大学入試センター試験直前の準備・心得


最強の勉強法

 

 

ここで他人と差がつく最強の勉強法―頭をクリアにして五感を磨く技術
成合 () 単行本 (2002/09) 実業之日本社
おすすめ度: 5.0 5つ星のうち

「最強の勉強法」 (実業之日本社 2002年) 成合弘著

自分に自信のつく、オリジナルの勉強法を身につけるための本です。


はじめに

 

いよいよ、センター試験が近づいていますね。

毎年、大変好評なので、今年も「試験直前の準備・心得」の

ページをUPしておきます。


 大学入試センター試験の性格

 

大学入試センター試験は、すべてマークシート方式で試験が行われます。

つまり、当日は「解答のスピード」が勝負の鍵を握りますので、当日の解答スピードをMAXにするための

準備をすすめていくことが、大きな助けとなります。

 

まず、持ち物を万全に準備しましょう。そして、ちょっとお時間のあるかたは

後半の受験心得を確認しておくようにするとよいでしょう。


もっていくもの

(前日の夜までに用意をしておく)

 

受験票・写真票

        試験前日に鞄に入れるまでは、神棚や仏壇などに置いて大切にしておくとよい。また、合格を目指している大学の写真や大学の写真が掲載されているポストカードなどと一緒にして保管していると気力が湧く。透明な下敷きにはさんでおくと、紛失も防ぐことができるのでおすすめ。

 

黒鉛筆(H,F,HB)

  普段から使い慣れている鉛筆を6本ほど、厳選して筆箱に入れておく。試験当日は机上に筆箱を置くことができないので、六角形のタイプがおすすめ(机上でころがって落としてしまうことを防ぐため)。新しい鉛筆は、前日までに、23センチメートルほど入魂で削っておくとよい。削るときに気を込めるのがポイント。鉛筆はHB6本用意しておけば、試験中に鉛筆を削る必要はない。マークシート記入用の先の丸まっているものが2本。解答用の入魂鉛筆(問題用紙に向かうための鉛筆)4本だ。

 

プラスチック製の消しゴム

数学の計算部分の確保や、マークシート部分の大幅訂正など、広範囲にわたって消すときのために、大きめの消しゴムをひとつと、マークシートひとつ分だけのスペースを絶妙に消すときのための新品で小さめの消しゴムをひとつ、合計で二つの消しゴムを用意するとよい。

 

鉛筆削り(電動式を除く)

鉛筆を削る時間は、とても豊かな時間である。また、とっておきのリラックスの時間として、鉛筆を削るようにすると受験の神様も味方につくだろう。鉛筆を削っていて、豊かな時間を味わうことができるもの、「この鉛筆で勝負をしよう」という気持ちになることのできるものを選んで使用するとよい。

 

時計

文字盤が大きめのアナログ時計がおすすめだが、好みのタイプの時計を使用するとよい(気合が入ることがもっとも大切)。席は、総合大学が会場の場合には、隣の席との間が大きくあいているので、腕時計をそのまま置いてもOk。高等学校が会場の場合、席はひとつひとつセパレートなので、時計を机上に置くとスペースが狭くなってしまう。机の端に固定することのできるタイプの時計を使用したりなど、工夫が必要(黒板横に大きな時計があることが多いので、この場合は不要)。利き腕が右手の場合、左手のほうは軽く腕まくりをして机上に置き、左手の腕時計が常に見えるようにしておくのもいい。

 

昼食

食事は、人生の基本。「風水ごはん」 (成合弘著/新潮社 2002年)で勝運を呼ぶ食材を研究したいところ。いつも食べなれているものがよい。消化によく、POWERにつながるものを厳選すること。

 

交通費

交通トラブルの場合でも、再試験受験のための手続きがあるので会場には到着する必要がある。タクシーで行く場合の交通費を計算しておき、十分な金額を持っていくようにするとよい。(たとえば東京23区内在住で会場も23区内であれば1万円程度用意していれば十分) また、乗り換え駅のそばに銀行のキャッシュディスペンサーやコンビニエンスストアがあることを下見で確認できていれば、念のためキャッシュカードを持っていくことも安心につながる。

 

上履き(上履き持参の場合)

- 足元を冷やしてしまうと実力が半減してしまう。厳冬期の受験であることを忘れず、厚手の靴下や暖かい素材の上履き(上履きのデザインは問われていないので、とても暖かい高級製タイプの素材を用意してもOK)を用意することも、勝ち運を引き寄せるだろう。


スペシャルアイテム

 

黒または青のボールペン(油性でも水性でもよい)

  受験票に名前を記入し忘れているときや、メモなどの際に役立つ。三色ボールペンがおすすめだが、自分の手にしっくりくるものであることを最優先にする(自分の名前やひらめきなど、重要な内容を筆記するので、フィット感を重視すること)

メモ用紙

二次試験や私大入試などに役立つ「気づき」や「ひらめき」を得ることがあるので、すぐにメモできるように用意しておく。メモした内容は、あなたの宝物になるだろう(受験必勝のためのオリジナルの心得が増える)

座布団

使い慣れたものがあれば、午前中の試験での冷えた椅子からの冷気を浴びずにすむ。カイロを椅子に敷くよりも、座布団のほうが自然。

ひざ掛け

        ひざが冷えてしまうことも、足元が冷えてしまうことと同様、とてもダメージが大きい。カシミアのひざ掛けは(高級だが)軽く持ち運びが容易で、抜群の暖かさだ。女性はストールを活用するのもGOOD


受験心得

お時間のあるかた向けに「受験心得」をいくつか記しておきます。人生は考え方ひとつで大きく成功に向かいます。また、人生成功のポイントは「成功する考え方を身につけること」に尽きます。受験勉強の合間に、自分自身の受験心得を確認しておくことは、大変有意義な作業になるのです。(人生の心得についてはbrog感謝の気持ちを込めて。」に詳しいので割愛します)

大学受験突破の際、もっとも大切なのはこの受験心得。これが自分のなかで揺らぐことがなければ、難関大学合格も夢ではないでしょう。

 


受験会場の下見

 

受験会場の下見をしておくことは、受験の基本です。また、受験生は、可能な限りの下見が許可されているので、センター試験の受験会場だけでなく、志望大学の下見も十分に行っておくようにすると、センター試験の経験を志望大学の二次試験で生かしやすくなります。

また実際の試験での得点上で、浪人生が現役生よりも有利に扱われる点は皆無ですが、こうした「経験」の部分は、大きく圧倒できるところです。受験では、得点能力がすなわち学力であり、実力、という見方をしますが、社会に出ると、こうした準備の部分が実力として大きく評価されるようになります。

少しでも快適に受験会場に到着し、圧倒的な精神的余裕を持って試験に臨むことができれば、すくなくとも環境要因で試験に不利な点が出にくくなります。


試験直前のラストスパート

 

試験の直前まで学力を高めていくことは、試験の醍醐味でもあり、また学力だけでなく

自分自身のスケジューリング能力の確かさを確認することのできる好機です。

普段から万全の準備をすすめておくことは受験の王道でもありますが、

これから大学に進学して社会に出ると、直前ぎりぎりまでの調整力、ラストスパートでの

実力の発揮能力も、非常に心強い実力のひとつになります。

(拙著・最強の勉強法 第6章 試験直前ラストスパートで大逆転する に詳述) 

 

「ラストスパートを大切にする」という意識自体が

非常に大切な心得のひとつである、ということです。


センター試験でのラストスパートでもっともこだわること

 

数学や物理に代表されますが、センター試験の問題は、きちんとじっくり時間をかければ解けるものばかりです。しかし、本番では、制限時間内に余裕を持って解ききることが最重要ですので、普段の学習では、スピードアップのトレーニングに全力をあげて励むようにすることが肝要です。特に上位レベル層の対策(90%以上の得点を確実に得るための対策)は、このスピード対策のみであるといっても過言ではありません。

演習が不十分な分野は満足なスピードを出すことができません。

「どれだけのスピードで解答を続けることができるか」という発想で、試験問題演習を続けることが、センター試験突破のうえでも、またひいては二次試験に向けた弱点発見のうえでも大変有効な学習法になるのです。


じっくり取り組む勉強は、この一週間、捨てる

 

よほどの未知な分野を残している場合を除いて(学校でその科目の授業がなかった、未履修であった、など)、センター試験本番まで一週間をきっているいまの時期にじっくりと取り組むスタイルの勉強はあまり意味をなしません。

過去問でまだトライしていない年度があれば、早速制限時間を短めに設定して、解いていきましょう。スピードを出して解くことができない分野(センター試験での弱点分野)を見つけたら、そこはとばしてその年度の解答を完了させます。そのうえで、「どうしたら弱点分野のスピードが出るようになるか」を必ず意識しながら、その原因が単純な知識の不足によるものであればただちにその知識を充足し、また原因が理解不足にある場合には、その理解の不足を補うための時間をとることが、知識の充足での得点UP以上に効果があるのかどうかを勘案してから勉強にとりかかります。

勉強はじっくり取り組むのが最高。成績上位者ほど、じっくりと勉強に取り組むことの楽しさを知っています。センター試験を終えれば二次試験に向けてふたたびじっくりと勉強に取り組むことができますので、今週はスピード勝負のみにこだわってみましょう(総合得点の大幅UPという直前勉強の目的を忘れないことです)


センター試験において問われるのは総合得点

 

この時期は、スピードを意識して、過去問を次々と解き、知識の不足によって失点しているものは、その知識を充足させることのみに集中して勉強することがもっとも効果的です。

理解が未熟な分野の理解をすすめ、スピードを出すことのできるほどの状態にまでに持っていくのは、一週間程度の学習期間では、特定科目の一分野程度の範囲が妥当です(それが理解力についての集中力を高めるポイントです)。センター試験においてもっとも問われるのは総合得点です。この総合得点がもっとも大幅かつ確実にUPする方法を考え、実践を続けていく強い意志がセンター試験の勉強においては強く求められるわけです。


センター試験本番において

 

マークシートに記入する時間も含めて、スピードをあげて解答していきます。即座に解答のできない問題は躊躇なくとばします。

できるだけ制限時間よりも早く答案をしあげるようにし、余った時間は解答の点検にあてます。また、難問が多かった場合には、即座に解答のできる問題を仕上げた後、それらをマークシートに記入。記入点検を終えてから、あらためて、残った時間を難問に向かい合う時間につかうようにしましょう。


名前の確認は、何度も行う

 

マークシートはコンピューターで処理しますので、受験番号などの記入漏れは致命的です。受験番号・氏名の記入には、万全を期すようにしましょう。


おわりに

 

いよいよセンター試験本番ですね。個人的には今年のセンター試験の当日は、海外の仕事をしています。ここ数年は、必ずと言っていいほどこの時期に海外の仕事が入ります。海外の仕事が入っていなければ、センター試験当日は、出題された全問題を解いてみて、「これはちょっと時間のかかる難問だなあ」などと、出題傾向を分析したりして楽しむのですが、こうして当日に日本にいない年が続くということは、もう、そのようなことをしなくてもいいのかもしれないな、と思ったりもします。(それでも帰国すると、すぐに問題を取り寄せて楽しむのですが)

大学受験の範囲の問題は、どれも確実に正解の出せるものばかりです。クイズを解くように勉強をしてもいいですし、解答をそのまま覚えていっても、ある程度の実力(=学力、得点力)がつきます。そして、こうしたスタイルの勉強は、この大学受験までが最後で、ここから先はそれまでに身につけた基礎力をベースとして発想力を磨いていくことになります。

勉強の最大の効果は、社会を有意義に生きる力、柔軟な発想力を得ることにあると思います(想像力と好奇心が大切)。これらは、特に地域社会のリーダーに強く求められる力です。

皆さんが自分の人生において後悔のないよう、全力で試験に臨むことができることをこころからお祈りしています。

(2008/01/11)

 

本年は、久しぶりに日本国内でセンター試験の当日を迎えることになります。日本の受験の雰囲気は、身の引き締まるような空気も手伝って、とても好きです。

どのような分野であっても、その道に習熟しているものが実力を発揮します。日常生活においては、乗り越えることが困難に思えるような道に挑む人(はるかなる道を歩む人)に対して、この受験の経験やたとえが役にたちます。はるかなる道の習熟は、並大抵のことではありませんが、「必ず達成する」と決めてしまえば、経験をする前に思っているほどには難しくありません。(習慣にしてしまうまで、精神的な困難さに向き合う必要はありますが)

受験の経験はとても貴重であると思います。受験生の皆さん、ぜひ、悔いの残らぬよう、トライをしてください。

(2008/01/15)

 


成合弘 (HIROSHI NARIAI)

<コーチング>資格取得数日本一 資格王成合弘のホームページ

感謝の気持ちを込めて。( official brog )

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