デイリー・インサイト

2002年7月

2002/07/30(火)

スクールディスコ・ドットコム。イギリス人の「終わらない放課後」。でもなんかエロい。


2002/07/28(日)

■今月の試し買い: 天野月子『シャロン・ストーンズ』



 いわゆるジャケ買い。本人やファンは怒るかもしれないけれど、分かりやすく言えば「柳の下の椎名林檎」の一人。あるいはエンポリオ椎名林檎。だってこのルックスでこの唄い方、この音・アレンジじゃあ、それ以外の見方をしろっていうほうが無理でしょう。アルバムのセールスはそこそこなのにメインストリームとサブカルシーン双方から微妙に距離をとられている感があるのも、ある意味で仕方ない。正直いって歌詞の深み、表現力、英語力と全てにおいて椎名林檎に劣る。

 でもね、椎名林檎の新譜はゴチャゴチャしててイマイチだったのでその替わりに、と聴き続けていたら、だんだん良くなってきたんだこれが。オーケストレーションを多用したメロディアスな楽曲は粒ぞろいだし、ナルシスティックで過剰な歌声は暑苦しいけどクセになる。ジャケ内の顔写真を見ると眉毛をあまり処理してないみたいだけど(太眉)、そんなところにも意志を感じる。名前も面白いし、この素材を林檎のパチモンで終わらせるのはもったいない。

 ポスト椎名林檎ロードをサバイブした女は、今のところ矢井田瞳しか存在しない。累々と名も無き屍が積み上げられたその道を天野月子が渡りきることが出来るかどうかは彼女のブレーン次第だろう。いまだに十年前のグランジをやらせるような古いセンスの制作陣では林檎の呪縛から逃れられない。矢井田が謎のアイルランド民謡調を取り入れて脱皮したように、新しい何かが欲しい。たとえば彼女のキャラを考えると、今だったら「70年代ブルース歌謡アイドル」なんてポジションのほうが売れると思う。いわば大衆向けエゴラッピンだ。で、島谷ひとみ戦法として石川セリの『八月の濡れた砂』あたりをカバーすればいい。ただしウクレレバージョンは禁じ手。


2002/07/25(木)

■ Innocent World

 「中学の頃からの親友と、大学生になってから一緒にダイビングに行ったの。海に潜るのは凄く怖かったけど、「この海に潜れたら、きっとセックスも怖くなくなるよね。」って言い合った。私も彼女も処女だった。セックスするのが怖かったのね。で、結局私たちは潜れなかったの。「お互いまだ当分ムリだね」って笑いあったわ。」

 「1人の人とだけ浮気したら、本命と浮気相手とバランスとして1対1っていうことになって、本命の人に失礼でしょ。だから浮気は必ず同時に2人以上としてるの。最高で5人と同時につきあった。結婚してた頃も合コンしまくってたよ。旦那が飲み会ばかり行ってたから。」

 以上、同一人物が語ってくれた話です。


2002/07/24(水)

好評! SMAPオリジナルドリンク

 飲んでみたらドクターペッパーとデカビタCを混ぜた味だった。混ぜたことないけど。この味、キムタク自身が「微妙」と表現したように、明らかに美味しさを追求していない。トライアルさえ稼げればオッケーで、リピートは期待していないからだろう。もし中身が美味しい日本茶や果汁飲料だったら、製造元のキリンビバレッジの既存ブランド(生茶とかきりりとか)の売上を減らすだけだから。

■なにかと話題の日テレ『私立探偵 濱マイク』、第四話の視聴率は過去最低の6.3%。そのうちスケープゴートとして井川遥が疫病神扱いされたりしてね。


2002/07/22(月)

■セーラー服にゴム草履で通学する女子高生を目撃(港区で)。

日テレ『私立探偵 濱マイク』のひどさ

 「救いようがない」「単なるハッタリ」「史上最低のドラマ」「日テレ凋落の兆候」と、まるで罵倒のデンプシーロール。制作者たちが読んだら卒倒するはず。でもここまで評判悪いと逆に伝説に残るな。とりあえず来週は船木誠勝が出演するらしいから見る。


2002/07/21(日)

■藤田敏八の『にっぽん零年』(1969)を見た。NHKアーカイブズで見たことがあるような構成&映像だったせいか、期待していたほどの興奮は得られない。それでも当時の青春ドキュメンタリーはどこか詩的だから好きだ。屁理屈ばかり言っている東大生活動家が恋人に論破され、その直後に裸でヤケ気味にベートーベンの『月光』を弾く、っていう演出には笑った。今では朝から晩まで会社のパソコンでソリティアやってるような中間管理職オヤジにも、こんな熱い季節があったわけだから、人生は不思議だ。

 ところでこの映画に対する識者コメントで長谷川和彦が「劇映画『連合赤軍』を作る」って言ってるんだけど、ホントなの?

『にっぽん零年』トークイベント at ユーロスペース

 7/26(金) 宇川直弘、中原昌也
 8/1(木) コモエスタ八重樫、渚ようこ

■昨晩の日テレ『マスクマン』で、自称宇宙人のカゼッタ岡が健在であることを確認。

■TBS『太陽の季節』を見ていると「今は平日の13時半なのか?」と時間感覚が揺らぐ。


2002/07/18(木)

日清カップヌードル新CMキャラクター[U.T.]登場

 日清食品は国際宇宙ステーションの日本実験棟内で食べられる宇宙食ラーメン「Space Ram(スペース・ラム)」をNASDA(宇宙開発事業団)と共同開発しているとのこと。ベビースターラーメンのCMみたいな発想だ。


2002/07/16(火)

■『天体観測』は、小雪と坂口以外は誰が自殺してもおかしくないという昼メロ並みの展開。そしてオダギリの服装が異常。

■今更ながら単行本化された堺屋太一の『平成三十年』が売れているらしいね。

『敏八哀歌』 監督・藤田敏八作品上映会

 高校生の頃に深夜のテレビで偶然みた『八月の濡れた砂』が忘れられない。『濱マイク』的なオシャレ・ノスタルジー感覚ではとても消化できないようなヤケッパチ青春映画。レイプ中に「ララララ〜イ」とかいう甘く気だるいBGMが流れたり、捕まえたチンピラにポチと名づけて眉毛を剃って犬小屋で飼育したりっていう。汚物を食べさせようとして「あ、ポチが泣いてる〜」とか言ってね、ギャルが。夏がくるたびに思い出す。あの映画を見て以来、藤田敏八のファンになった。『太陽の季節』がドラマ化されてるけど『八月の濡れた砂』の方が今っぽいと思う。是非リメイクして欲しい。

■昨日のK-1in福岡の視聴率は12.1%。K-1人気も緩やかに下降気味。最近のK-1は「若手の台頭」というよりも「旧世代の衰え」を目の当たりにさせられるので、見ていて辛い。


2002/07/15(月)

キャリアアップのため“貧乳手術”を受けていたC・リッチ

 最近のVOGUEに載った彼女の写真を見たら、本当に激やせ貧乳化していた↓。なんか怖いぞ。で、これを見て『濱マイク』の酒井若菜を思い出した。彼女も低脳巨乳役しか廻ってこない現状に嫌気がさして、貧乳手術とか受けかねないなあ、と。




2002/07/10(水)

■都内某所の食料品店前のガシャポンで「ピタミン」を発見。そう、「ピクミン」のパチものだ。いまだにパチもの文化が根強く残っていることが確認できてうれしい。1回100円。鉛筆キャップになっている。サングラスとかかけていて、ちょっと生意気。でも本当は愛してほしいんだろ?





2002/07/09(火)

■7月〜9月ドラマの初回視聴率一覧

  7/1(月)
   フジ『ランチの女王』 21.9%
   日テレ『私立探偵 濱マイク』 13.5%

  7/2(火)
   フジ『陰陽師』 13.8%
   フジ『ナースのお仕事』 19.5%
   フジ『天体観測』 14.8%

  7/3(水)
   フジ『ショムニファイナル』 23.1%

  7/4(木)
   テレ朝『サトラレ』 9.4%
   フジ『恋愛偏差値』 12.4%
   TBS『僕が地球を救う』 12.4%

  7/5(金)
   テレ朝『ツーハンマン』 8.6%

  7/7(日)
   TBS『太陽の季節』 16.0%

□結局一番人気は『ショムニ』。『ショムニ』と『ナースのお仕事』は相変わらず安定した出来で、若者向け『渡る世間』と化しつつある。

□『私立探偵 濱マイク』は、サブカル好きを狙ったサブカル、っていう閉じた感じが生理的に受け付けないし、散りばめられた小ネタも平凡で『木更津キャッツアイ』ほど笑えない。それでも映像は綺麗だしストーリーは練られているし酒井若菜はキャバクラ嬢だし、とりあえず作り手の熱意は伝わってくる。主役が永瀬正敏じゃなかったらもうちょっと嫌味のないドラマになったのに。第2話(7/8)の視聴率は7.6%と激減。

□『天体観測』は、まあドラマとしては新しい部分は皆無だしキャラ設定も極めて凡庸なんだけど、なんか見ちゃうんだな、このテの青春モノは。誰が死ぬのか気になるし。一話ごとに一人づつ自殺したり殺されたりして最終回では誰かが一人だけ残る、っていう設定だったら画期的だったのに。あ、それじゃ仮面ライダー龍騎だ。

BDFDさんが指摘(7/8)する通り、『太陽の季節』は『太陽がいっぱい』の間違いだと思う。

□意外と面白いと思ったのが『サトラレ』と『僕が地球を守る』。一部で面白いと言われている『ランチの女王』は未見。


2002/07/08(月)

■『文藝』2002年秋季号で、初めてDの顔写真を見た。昔の戸川純の顔をしていた。


2002/07/04(木)

■はみだしポジパンDJ (伊藤つかさヌード記念企画)



『愛の嵐』少女人形 ( ソノシート 1984?)

 今の学生しょくんは、伊藤つかさという女性がかつてNo.1アイドルだったなんてとても信じられないだろう。その人気絶頂期をリアルタイムで目の当たりにしていた僕にいわせれば、彼女がそれほど美人でないことくらい、当時だってほとんどの人が気付いていた。それでも何故だか男子の誰もが彼女にオーラを感じて、ブロマイドをポケットに忍ばせた。まあ童貞ソーヤングとはそういうものだ。

 そんな彼女の1981年のデビュー曲のタイトルと同名のポジパン・バンド、それがこの「少女人形」だ。伊藤つかさとは似ても似つかない白塗りゾンビメイクをしたボーカルのPEPI(♂)がダミ声で絞り出すように唄うのは、山崎ハコも裸足で逃げ出すような呪い節。でもサウンドは意外とメリハリの効いた正統派のパンクロックだから、本人達はポジパンよりもスターリンを目指していたのかもしれない。

 ウジウジした日陰者のネガティブな心情を私小説風に書き上げた彼らの歌詞を改めて読むと、最近の青春パンクのそれとのギャップが凄い。今売れているパンクの歌詞って「会いたい」とか「いつか辿りつける」とか、GLAYやケミストリーが唄ってることと何ら変わらないから。別に昔の方がよかったとかいう話じゃないけれど、80年代のパンクは暗くて怖いものが主流だった。15年でパンクはこんなに変わった。

 変わったといえば、最近の週刊ポストに掲載された伊藤つかさのヌードは、オーラの無い痩せた普通の女の人の普通のヌードで、それ以上でもそれ以下でもなかった。何があって今ごろ脱いだのかは知らない。20年でトップアイドルはこんなに変わった。20年後には、松浦亜弥がトップアイドルだったなんて信じられない時代になっているかもしれない。ていうか、たぶんそうなっている。

■僕も10年後くらいには、会社も家庭も嫌になって自転車で逃避行する中年男の気持ちが分かるようになっているのかもしれない。


2002/07/03(水)

■昨日のフジテレビ『天体観測』初回の視聴率は14.8%(関東地区)。録画をミスして見てないんだけど、案の定『愛という名のもとに』パート2、厳密にいうと『セント・エルモス・ファイヤー』パート3っていう内容だったらしい。たぶん9話くらいでチョロ役の人が自殺して星になり、仲間に天体観測されるっていうドラマなんじゃないかな。


2002/07/02(火)

故・藤田敏八監督の幻の作品が復活


2002/07/01(月)

■6月28日に発売されたB-PASS別冊『Pride Vision04』(シンコーミュージック)に、吸血鬼とロックに関する5000字原稿を書いた。題して「ロックンロール・バンパイア」。ポジパンDJ外伝みたいな感じ。興味のある人は大きな書店でどうぞ。小野島大氏による鳥肌実インタビューもあるぞ。




■W杯決勝戦の裏番組になったテレ東『ハマラジャ』6/30の視聴率は、たったの1.7%。


 
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