デイリー・インサイト

2003年11月

2003/11/30(日)

■祖父の墓参りに行った際に坊さんの講話を聞く。我が家は浄土真宗なんだけど、浄土というのは冥土とは異なり、光に満ち溢れた明るい世界なんだそうだ(冥土は神道の言葉らしく、だから「冥福を祈る」のは神道)。「忍ぶ」ことで憎しみの連鎖を断って浄土に行くという話を坊さんがしてくれたのは、たぶん今日のイラク問題を意識したからなんだろう。

■現在発売中の『増刊大衆』というオヤジ向けコンビニ雑誌に、グラビアアイドルの歴史に関する短文をちょろちょろっと書かせてもらった。まさか自分が山本早織インタビューと同じページに原稿を書くことになるとは思わなかったよ。それにしても凄いな、増刊大衆って。エロ100%。そんな中にも「人間ドキュメント感動大陸 南沙織」という真面目な記事があったりして、オトナになるということはこういうことなんだな。




2003/11/29(土)

■写真では分かりにくいけど、渋谷駅のL'OCCITANEで背の高いイケメン二人組が新商品のサンプリングをして目立っていた。仮面ライダーとかオレンジレンジとか、ホスト系イケメンの活躍する場が広がってるから、イケメン・サンプリングも流行るかもしれない。




2003/11/25(火)

しらけ鳥(2400円)

 小松政夫が「しらけ鳥飛んでゆく、南の空へ、みじめ、みじめ」と歌ったのが1977年。あれから25年・・・。あれ、ここでなにか気の利いたことを書こうとしてたんだけど、忘れた。

■最近は東ハトの『暴君ハバネロ』を毎日一袋食べている。僕にだっていろいろあるんだよ。


2003/11/24(月)

■シリーズ・どうかと思う

 週刊ヤングマガジン。下村真理が「笑ゥせぇるすまん」に酷似しているからといって「笑う秘密兵器」というキャッチコピーをつけるのはどうかと思う。




2003/11/19(水)

■大阪行きの新幹線の中で、自分がアルカイダだったら新幹線を狙うなって考えた。

■信長書店って楽しいね。


2003/11/18(火)

■曙ってジョージ・フォアマン・スタイル(両腕を交差してガードするやつ)を練習してるんだな。意外と勝つかもしれない。


2003/11/17(月)

■一年ぶりにポジパンDJを更新。1980年代前半のロンドンに存在した伝説のクラブ「バットケイヴ」に通っていた「るま」さんという女性に対して行ったインタビュー、題して「夢宴 〜バットケイヴ生き証人インタビュー」。スペシメンはもちろん、ニック・ケイヴからスティーヴ・ストレンジからハノイ・ロックスまで、当時のロンドンの記憶が何故か今蘇る。ゴスロリばかりがゴスじゃないっすよ。

 最近になってからインサイターを読み始めてくれている人は知らないかもしれないけど、もともとインサイターのメイン・コンテンツはポジパンDJだから。書き始めた頃の思惑を超えて今や80年代裏文化史になりつつあるので、興味があれば是非ご一読を。20年近く昔の記憶を文章化するのは凄いエネルギーが必要なので、なかなか更新できないんだけどね。少しでも反響があると嬉しいな。


2003/11/16(日)

■沖雅也かと思ったらマギー審司だった。

■中目黒の某和菓子屋兼バーに行ってみたんだけど、普通の緑茶(薄い)と普通の羊羹(小さい)を食べて一人当たり1400円っていうのはどうかと思うよ。中目黒バブルも長くはないな。


2003/11/12(水)

■ゴスロリ批判がまかりとおっている昨今、世間的にはゴスロリは「原宿に溜まってるコスプレ少女達=X-JAPANのファン」という程度の認識で受け止められてるはず。だとすると自民党の敗因のひとつはCMで流れた小泉セレクトの「Foever love」なのではないか。


2003/11/11(火)

■今朝の日経流通新聞で初めて知ったんだけど、日本の文化競争力を評価する「ジャパニーズ・クール」(GNC)を提唱したダグラス・マッグレイって1975年生まれなんだね。若い。だったら森川嘉一郎と対談させてみたいな。


2003/11/10(月)

■最近の藤原紀香のオーラ消失っぷりは凄い。とにかくやることなすこと全てが裏目に出ているように見える。彼女の顔が大写しになる東芝テレビのCMを見るたびに、レオパレスのCMを見るたびに、小松左京原作の映画『日本沈没』ラスト間際、沈みゆく日本を前に苦悩する首相に対して老人が助言した「何もせんほうがええ・・・」という名セリフが口をついて出そうになる。



 彼女のファンでもアンチでもない僕が彼女に注目し続けるのにはちょっとしたワケがある。かつて映画『スピード』を観た会社の先輩が「いい男・いい女は西から現れる」とポツリと予言したことがあった。つまりこの映画の主人公のように極限状態を経験している人間は魅力的であり、当時の日本で極限状態といえば阪神大震災だったから、震災を体験した関西人の中からひときわ魅力的な人間が現れる、と。不謹慎なこと言う人だなあと思ったけど、びっくりしたよ、その後に藤原紀香が一気に台頭してCMクイーンになって、震災経験談とか語ったから。あれ以来、「極限状態を体験したいい女」は一体いつまでいい女なんだろう、そんなことがなんとなく気になって彼女を見続けていたりする。


2003/11/09(日)

■どんな事情があったか詳しくは知らないけれど、テレ朝の選挙ステーションに出演拒否っていうのは大人げないよな自民党。日本のプロレス界でもマスコミ取材拒否をした団体はことごとく凋落しているということを教えてあげたい。

■行ってきましたPRIDEグランプリ。桜庭のきれいな一本勝ちが久しぶりに見られたし、吉田は打たれ強く頑張ったし、好試合の連続で大満足。欲を言えばミルコ対ノゲイラはミルコが勝ったほうが今後の展開が面白かったんだけど・・・。

■観てきましたマトリックス・レボリューションズ。とにかくモニカ・ベルッチをもっとみせろっつーの(怒)。ラスト直前まではまあ面白かったんだけど、あのあっさりとした締めくくり方はちょっと・・・。最後の最後で普通の映画になっちゃったような気がしたよ。ということで僕の中ではキル・ビルの勝ち。m@stervisionの人(僕が今もっとも頼りにしているレビュアー)はキル・ビルVol.2はルーシー・リュウと栗山千明が出ないからヤバイと心配してるけど、まだダリル・ハンナがいるから大丈夫。あれはやる女だよ。


2003/11/06(木)

■昨日のネタの「ゴスロリ=ゴスペル・ロリータ」というのはもちろん新聞社の勘違い表記なんだけど、googleで検索してみたら結構その手の間違いが多くて笑った。「実はワタシ、ゴスロリってゴスペルのロリコンかと思ってたんだよね ...」「ゴスロリとは、ゴスペルロリータの略なのでしょうか?やたら歌がうまそうで、ちょっと羨ましいです」って感じで。あと多かったのがロスゴリ。「札幌アルタで「ロスゴリ」も初めてみることが出来、 充実した休日でした?!」。当然ゴロスリもある。「やっぱ、時代はゴロスリでしょ!?」「ゴロスリファッションならリボン似合うかと♪」「ホラー系とか,ゴロスリ系とか好きです。 よかったら私のHPに来て下さい 」。ゴロスリって、柄の悪いスリみたいでちょっといやだ。

■曙VSボブ・サップか・・・。試合としてはどうかと思うけど、興行としては確かに見てみたい。K-1はマイク・タイソンの参戦が怪しくなったから奥の手を使ったね。これ、フジテレビが大晦日に放映するのかな。だとしたら日テレの猪木祭りを超えるね。(調べたところ、どうやら放映局はTBSになるらしい)


2003/11/05(水)

■電車の中で隣の人が読む夕刊紙(ナイタイ)を覗き見していたら、例の家族三人殺傷事件の少年と交際していた少女のことが「ゴスロリ(ゴスペル・ロリータ)」と紹介されていた。なんか歌が上手くて大らかそうで、ちょっといい感じ。とてもリストカットしそうにない。


2003/11/04(火)

■渋谷では早くもクリスマスツリーが飾られていたよ。




2003/11/03(月)

■アコムのCMから小野真弓がブレイクして以来、消費者金融CMというのはグラビアアイドルの新しい登竜門として機能し始めていた。プロミスの三田あいりやアイフルの本多彩子辰田さやかが、まあ地味ながらオヤジ週刊誌のグラビアに進出したりして。そのうち真心でティッシュを配る武富士の人とか水着になるのかな、それはちょっとな、なんて思いながらボンヤリと毎日を過ごしていた。

 それが最近どうも流れが変わったらしい。今月になってからプロミスのCMに井上和香が、アイフルのCMに安田美沙子が起用されているのだ。この二人、グラビア界では既にある程度の成功をおさめていて、特に「マリリン・モンローと同じスリーサイズ」を売りにしている井上和香は、今一番勢いのある巨乳の持ち主だったりする。人気が出てから消費者金融。これをグラビア界のブーメラン現象と呼びたい。

 だけど井上和香ってなあ。彼女って既にいろんな意味で完成しちゃってて、世間ズレしてそうだから、グラビアアイドルとしてあまり面白みが無いんだよね。ベテラン・キャバクラ嬢みたいなもんで、どんなにニコニコしてても乳を突き出しててもそれって営業でしょ、みたいな。そんな彼女だから、消費者金融のCMに出ていると、あの笑顔の裏でソロバンはじいてそうな気がするわけよ。真心が伝わらないんだな。

 そういう意味では安田美沙子みたいな清純派(?)の方が消費者金融CMとしては無難なキャスティングといえる。あるいはいっそのことインリンとかKAORIとかの着エロ系を起用してくれれば、こっちも「ああ、ここはそういうお店なんだな」みたいな感じで覚悟を決めて、割り切って踏み出せるのかもしれない。




2003/11/01(土)

■木曜日は酔っ払っていたので更新した記憶が無いんだけど、なんでムルアカのことなんて書いてるんだろう。

■青山で開催された「空間術講座 無印良品の行方」という講演会に行く。パネリストはインテリアデザイナーの杉本貴志、噂のインフォバーを開発したIDEOの深澤直人、そして無印良品の企業広告(地平線キャンペーン)で東京ADC賞グランプリを受賞した原研哉。実は行く前はあまり期待してなかったんだけど、とっても面白かった。特に平易な言葉で理路整然と語る原研哉の姿に心底シビレた。クリエイティブかつロジカルな人というのは無条件で尊敬できる。

 そんな彼がちょっと熱く語っていたのがコンビニ論。コンビニの新商品は瞬間風速だけを求められるので、いいデザインが出来ても半年たたずにやり直しを求められて空しくなる、だからコンビニがある限りデザインが適正なものが売れるとは言えない、というもの。そういえば今朝の朝日新聞でもカップ麺のコンビニ向け新商品競争が紹介されてたけれど、コンビニってやっぱり気になるよ。モロボシダンだったら「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」って言うね。

 原研哉や深澤直人を始めとして、今活躍している40代っていうのは90年代以降に開花した人が多い。つまりバブル時代においしい思いをあまりしてない人たちなんだな、きっと。


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