デイリー・インサイト

2001年11月

2001/11/29(木)

■最近は毎晩DVDで『悪魔のようなあいつ』ばっかり見てる。1975年当時の沢田研二は、なんかキムタクみたいだ。あと尾崎紀世彦ってチッチャイのな。


2001/11/28(水)

■ヒットチャートに突然あらわれた中島美嘉って何者?オセロの中島とどう違うの?って思ったヤングアダルト諸君は多いと思う。かくゆう僕もその一人。で、昨日初めて彼女が主演しているドラマ『傷だらけのラブソング』を見た。彼女はドラマの中で新人歌手という設定で、そのドラマの中で歌われる歌がいまヒット中の「STARS」だったってわけ。

 ドラマで見る彼女は超キュート。不良演技もまあまあ。でもドラマの出来はイマイチで、実際視聴率は悲惨。今週は10.0%、先週なんて8.2%。見てる人は凄く少ないはずだから、そりゃあヒットチャートに突然登場されてもハア?ってなるよ。

 つまりこれ、仕組まれたシンデレラストーリーってことで、オリコンチャートとかも意識的に出荷枚数増やして操作したんでしょ。ソニーだし。秋元康だし。秋元康ってホント、くたばらないね。凄い生命力だ。


2001/11/27(火)

■「CM/TVインサイト」に「ふぞろいの林檎たち2001〜胸をはって唄ってますか〜」を追加。先月のインサイトを加筆修正して、発掘した最終回映像から撮った画像をのせてみた。


2001/11/26(月)

チョコベーダー収集中。サイトを久しぶりに覗いたら「恐怖!カラー画報」という70年代怪獣図鑑的センスのナイスなフラッシュがあった。

『ハリー・ポッターと賢者の石』撮影スタジオ・リポート

 原作を読んだ人から話をきいてるうちに、ひょっとしたら面白いかも、と思えてきたハリー・ポッター(昨日の新聞では、女子高生はこれを「ハリポタ」と略すと書いてあったけど僕の周囲では「ハリポ」っていわれてる)。

 でも、テレビCMであの映像を見ると、な〜んか昔の『ネバー・エンディング・ストーリー』(1984)を思い出しちゃって、リマールの歌声が脳内にヘビーローテーションする、っていうのは僕だけ?


2001/11/25(日)

『BAZOOKA』(株式会社綜合図書)というコンビニ雑誌の最新号に、遠藤みちろうのインタビューが掲載されている。80年代にザ・スターリンというパンクバンドで大暴れした彼も、今月で51歳だ。

 インタビューの中に、80年代の同時期に音楽活躍をしていた町田町蔵に関して珍しく言及している部分がある。僕は以前から、みちろうは現在の町蔵のことをどう思っているのか興味があった。それはもう、後藤や石川にセンターの座を奪われたナッチのような心境なんじゃないか、と。

 80年代前半のサブカル・シーンの主役は間違いなくスターリンであり遠藤みちろうだった。週刊誌でスキャンダラスに報じられて、吉本隆明に絶賛されて。みちろうは誰もが一目置く存在であり、町蔵はみちろうの脇役だった。

 現在、町蔵は町田康と名を変えて、芥川賞作家として大活躍している。CMに登場し、映画も作り、バブリー雑誌『BRIO』の表紙にもなった。一方でみちろうはスポットライトを浴びることもなく、ギター一本抱えて全国のライブハウスを一人で渡り歩いている。

 そんな彼にインタビュアーが、町田康の作家活動に対する感想を尋ねる。みちろうは直接的な評価を避け、微妙な距離感のある答えで済まそうとする。「やっぱり何をやって、どう変わっていくかというのは、本人がこれをやりたいと思ってやっていくところにいくわけじゃないですか。だからたぶん、本人は作家が一番やりたかったんじゃないですか。」

 町蔵に関してあまりストレートに語りたがらないみちろうに対し、インタビュアーが更に続ける。町蔵は「ギリギリのところで言葉を信じてるから作家をやっている」と発言していた、と。みちろうは答える。「難しいですね。う〜ん。やはりそういえるから作家なんじゃないですか。言葉を信じる、というそのフレーズに反応できるというか。(僕は)信じているというよりは、信じたいという方かな」。

 あの頃のみちろうの凄さは、あの頃でしか味わえない。今あの頃のスターリンを聴いても過激な音にはきこえないし、歌詞もさほど革新的には感じられないかもしれない。それでも、いやだからこそ、当時のみちろうの言葉と声は、生臭いほどに瑞々しい生ものだった。免疫の無い人はすぐに腹をくだしてしまうほどの生ものだった。

 現在のみちろうの作品は、CDを聴く限りでは、消化不良を起こさせるほどの強烈さは無い。正直、年をとったな、と思う。それでも彼は歌(肉声)にこだわり続けている。小説とは違い、歌は作るだけでは作品にはならず、人前で歌って初めて作品になるから、と。彼は今でも生ものを出したがっている。

 おそらくある時期、少しは町蔵に対して、水戸黄門の歌のように「あとから来たのに追い越され」と焦りを感じたことはあったかもしれない。だから町蔵についてあまり語りたがらないのかもしれない。でもきっと今はそんなことはなくて、町蔵を鏡として自分を見て、自分がやりたいことは歌しかないということを改めて確認したんだと思う。

 みちろうの周囲からは一人消え、二人消え、そして誰もいなくなり、彼はたった一人で歌いつづけている。それはどこか、最後に残ったニホンオオカミに似ている。「でも子供がいるわけでもないし、将来の設計なんてずっとないですからね」。

 思えば80年代のニューアカデミズムが提唱していた「スキゾ」や「ノマド」といった「根を持たずに遊びつづける生き方」を一番続けているのは、実はみちろうなのかもしれない。今の僕には、それが魅力的な年の取り方なのかどうかはもう分からない。

 それでも今のみちろうを、僕はかっこいいと思う。80年代当時とは違う意味で、僕はみちろうを信じたい。


2001/11/23(金)

■ヤフー!オークションで見つけた珍品シリーズを紹介。出品者は同一人物。ネーミングセンスや商品説明力に長けているので、ガラクタのような出品物でもお宝に見えてくる。何者?

★坂本教授ごめんなさい!『スパイ大作戦“地雷”』★死蔵品

★いったいアンタは何歳なんだ?『エマニエル坊やのメモ帳』★死蔵品3冊セット 

★狂牛病なんかブッとばせ!!!『吉野屋の黄色いTシャツ』★旧ロゴ編

★おぅ、怒るでしかし!メガネ、めがね 『鋲打ち“怒り”Tシャツ』★ 

★ロビンちゃん始まっちゃた?お腹痛いの?『がんばれロボコン』★缶ケース入り


2001/11/21(水)

癒し系掃除機「ヘンリー君」

みんなモッチーに夢中なのさ


2001/11/19(月)

■昨晩は歩道橋の上に寝っころがって流星を見たよ。

朝日の週刊新聞「7」、わずか8週で休刊

 一週間に起こったニュースを100円で読めることをウリに創刊された週刊紙「7」。まだ創刊2ヶ月なのに、高田延彦もビックリの高速ギブアップ。今の朝日にはもう余裕は無いってことだね。

 休刊の原因は容易に想像できる。ターゲットとしている20代は一週間遅れのニュースを読む気なんてさらさら無かったってことでしょう。20代に買って欲しいんだったら、彼らが情報源としているネットや携帯の即効性を上回るなにかが必要だったんだろうけど、論評やコラムの切れ味が鋭いわけでもなし。同時多発テロのような、即効性が求められる事件の直後に創刊したっていうタイミングも悪かった。

 20代ってこの数年で急速に新聞読まなくなってきてるみたいだし、新聞社もつらいね。ついでに最近の小宮悦子もつらいね。

 でもどうせなら8週といわず7週で休刊して「だってセブンですから」と開き直るくらいのことをして欲しかった。合掌。

■昨日のアーカイブ見た? 蛾次郎よかったよ、蛾次郎。


2001/11/18(日)

■ザ・スライドショー7in日本武道館を見に行った。普通に面白かったけど、なんか期待していたほどではなかった。既に知ってるネタも多かったからかな。みうらじゅんは「はなまるカフェ」に出たときのほうがテンション高かったと思う。

 それにしても武道館を満員にするって凄いね。しかも客のほとんどは女の子。彼女たちの理想の男性はみうらじゅんってことなの? だとしたらステキだけど。彼女たちって、例えば押尾学のファンとかとはぜんぜん違う人種なのかね。

■昨晩のワールドプロレスリング、愚乱浪花と垣原の試合後のインタビュー。反省しろとかエビのマスクをかぶれとか、下手な芝居の大喧嘩。ああ垣原よ何処へ行く・・・。でも面白かった。


2001/11/15(木)

カフェブームの広がり図

 昨今のカフェブームって、チャカしたくもなる。この一年くらいに出来たカフェって、もうほとんど大学の学園祭の出店レベルだから。出店感覚は出店感覚で別にいいんだけど、だとしたら店員も客もあんなに気取ることないっつーの。

人類史上初の格闘技プロレス専門漫画喫茶「闘道館」

 これこれ。こういうカフェが増えるということがカフェ文化の成熟ってことだと思うよ。ウソです。でも行ってみたいな。久しぶりにリッキー台風とか読んでみたい。

 「プロレススーパースター列伝、あしたのジョー、空手バカ一代、男の星座、グラップラー刃牙、燃える!!女子プロレスなどの名作から、マニアもしらないカルト漫画まで格闘系にしぼったマニアックなコミックが読み放題。」


2001/11/14(水)

■今日は赤坂ブリッツにてベル・アンド・セバスチャンのライブを体験。

 肩の力が抜けた感じで淡々と演奏される名曲の数々。期待していたほどの感動は味わえなかったけれど、そもそもドラマチックなポップスターのようには彼らは振舞いたくはないんだろう。学園祭で友人のライブを見るような、そんな感じのゆる〜く心地いい気分にだんだんなっていった。

 スチュワートはMCでジョークを連発。でも彼の英語って早口で小声なので、なに言ってんだかよくわかんない。イザベルはダサかわいい。サラはデブかわいい。

 途中、スチュワートが「カラオケで唄いたい人〜」と客席に声をかけ、それにこたえた帰国子女OL(Uターンの土田似)がステージに上がって"Lazy Line Painter Jane" をメンバーの演奏をバックに唄いきるというハプニングがあり、結構な盛り上がりを見せた。唄い終えた彼女は興奮さめやらない感じで「ベルセバと一緒に唄うのが夢でした」とスチュワートに言うと、彼は一言「早く夢から醒めなさい」と。

 そんな夢のような時間は1時間半ほどで終わっちゃったけど、僕が大好きな曲"Family Tree"も演奏してくれたし、仕事をさぼって見にきた甲斐があったよ。がんばれよ、明日の自分。ありがとう、ベルセバ。でもアンコールに一回くらい応えてくれてもいいじゃんケチ。

■ベル・アンド・セバスチャンのファンサイト Slow Graffiti

 独占インタビューまであって、よく出来てるんだこれが。こういうファンがどんどん増えたら、音楽誌って生き残るの大変だろうな。


2001/11/11(日)

■『週刊宝石』が若返りを図って『DIAS』になったように、『実業の日本』というビジネス雑誌がいつのまにか『JN』という雑誌に変わってた。タイトルを英文字にすれターゲットも若返るだろうっていう幻想が雑誌業界にはあるみたいだ(Weekly Yomiuriとかね)。

 その『JN』2001年12月号の特集は「まだやってるの?サラリーマン」。こういう特集記事を見るたびに思うね。編集しているあんたたちこそ、まだサラリーマンやってるんでしょ、って。マスコミの給料って日本の平均より高いはずだから、なんだかんだいって自分は安定したサラリーマン生活を謳歌しながら人にはリスクの高い起業を煽ってる、ってことなんですよ奥さん。

■赤坂ラーメン本店に小池栄子のサインはっけん。


2001/11/09(金)

フランス人は広末「WASABI」よりも「アメリカンパイU」のほうがお好き

 僕のいい加減な知識によると、フランスって法律で自国の映画産業を保護してるんだよね。若手監督にバンバン短編映画を作らせたりして。それでも結局若者は米国製リビドー青春映画のアメパイUを支持してしまうという。なんていうか、性に国境は無いっていうの?性春万歳って感じ?

噂のアスパラドリンク漫画家シリーズポスター「藤子不二雄A先生」 バージョン がYahoo!オークション に登場

 今後、「池上遼一」「江口寿史」「宮下あきら」のバージョンも次々出品予定とのこと。

ビックカメラ有楽町店の『Windows XP発売カウントダウンイベント』にて、乙葉による「もう待てないXPトークショー」

 いつものように「もうほんとに、凄い、なんていうか、興奮して、あの、もう待てません」とかって30分間言い続けるんだろうか。

 乙葉の事務所って徹底してる。ゲーム、プロレス、パソコンと、最近の彼女の仕事は徹頭徹尾、ヲタクに照準が合わせられている。グラビアアイドルとしてほぼ同時期にスタートを切りながら、いつのまにか乙葉は井川遥とは全く違う道を走っているわけだ。戸惑いながら、わけもわからず。事務所は彼女にどんなゴールを用意しているんだろう。


2001/11/08(木)

PRIDEの女性MCの正体が判明。レニー・ハートっていうおばさんでした。

くずって、SMAPより唄うまいよね。


2001/11/07(水)

■『ハンドク!!!』を初めて見た。やっぱり内山理名はいい演技するね。第二の菅野美穂だね。間違っても中谷美紀みたいにならないでほしい。

 考えてみれば、坂本龍一に文化洗脳ナンパされてから中谷美紀はダメになった、ちゅうかカッティングエッジ?になっちゃったわけで。そう考えると、内山理名は加藤晴彦のような同世代のつまらない男と付き合ってるから安心といえよう。

■今日の東スポに、高田延彦による「アイ・アム・プロレスラー」なミルコ評が。

 「怒っているのはパフォーマンスでしょ。自分は何もできなかったからね。あのリングをK-1のリングと勘違いしているんじゃないの。だったら(PRIDEに)出てくんな!おとなしくK-1だけでやればいい。本当、ガッカリしたね、そういう態度には。女々しくて。(再戦は)まったく興味ない。」


2001/11/04(日)

■知り合いの大学生に、ピクミンの唄っていいよね、だって「運ぶ戦う増えるそして食べられる」だよ、って言ったら、くるりのLV30という唄にある「召喚するかドアを開けるか回復するか全滅するか」の方がかっこいい、と言われた。ああそういえばそれって村上隆の個展のタイトルにもなってたな、確かに全滅っていうロマンはかっこいいけどさ、なんて考えながら、相変わらずピクミンの唄を小さく口ずさむ、そんな秋。今日はいい天気だ。


2001/11/03(土)

■PRIDE17に行ってきました。いい試合が少なくて欲求不満気味。以下は観戦メモ。

□新日本プロレスの小原って、可哀想になるくらい自己表現が下手。せっかく自ら志願して出場したのに萎縮して何も出来ず。胸張って戦えばいいのに。

□ニンジャはヘンダーソンに勝ってた。

□ヒース・ヒーリングの新しい髪形は柿みたいで可愛かった。会場ではヒース大人気。

□ヒース対ノゲイラは、まるで美濃輪対菊田の試合みたいだった。

□いつも思うんだけど、選手入場コールをハイテンション巻き舌英語でやってる女の人って何者?一度でいいから顔を見てみたい。椎名林檎の曲とか歌わせたい。小一時間ほど歌わせたい。

□会場に小池栄子発見。

□K-1戦士サム・グレコのスピーチ。オーストラリア訛りがひどくて「K-1」を「カイワン」と発音するため、「猪木軍とK-1の戦いに向けて〜」という部分を通訳が聞き間違えて「猪木軍とタイワンの戦い」と訳してしまい、場内一部受け。

□高田ってやっぱり凄いヤツだなあ。五万人のブーイングを浴びておきながら、試合後のコメントが「ファンが望むならまた出場する」。

□桜庭はアンラッキー。今回は冷静だったのにね。

FF映画の偉大な「失敗」

 ゲーム業界との付き合い豊富な浜野保樹(例のアラン・ケイの特別講演を仕切った東大大学院助教授)による、映画『ファイナルファンタジー』の提灯記事。朝日新聞に掲載されていた。

 坂口博信をO・ウエルズやS・キューブリックと並ぶほどの映画のエポックとして評価してるんでビックリ。他業界から映画界に参入した人物としては、むしろ村上龍とかに例えるべきなのでは?


2001/11/01(木)

「ジョージ秋山フェア」11月4日から12月末日までHMV渋谷にて開催



 
TOP