デイリー・インサイト

2004年3月

2004/03/29(月)

■なんとあの『時事放談』が日曜朝6時に復活。しかも出演は中曽根康弘、宮澤喜一、後藤田正晴、塩川正十郎、野中広務ほか。これはちょっと見てみたい。『ニュース23』との落差を楽しめそう。


2004/03/28(日)

■曙≒ハルウララ

UK New Wave Renaissance 2004 ランダムレビュー



ザ・カメレオンズ
ストレンジ・タイムズ(1986)

 80年代のイギリスに存在した「ネオサイケ」というジャンルを代表するバンド、の割には日本ではインタビューもメンバー写真もほとんど目にすることが無かった。今ではカメレオンズのコーナーがあるCDショップも少ないだろう。だからこういうのを本当の隠れた名盤という。シスターズ・オブ・マーシーを手がけたデイヴ・アレンを起用して作られた、叙情的な湿っぽさが全編を覆う不思議ロック。久しぶりに聴いたら80年代臭が強くて頭がタイムスリップしそうになった。


2004/03/25(木)

■今クールでフジテレビのドラマばかりが高視聴率を獲得したのは、必ずしもドラマの質が高かったからじゃない。あれは明らかに局をあげてのPR攻勢の勝利だった。特筆すべきは『めざまし』の影響力。この「朝のトゥナイト」は常時視聴率10%オーバーで、軽部アナが悪ノリするのも無理は無くらいにその情報波及力を怪物的に拡大している(実際に平原綾香や大塚愛のヒットもめざましのおかげだという話もある)。OLも主婦もオジサンも皆見てるこの番組で、当日オンエアされるドラマの予告をガンガンやったのが効きまくっていたはずだ。

 それに比べてTBSは朝の『ウォッチ!』が弱い。局のメンツをかけて制作した『砂の器』がフジのドラマより視聴率が低いのも、朝番組でのPR力の差によるところが大きい。4月以降も新キャスターが城戸真亜子じゃあ話にならない。久米宏や上沼恵美子を持ってくるぐらい大胆なことをしないと。そもそもオウム事件での失態以来TBSはワイドショー的な番組作りに及び腰なので、もう体質的に無理なのかもしれないけれど、ドラマ作り以前に朝の大改革を決行しないとTBSは斜陽の一途をたどるとみた。いまや朝を制する局が視聴率を制する。


2004/03/24(水)

■今朝の朝日新聞によると、『13歳のハローワーク』は81万部売れたらしい。


2004/03/22(月)

R25(アールニジュウゴ)


 リクルートから創刊された、「25歳以上の男性ビジネスマン向け情報誌」を目指す週刊フリーペーパー。キャッチコピーは「25歳以上オトコの情熱誌」。この第3号は全50ページ(広告は計16ページ)。現在は試験的に期間限定発行中で、本創刊は7月とのこと。

 好き嫌いは別として、これはなかなか出来がいい。あっさり薄味ながらスキが無い。扱うネタは芸能、映画、音楽、書籍から政治、経済、ビジネスまで浅いなりに幅広く、デザインも丁寧に作られていて読みやすい。一読した印象は『サイゾー』に近いけれどサブカル臭は抑え気味で、ひねくれていない。例えば第3号の目玉、高橋がなりインタビューは、既に他誌で語られている内容が多く鮮度に欠けるとはいえ、ターゲットに対するストレートなエールになっている。

 団塊ジュニア男性をターゲットとした「普通の」雑誌で成功した例は少ない。そういう意味ではこれは朝日新聞が数年前に発行して失敗し、二ヶ月で廃刊させた団塊ジュニア向けタブロイド誌『セブン』に対するリクルートからの回答、といったところか。この出来だったら、駅に置かれていたら僕は毎週手にとって読むと思う。買おうとは思わないけど、フリーペーパーとして時間つぶしに充分耐え得る。ただし気になる点が二つ。

 一つは、団塊ジュニア男性を狙うという割にはグラビアネタと格闘技ネタが皆無という点。特にグラビアに関しては、いまや10代ではなく20−30代が主要顧客といわれているだけに外せないはずなんだけど。スポンサー確保のためか、意図的にセックス&バイオレンスを排除しているのかもしれない。でもそこをなんとか。

 そしてもう一つ。「情熱誌」という割には何故か情も熱も伝わってこない。コラムも連載も妙に無難で淡々としたものが多く、むしろノホホンとした印象を受ける。まあそれが団塊ジュニアの特徴だと言ってしまえばそれまでなんだけど。。。今後の動向に注目したい(←つまりこういう呑気な終わらせ方のコラムが多いのよ)。

 以上、屋根裏さんのリクエストに応えて感想を書いてみた。


2004/03/21(日)

UK New Wave Renaissance 2004 ランダムレビュー



マーク&ザ・マンバス
トーメント・アンド・トレーロズ(1983)

 「イギリスの変態王子」マーク・アーモンドが趣味的に結成したバンドのセカンドアルバムで、僕はこれを1986年頃に購入した。「ねっとり」とか「ムンムン」といった擬音が似合う、腐ったフルーツのような発酵サウンドで、ロックというよりオペラやシャンソンに近く、当時まだガキだった僕には大人っぽすぎて良くわからなかった。それでもこのアルバムで繰り返し聴いた曲が2つある。ピアノと弦楽隊が交互に不安を煽る中でマークが情感たっぷりに歌い上げる"Catch A Fallen Star"と、 悲しくも美しいデカダン・ラブソングの"First Time"。この2つの名曲が収録されているから、いまだにこのレコードは売らずにとっておいてある。

『テキサス・チェーンソー』

 ホラー映画としての出来はまあまあ。最初から最後まで揺れつづけるジェシカ・ビールの完璧な美巨乳も見事。でも、お面のデザインが中途半端だからだと思うんだけど、レザーフェイスがあんまり恐く見えないんだよな。僕はかつて後楽園ホールでプロレスラーのレザーフェイスに追いかけられたことがあるんだけど、あれは恐かった・・・。名作のリメイクは難しいね。観終わった後、出口で「ぴあ」のアンケートに声をかけられたので70点と答えておいた。


2004/03/16(火)

キリンは生茶パンダで味をしめたな。

Waste of Pops 80s-90sで知ったPet Shop Boysのニューシングル "Flamboyant"のPVがイイ↓
 http://www.petshopboys.co.uk/news/PUP_Flamboyant.asp?id=3


2004/03/14(日)

永遠のコドモが交通事故に遭わずに路上で遊びつづけることは可能か



『「おたく」の精神史 一九八〇年代論』 大塚英志
(講談社現代新書)

 「ガンコおたく」大塚英志の個人史的な側面が強い80年代論。結構売れているらしい。要約すると、日本は80年代を境に成熟する機会を逸し、以降オトナになりそこねている、という話。

 なりゆきで宮崎勤に関わってしまった彼にとって「成熟」は切実なテーマだったんだろう。丹念に掘り起こした当時の体験を体系的に結び付けていく丁寧な仕事っぷりで、なぜ日本はここまで宙ぶらりんな状態になってしまったのかを解き明かしている。湾岸戦争とボードリヤールと文学と宮崎勤とUWFがシンクロするあたりなんかはかなりスリリング。知的好奇心は十分に刺激される。

 これを読んでいると、たとえば80年代の自分は「真剣勝負を貫く」高田延彦がデスラーのコスプレをするなんて未来を想像もできなかったけど今では全く動じないで受け入れることができる、でもこれって成熟とは言わないよな、的な複雑な気分に襲われる。マッカーサーが「日本人は12歳の少年だ」と発言して以来、日本は成熟しないでコドモのまま国家として成長し、そして力を失い、老熟しつつある。石田衣良の小説『4TEEN』にでてくる早老症のように、コドモのまま年をとる病気なのかもしれない。

 結局この本では、大塚の個人的な仕事スタンスが示される以外は、成熟するための処方箋はヒントすら提示されない。だから永遠のコドモであるところの我々は相変わらず半信半疑で遊びつづけることになる。トラックに気をつけろ。

 そんなこんなで80年代ブームも恐らく今年がピーク。来年以降は90年代ブームが始まるだろうから、いま20代前半の貴女は是非「コギャルの精神史」とかを準備しておくといい。マジで。


2004/03/11(木)

「人生を救った曲」第一位はザ・スミスの"I Know It's Over"

■NHKBS『マンガ夜話』効果で、業田良家の『自虐の詩』上巻 下巻 が揃ってアマゾンのトップ10入り。


2004/03/09(火)

■最近のテレビ報道はおかしいね。牛丼騒動とか渡辺謙がアカデミー賞とるとらないとか、ワイドショー化が加速化してる。ますます冷静さを欠いているというか。今回の鳥インフルエンザがその最たるもので、「鶏肉を食べても感染しない」「鳥から人への感染確立はきわめて低い」といった基本的情報はこれまでそっちのけで、恐怖心を煽る死骸映像とかばかりを強調。まるでペストか天然痘。そりゃあ浅田農産会長夫婦も自殺するよ。


2004/03/07(日)

日経エンタテインメント!「グラビアアイドル」人気ランキング・アンケート

 調査結果は『日経エンタテインメント!』6月号(5月1日発売)で発表とのこと。リストに「藤本綾」が含まれているのは故意なのか?

■新宿でちょっと面白い大道芸を目撃。関節が自在に動く人形と、その人形そっくりの人形男。通行人が人形にポーズをつけると、人形男が無言で全く同じポーズを取る、というもの。最初は一風変わったパントマイムかと思っていたら、最後は燃焼系アミノ式ばりのアクロバット・ポーズを決めまくり。体操選手?

 




2004/03/04(木)

■浜口親子ばりの気合で白い固形便を排出。

■夕方に放映している『渡る世間は鬼ばかり3』再放送の視聴率が凄いことになっている。

   3/1:14.4%  3/2:12.6%  3/3:13.1%

 『それは突然嵐のように・・・』『サラリーマン金太郎』『ドールハウス』『奥様は魔女』といったゴールデンタイムで放映されているドラマの視聴率を軽く凌駕しているわけだから、TBSも複雑な思いだろう。

 この高視聴率を支えているのは結局オバちゃんたちだとばかり思っていたけど、どうもそれだけではないようだ。例えば僕の上司の子供(大学生&高校生)が渡鬼再放送にハマっているという情報があるように、現在は受験期間&試験期間なので、夕方ヒマになった10代が多く見ているという説がある。考えてみれば現在の10代後半は、えなりかずきと同世代。えなりと自分を重ね合わせて自分史確認ドラマとして見ることが出来る渡鬼を再評価しても不思議じゃない。

 これでえなりが劇中で結婚し、子供が出来、またその子供が成長し、と続けていけば・・・見える。橋田寿賀子の没後も未来永劫続く、『ドラえもん』ばりの永久コンテンツになっていく渡鬼の未来が見える。


2004/03/03(水)

■いいじゃない一週間くらいサイト放置しても。僕にだっていろいろあるんだよ。人間だもの。でもインサイターはまだまだ続きます。

■今日はバリウム初体験。意外と美味しかった。まだウンコは出てないんだけどいいのかな。


TOP