクィンタ (71分-10:アレッサンドロ・デル・ピエーロ)
FW17:ダヴィド・トレセゲ
アルビトロ:エミディオ・モルガンティ |