デイリー・インサイト

2003年8月

2003/08/31(日)

■昨日は氣志團万博2003に行ってきた。ヘリコプターあり聖火マラソンあり炎あり踊りありカラオケありオカリナ演奏あり花火ありの、規模の大きい学園祭みたいな感じで微笑ましかった。でもリアルヤンキーが意外と多くてビックリ。前座でグレイが演奏したことにもビックリしたけど、これは「氣志團→パフィー←グレイ」という構図を考えれば辻褄は合う。

■「古今東西のあの世のことを調べて気付いたことがある。地獄のイメージは豊穣で迫力に満ちているのに、天国の方は単純で類型的だ。美しい川が流れ、薄物をまとった美女がいて、おいしそうな食べ物があふれている。環境の悪化に目をつぶれば、不況で暗い今の日本こそ天国である。それなのに、成功だけを求め、勝ちにこだわり続けて、仕事でもそれ以外でも、好きなことに熱中する幸せをどこかに置き忘れてしまった人が多いのではないだろうか。」
(「水木しげる 私の履歴書」日本経済新聞2003年8月31日)

 日経の「私の履歴書」は、勝ち組の人だけが選ばれて連載されるものなのに、これは手塚治虫とトキワ荘一派に対して猛烈なジェラシー(負け意識)を感じ続けていたことをカムアウトした水木しげるの勝ち組(勝ち負け発想)批判になっていて貴重。


2003/08/29(金)

■70年代に存在したピンクレディーのパチもの「キャッツ・アイ」に関するレビューを読んで、『キャッツ・アイVSキューピット コンプリート・コレクション』の衝動買いを決めた。こんなに聴きたいという気にさせるレビューにはそうそう出会えない。


2003/08/28(木)

■異常性欲と金銭欲と虚言にまみれた宅間被告の半生を読むと、彼の存在そのものが「負け組の呪怨」だということが分かる。ダウンタウンの松本人志と同じ学校で同学年だったらしいけど、だとしたら何て極端な勝ち組負け組コントラストなんだろう。


2003/08/27(水)

■『ニュースステーション』が始まったのは1985年。これはバブル経済の発端となったプラザ合意が成立した年で、翌年には六本木アークヒルズが完成すると同時に六本木ヒルズの開発計画が始まっている。

 だからなのか、ニュース番組を軽くて楽しく見やすいものにした『ニュースステーション』は、僕の中でバブル時代の記憶と重なるところが大きい。「軽い」っていうのは必ずしも否定的な意味じゃなくて(重けりゃいいってもんじゃない)。最近は深夜まで二等兵ライフを強いられているために『ニュースステーション』を見ることもあまり無かったから、よけいに過去の番組という印象が強いのかもしれない。そういう視点で見ると、昨日の久米宏の降板会見は感慨深いものがあった。

 「バブル当時、僕は「日本を売ればアメリカが二個買える」なんてはしゃいでいた。いま考えると、なんてバカなことを言ったんだろうと思う。そんなもの買えるわけ無いのに。何かがおかしい、とあの時気付くべきだった」。

 そういえば、バブル研究をやるとかいっておきながら全然すすんでないことを思い出した。


2003/08/25(月)

■TBS系ドラマ「ひと夏のパパへ」の視聴率が3.6%という異常事態に。これはもう上戸彩がどうとかいう話じゃなくて、この手の10代向けドラマにはもう需要は無いっていうことでしょう。日本人の平均年齢はもう40歳を越えてるわけだし。

 日本総タイムスリップ・グリコ状態の今、テレビも昔の番組をゴールデンタイムに再放送したほうが視聴率をとれるんじゃないのかな。ただし『ぴったんこカンカン』とか『高原へいらっしゃい』みたいな中途半端なリメイクじゃダメで、そのまま再放送でいいんだよ。あるいはリメイクするなら海洋堂製フィギュアみたいに徹底的に再現しないと。山田太一ドラマをセリフからカット割まで全部忠実に再現、俳優だけが違う、みたいな。いや、俳優まで同じだとなお面白いか。オリジナル・キャストによるファースト『ふぞろい』リメイク。きっと柳沢慎吾だけは昔のままだ。

■24時間テレビは最後のほうしか見なかったんだけど、泣き女(柴田)はいい仕事してたね。


2003/08/21(木)

トルコで話題のトルコ・コーラCM

 今年7月にトルコで発売された国産コーラ「コーラ・トゥルカ」が大ヒットしているらしい。ヒットの秘密は、米国人コメディアンを起用したテレビCM。ニューヨークの人々がトルコ・コーラを飲んで次々とトルコ人になってしまう、というストーリーで、オスマントルコ帝国魂をくすぐるんだそうだ。反米感情が高まるイラク戦争後のイスラム文化圏では今「コーラ戦争」が熱い。


2003/08/20(水)

■「つらい疲れに」って書いてあるチョコラBBのドリンク剤を毎日2本飲んでいたら小便が真黄色に変色。

■コンビニの飲料売り場で「伊藤園 蔵出し秋茶」なる商品を発見。始まらないうちに終わるんだろうか、2003夏。でもコンビニで季節を感じるような生活ってどうよ。

■8/17の『闘魂バトル感動祭!GIクライマックス王者決定SP』(テレ朝)の視聴率は7.8%。今の新日本プロレスの状況を考えると健闘といえる数字かもしれないけれど、『緊急中継スペシャル!ボブ・サップ』(フジ)の視聴率(13.5%)には及ばず。ボブの試合はどんな格闘ルールでも結局プロレスになるから面白い。


2003/08/14(木)

中高年に「会社辞めろコール」強まる!?

「これは私が言ったって絶対に言わないでくださいね、アミノ酸はそれで太ることはあっても痩せるようなモノではないんですよ。」

■いまさらながら、杉本彩と藤原紀香の顔が全く同じであることに気付いた。この二人は意外と共通点が多い。

2003/08/12(火)

■それにしても生茶パンダの人気は凄い。ヤフー!オークションでは2万円を越える高値で取引されているし、なにやらうさん臭い「生茶パンダGET必勝法」まで出品されている(それがまた売れている)。UFOキャッチャーでも類似品が人気らしい。いま何故か空前のパンダ・ブーム。パンダ=癒しだとすると、これも不況のせい? でも僕は癒し系の生茶パンダよりも珍獣パンダアザラシのほうが好きなんだけどな。まあどちらにしても、CMの商品とパンダにはなんの繋がりも無いという点では共通している。




2003/08/11(月)

掲示板を新設。個別に返答できるタイプの掲示板にに憧れてたので。以前の掲示板は閉鎖します。

ここ(8/3の日記)とかこことかを読むと、再生ドアーズのライブは凄く良かったみたいだ。レディオヘッドに客を取られて閑古鳥が鳴いてたらしいけど。見たかった。ジム・モリソンの「イェイ!」を真似るイアン・アストベリー。顔面でキーボードをクンニしてるみたいに弾くヨレヨレのレイ・マンザレク。

■桜庭は、いろんな意味で辰吉みたいになってきたな。ファン泣かせ。

■昨日の朝日新聞によると、高度成長期に消えたとされる漂白の民「サンカ」の資料展示会「サンカの手仕事展」が台東区の民芸品店「かなかな」にて開催中らしい。今月17日まで(11日は休み)。

新版・山窩(サンカ)


2003/08/06(水)

■地下鉄車内で見たボーダフォン「エンジョルノ」の広告。ランドセルを背負った美少女のビジュアルが印象的で、例の小学生女子監禁事件が起こった直後だからタイムリーだな、なんて考えながらじっと眺めているうちに、「エンジョルノ」という商品名が「援助るの」に見えてきた。




2003/08/05(火)

■38歳のフリーターに会った。フリーター第一世代の彼は、声が小さくて猫背で、実年齢よりも老けて見えた。


2003/08/04(月)

■いらないもの。竹中直人撮影のタレントグラビア。

■8月2日に再放送された中学生日記「Oh!キュークツデイズ」(教育テレビ)は噂にたがわぬ名作だった。ジョン・ヒューズの青春映画に匹敵する。主役の奈味ちゃんがカワイイ「地底人伝説」の再放送はこれからなので、未見の人は是非。

8月9日 10:25〜10:54 『地底人伝説@ イオの夢』
8月16日 10:30〜10:59 『地底人伝説A ナミ、犬、ホームレス』
8月23日 10:30〜10:59 『地底人伝説B 地底人現る』
8月30日 10:30〜10:59 『地底人伝説C みんな地底人』


2003/08/03(日)

■本当はサマーソニックで再生ドアーズを見たかったんだけど、チケットが買えなかったので、かわりにROCK IN JAPAN FES.2003に行って岡村靖幸を見てきた。30分弱の短いステージング。ダイエットの成果か、葉加瀬太朗よりはスリムな体でゼエゼエしながら踊りまくる姿はデブかっこよかった。

 最後はピアノ弾き語りで、今朝ニュースを見たら世の中は勝ち組負け組とかいって嫌な感じだけどお前といっしょにいられるなら俺は四畳半でも構わない、みたいな感じの森永卓郎のコラムのような歌を披露。 「大事なのはどんなケータイを持っているかじゃなくて何を話すかだろうベイベー」。

 こういうメッセージって、今の高校生とかには青春パンクと同じように聴こえるんだろうな、と思いながら聴いた。


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