デイリー・インサイト

2003年12月

2003/12/29(月)

■大晦日の注目試合ランキング

 1.近藤有己 vs マリオ・スペーヒー (PRIDE男祭り)
 2.曙太郎 vs ボブ・サップ (K-1 Dynamite!!)
 3.桜庭和志 vs アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ (PRIDE男祭り)
 4.吉田秀彦 vs ホイス・グレイシー (PRIDE男祭り)
 5.須藤元気 vs バタービーン (K-1 Dynamite!!)
 6.美濃輪育久 vs クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン (PRIDE男祭り)

 というわけで大晦日当日はプライドをDVD録画、K-1をPC録画しつつ3大会をザッピングする予定。イノキボンバイエでヒョードル vs 永田が本当に実現するのであれば観てみたいけど、それは勝敗とか攻防が気になるからではなく、初期UFCのような残酷ショーになりそうだから。大晦日の全国のお茶の間が一気に凍りつく様子が目に浮かぶ。


2003/12/23(火)

■昨日の『めざましテレビ』で奥菜恵婚約報道の際に高島彩が「私は2人とも知ってるんですけど、藤田さんは若手ベンチャーの経営者っていう割には鋭くない方なんですよね」と問題発言。


2003/12/21(日)

アイデン&ティティ


 売れないロックバンド「スピードウェイ」のギタリスト・中島がロックの神様(ボブ・ディラン)との対話を通して悩みながら成長する愛と友情の物語。バンドブーム懐古映画でもなければ閉鎖的なサブカル映画でもない、驚くほどストレートで普遍的な青春映画だった。僕は映画を観て泣くことなんてめったにないのに、途中からずっと涙が止まらなかった。『ニュー・シネマ・パラダイス』より泣ける。『ニュー・シネマ・パラダイス』って観たこと無いんだけど。

 一応断っておくと、映画としての完成度は決して高くない。説明調のセリフやナレーションが多くてテンポが悪く、主人公以外のキャラクターの描き方も中途半端で、宮藤官九郎の脚本に期待して観ると拍子抜けする。それでもこの映画が僕の涙腺を過剰に刺激するのは、主人公の感情にシンクロしてしまうからだ。

 中産階級に生まれ、不良でも優等生でもないことにコンプレックスを持つ中島は、ライク・ア・ローリング・ストーンであることをアイデンティティにしようとするが故にアイデンティティが引き裂かれる。バンドこそ組まなかったけれど同じような境遇で育った僕は、サラリーマンになってから随分経つのに、いまだに自分の仕事スタイルに確信を持てずに試行錯誤を続けている。思春期の頃にロックなんか聴いていたからだ。だからラスト近くで中島が半泣きで歌う『アイデン&ティティ』なんて、まるで自分が歌っているかのような気持で聴いた。

アイデン&ティティを捨てるならば
ふたり一緒にしてやるよと役人に言われた

一生、口にするなと肩をたたかれて
アイデン&ティティは解放されたのさ

アイデン&ティティは住みにくい街を捨て
つらく長い道を今日も歩むのさ

『アイデン&ティティ』スピードウェイ

 映画を観終わった帰り道、渋谷の路上ではストリート・バンドが能天気に自己紹介をしていた。「僕達はXXXといいます。名前だけでも覚えて帰ってください!」。名前だけ覚えられてどうする。こういうセリフはボブ・ディランにいわせるとロックじゃないんだよ。ボブ・ディランってちゃんと聴いたこと無いんだけど。

□「スピードウェイ」というバンド名は小室哲也の最初のバンド名から貰ったらしい。


2003/12/17(水)

グラビアアイドルの映像DVD付きカップめんが発売に

UK New Wave Renaissance 2004

スーパーリスナークラブが指摘する通り、ミニスカサンタがこんなに身近な国は日本だけかもしれない。BOSSのCMも浜崎シリーズになってから最も人気が高かったのは昨年のサンタ篇だったという話もある。今年は叶姉妹がミニスカサンタになるものだとばかり思っていたんだけど、やらないのかな。




2003/12/15(月)

■米ソニー・ピクチャーズが『スパイダーマン2』のブログ・テンプレートを配布中。こういうマーケティングが日本でも増えていくんだろう。


2003/12/14(日)

■フセイン拘束っていうのはアメリカの国威発揚のためのやらせ。拘束映像に出演していたのは特殊メイクで作られた偽者で、今後本物のフセインが現れても「それは影武者だ」って言い張るっていう。『カプリコン・1』とか観て以来、大本営発表はどうも素直に信じることが出来ない。

■友近という女イッセー尾形みたいな女性芸人が出ているTBSの『新すぃ日本語』(水曜日23:55-)は、今一番面白い深夜番組だ。近い将来ゴールデンに行くね。

2003/12/10(水)

■あの学研がヘア解禁に踏み切ったことで話題の新グラビア雑誌『ZaVaDa』。『サブラ』『ウォーB組』『ドント』『紙のプロレス』『ジー・ガール』などなど、つまり現在コンビニで売られている雑誌のいいとこ取りをしようというスケベ心がフルスロットルで、どこかで見たことあるようなページばかり脈絡無くザックリと並べられている。ここまで統一感の無い雑誌も珍しい。『BOMB』のアニキ版という位置付けらしく、かつてはそのポジションには『Momoco』があったんだけど、それとは似ても似つかない不思議な雑誌に仕上がっている。




2003/12/09(火)

■実際はパシリだった薬丸も今では元ヤンとかいって幅利かせてるわけだから、アメリカのパシリ状態の日本はこれから薬丸に学ぶことが多い。


2003/12/08(月)

■「モシモシ未来ですか。」というコピーで展開されるau by KDDI「CDMA1X WIN」の広告は、未来をテーマにしているにもかかわらず宮沢賢治をホウフツとさせるノスタルジックな世界観を描いていて興味深い。あれは凡人だったらマトリックスのパクリ映像みたいな奇抜CMにしてたはず(そういえばFOMAのCMは宇多田がロボットと生活する未来都市を描いていた)。「未来」(≒現在)を未知なものとして捉えずに地に足着いた「記憶」の延長として位置付けるというスタンスは、ロックンロール・リバイバルとか宮藤官九郎のドラマとかに通じるものがある。




□「人間が生きていくための環境は、決して機能や経済効率だけで成立するものではない。「記憶」が人間の心の糧になっている。戦後、アメリカ流の豊かさを追い求めた日本の都市は、すべてを破壊しつくして、この「記憶」を塗り替えることこそが発展だと履き違えた。(中略)今、建築に必要なのは「都市の未来はどうあるべきか」という展望を持つこと、その上で本当に必要なものを見極めながら創っていくことだ。時には残すことが創ることになる場合もあるだろう。」
安藤忠雄
(朝日新聞2003年12月6日朝刊「私の視点」より抜粋)


2003/12/04(木)

大事なのは、負ける事から逃げない事。負けた後に逃げない事です。

■今日の東急ハンズの折込チラシがいい感じ↓。その熱意に感化されて表紙画像を「レディスサンタE」(\4.980)に変えてみた。




2003/12/02(火)

■小野真弓、笑いすぎ。

いちもつの不安

週刊誌アーカイブスE



『内外実話』(新星社)1968年7月25日号

「罠にはまって落伍する新人社員残酷体験集」

 そこで優秀な先輩諸君の”後輩に与える新入社員心得”を収録してみると、なんと、
「古参BGの誘惑に勝つことこそ、サラリーマンとして大成するか否かの、第一関門といえる」
というのが圧倒的なのに、実はこちらの方が驚いた次第でもある。(中略)

 「入社してニ、三ヶ月目というのが、最もイカレそうな時期だな。どうにか周囲への緊張も弛んできて、今まで縮こまっていた自分を主張したくなるのもこの時期だ。古参BGはこんな新入社員をジーッと観察してるんだな。そして実にタイミングよく誘惑する。新入社員はまるで蜘蛛の巣にかかった虫のように、適当に料理されていくんだな。社内恋愛はどこの会社でも表面だって反対しないが、しかし職場恋愛は会社にとって面白くないのは本音だ。その男はスタートにして躓いたわけで、まずウダツがあがらんな」
 というのは、一橋大学からM商事に入社三年目の前川拓也=仮名=さん。

 出版社をかえて今でも売られ続けている高カロリーなオヤジ週刊誌「内外実話」。いざなぎ景気に沸いた1968年当時のバックナンバーは「インスタントカップル」「レディ・ガイド・クラブ」「ハプニング・ショー」「電話喫茶」「おピンクハッスル」などなど僕らには未知のキーワードが溢れていて楽しい。グラビアは無名モデルのモノクロ写真が8ページのみで、当然ヘアも無ければカラミも無し。アダルトビデオの無い時代だからビジュアル的な刺激は現在よりも格段に劣るものの、体験告白ネタ、三面事件簿ネタ、風俗ネタといったオヤジ雑誌の定番フォーマットはこの頃に既に確立されている。

 読んでいて気付くのは、とにかくBG(ビジネス・ガール)の話ばかりだということ(当時まではOLのことをBGと呼んでいた)。女性総合職が存在しない時代だったからなのか、高度経済成長期のサラリーマンにとっては会社にいる女っていうのは性欲対象の象徴だったんだな。ケータイとかネットとか無かったから、今より出会いの機会が少なかったということもあるんだろう。上に引用した記事は、そんなオフィスでの男女の駆け引きを揶揄するスーダラ感に溢れている。

 1968年の新入社員といえば団塊の世代。当時は内外実話なんて買わずに「あしたのジョー」とか読んでいた彼らも、その後BGといろいろあって、今ではアサヒ芸能とか増刊大衆とか読んだりしているんだろうな。まあ僕も読んでるんだけどさ。そういえば今ではオヤジ週刊誌の表紙は大抵グラビアアイドルが飾っているけれど、当時は名前も載らないような無名のモデルさんなんだよね。この表紙の彼女、今ごろどうしているのかな。


2003/12/01(月)

イチモツ模様


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