跡 地





引っ越しました。
新しいアドレスはこちら↓

http://blog.livedoor.jp/insighter/

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  insighter@excite.co.jp

 デイリー・インサイト 
 
2005/01/31(月)

 どうもどうも。ニューヨークから無事に帰ってきました。本当は皿洗いどころかなにもやらないで四ヶ月間ブラブラとニート・ライフを送っていたんだけど、結構いい充電期間になりました。失いかけていたサイトの更新意欲も戻ってきたし。

 というわけで、今年は去年より積極的に更新するつもりなので、更新しやすいところに引っ越します↓。ちなみに引越し先にライブドア・ブログを選んだのは、エログがたくさんあったり社長が成り上がりだったりするいかがわしさが気に入ったからです。ううん、後悔なんてしてないから。

新アドレス: http://blog.livedoor.jp/insighter/

 現在の旧アドレスは、まだ連載中のポジパンDJもあることだし、このまま残しておきます。ではでは。ライブドアで会いましょう。



2004/08/28(土)

 どうもどうも。充電のためにアメリカに行って皿洗いから初めるため、インサイターの更新をしばらく停止します。更新再開は2005年1月からの予定。それまではアメリカからCMインサイターのアドレスのほうに書き込むつもりなので、興味があったら覗いてみてください。掲示板も残しておきます。メールも読めると思います。はてなアンテナに登録してくれている人も、リンクしてくれている人も、たまに読んでくれている人も、もう連絡も取れなくなってしまった人も、ウィークタイズを大切にしましょう。ではでは。


2004/08/24(火)

玄田有史が語る仕事−就職編

「苦しい状況の中にありながらも、まあなんとかなるだろうと開き直りながら、それでも諦(あきら)めずに何かをやり遂げた瞬間に、人は本当の明るさを身につけていきます。一生懸命頑張って仕事をして、みんなで「よくやった!」と喜びを分かちあって、苦労をねぎらいあう。そうした経験を何回か積み重ねていくうちに、なんともいえない人柄のよさがにじみ出てくるでしょうし、その人なりの魅力が出てくるのだと思います。」

「転職に成功している人は、自分とはまったく異なった環境のなかで生きている、たまにしか会わない友人・知人に相談していることが多いようです。めったに会わなくても、お互いに尊敬と信頼の気持ちを持ちながらつながっている人間関係。それをウィークタイズ(weak ties・弱い結びつき)と言うのですが、これからはこの人間関係を大切にしなければなりません。」


2004/08/15(日)

■「アテネをミテネ。」という民放オリンピック・キャンペーンの看板娘になっている5人の局アナの区別が全くつかない。みんな同じ顔・同じ表情なんだもん。もう民放の局アナの顔って差別性が無くなっているな。あるいはコラボ・キャンペーンだから敢えて匿名性の高い顔で統一したのかもしれない。

 そんな五輪関連アナの中で今回注目しているのがNHKの青山祐子アナ。いつもノースリーブでムチムチしてて胸を強調してるところがいい。

■『スターシップ・トゥルーパーズ』は何回観ても面白い。


2004/08/12(木)

■細木数子の『ズバリ言うわよ!』(TBS火21:00-)の初回視聴率は17.4%。SMAP×SMAP並み。人生終盤、60歳を過ぎてから突然の細木数子の人気爆発。でもなんとなく分かる。彼女の占いは説教占いといわれているけれど、その説教の内容はいたって古典的だ。男は男らしく、女は女らしく、礼節をわきまえて、的な。そのオーソドックスさが、保守化するいまの世の中にマッチしたんだと思う。石原慎太郎ともウマがあってたし。バブルの時代だったらこういう堅いこと言う年寄りって絶対に人気出なかったはずだ。


2004/08/10(火)

■佐藤和沙 心眼で見れば 上戸彩


2004/08/08(日)

■MOJOというイギリスの音楽誌のスミス&モリッシー特集号で、ファンが選ぶベスト20曲という企画をやっていた。失恋とか失業とか自殺とかカークラッシュとか原爆とか、そんな曲ばっか。

1. THERE IS A LIGHT THAT NEVER GOES OUT
2. HOW SOON IS NOW?
3. THIS CHARMING MAN
4. LAST NIGHT I DREAMT THAT SOMEBODY LOVED ME
5. NOW MY HEART IS FULL
6. EVERY DAY IS LIKE SUNDAY
7. WHAT DIFFERENCE DOES IT MAKE?
8. THE QUEEN IS DEAD
9. STOP ME IF YOU THINK YOU'VE HEARD THIS ONE BEFORE
10. SUEDEHEAD
11. GIRL AFRAID
12. I KNOW IT'S OVER
13. REEL AROUND THE FOUNTAIN
14. HEAVEN KNOWS I'M MISERABLE NOW
15. BIGMOUTH STRIKES AGAIN
16. PLEASE PLEASE PLEASE LET ME GET WHAT I WANT
17. CEMETRY GATES
18. HAND IN GLOVE
19. WILLIAM, IT WAS REALLY NOTHING
20. JEANE

■脱出できたみたいでよかった。

■サマーソニック初日、ダムドは"We are Sex Pistols !"といって登場。ベースがパトリシアじゃなかったのは残念だけど、初期〜中期の人気曲を中心に演奏して大いに盛り上がる。キャプテン・センシブルはジジイになっても相変わらずの奇人で、最後はパンツ(Tバック)を脱いで観客にむかって投げてつけていた。パンクとパンツをかけたダジャレだったのかもしれない。

■初日のサマーソニック自体はあんまり面白いものではなかった。試し見して「いいな」と思ったのはホープ・オブ・ザ・ステイツくらい。あとはトミー・ヘヴンリー6がジャイアンのリサイタルみたいだったのが印象的。オレンジレンジに一人ヘンな声のボーカルがいることも知った。


2004/08/04(水)

■いまさらながら「ひとりスネークマンショー」こと宮崎吐夢の音源を収集中。彼はフジロック夜の部に飛び入り参加したそうで、結構盛り上がったらしい。

宮崎吐夢特集
宮崎吐夢特集
宮崎吐夢のパワーエイド・トーク(仮)

■『勝利への脱出』って、よく考えたら観客はドイツチームではなく捕虜チームを応援していたね。だからアジアカップとは会場の空気が全く逆だった。失敬。


2004/08/03(火)

■サッカー・アジアカップ決勝戦をイメージした表紙画像に変えてみました↑

■フジの月9『東京湾景』が不調。8月2日の視聴率は12.3%。仲間由紀恵に「視聴率女王」の称号はまだ早かったか。


2004/08/02(月)

Virgin Prunes CD再発によせて (寄稿:鈴木るま)



 ヴァージンプルーンズと言えば、私にとってはある一つのライブの強烈な印象、それにつきる。実のところ、正確な年月どころか場所さえもはっきり覚えていないのだけれど、その時目にしたもののインパクトの強さは今も私の心の深いところに息づいていて、ふとした瞬間に顔をのぞかせる。たとえば今回の様なニュースを聞いた時などに。

 あれは多分1983年の晩夏が初秋の頃、カムデンの中規模なホール。その場所の異様な興奮具合は、まれに見るチケット難もあいまって、まさに暴動勃発寸前の不穏な空気に満ちていた。メインのプルーンズの演奏が始まっても尚、チケットにあぶれた観客は外にあふれ(実は私もそのうちの一人)、ぎゅうぎゅう詰めのフロアはまさに蒸し風呂状態。親切な女の子がこっそり耳打ちして譲ってくれたチケットを握り締めて私が入場した時には、すでにDave.idのアクトは終わっていた。

 そしてほどなく、タバコとドラックで紫にくゆる酸欠空気の中、フロントマンのGavinとGuggiが禍々しくも神々しい佇まいで登場、客たちの熱狂も最高潮となり…。83年当時のプルーンズのウリといえば、何といってもこの幽鬼の様な白塗り顔に女物のドレスを纏った二人のフロントマンのくんずほぐれずのパフォーマンスだった。その風情は「初期のデビット・ボウイのようだ」とか「フランスで一時はやったグランギニョルそのものである」とか色々いわれていたと記憶しているが、その時私の目の前で繰り広げられていたものはとにかく「今まで見た事のないすごいもの」。

 

 彼らは、いかに悪魔に取り憑かれたエクソシストの少女の様にふるまおうと、性的な動作を繰り返そうと、恐怖や嫌悪を感じさせる事はなく、ただただそのめくるめくインプロビゼーションの応酬に私は目をうばわれていた。野獣の様にステージ狭しと駆け回っていたかと思うとけだる気に煙管をくゆらせ老齢の男爵夫人のごとく振る舞うGavinの姿を、虚ろな瞳で空を見つめるこわれたフランス人形の様なGuggiの姿を、とてつもなく高貴な美しいものと感じてしまったのだ。まさにA New Form Of Beauty!がに股歩きでスカートたくしあげても美しく見えるなんてすごすごる!!これが恋のはじまり(笑)だった。

 その後、私は熱にうかされた様にプルーンズのレコードを買いあさり、関連書籍を読みあさった(半分位意味がわかっていなかったが)。Come to Daddyの刺激的なパフォーマンスが、生まれた土地に根ざす宗教的なものからくる性の抑圧からの解放を訴えたものだった事を知り、深く共鳴したりもした。しかし結局あの時あのライブで体現した、外から内からの言いようのない「熱さ」以上のものをその後彼らの何からも感じる事は出来なかった。私にとってプルーンズとはライブを見てこそのバンド、だったのだろうと今は思う。

 それでもこうしてプルーンズのCD再販の情報を耳にしたりすると、やはり心はひりひりと妖しい期待にざわめきをはじめる。あの熱狂から20年を経た今だからこそ聞こえてくるものもあるかもしれない、と。


青山ブックセンター支援で洋販が名乗り


2004/08/01(日)

■今年前半のグラビア・シーンで注目に値するホープは川村ゆきえくらいかな、なんて思ってたんだけど、ここにきて石井めぐるという注目株を見つけてしまった。綿矢りさと見紛うほどの、時代とズレたイノセンスが彼女にはある。ギャル系、Jカップ、着エロ、樽ドルと、異人度が増す一方のグラビア界に登場した、白ビキニの似合う普通の小柄な美少女。りさたんハアハアだった貴兄におすすめ。



石井めぐる

2004/07/29(木)

■アナリスト=アナルが好きな人のこと


2004/07/27(火)

Is Japanese Style Taking Over The World? (BusinessWeek Online)

 いわゆるジャパニーズ・クールに関する最新記事。ドリフト族(峠族?というかイニシャルD系?)がアメリカで流行していることや、日本のキャラクターに影響を受けて開発されたアグリー・ドールズというヌイグルミがヒットしていること等が情報としては目新しい。『トキオン』編集者の「(今の日本は)1970年代イギリスのパンクロック革命時に似ている」というコメントも。

 この手のジャパニーズ・クール談義って日本人には耳に心地いいんだけど、本当のところどうなんだろうって思う。本当にアメリカ人はそんなに日本文化を評価してんのかね。そういうことをアメリカで直接確認してこようと思っている。



Ugly Dolls


2004/07/26(月)

生活日報というサイトによると、青山ブックセンター閉店の理由は未だはっきりしていないとのこと。だとすると今の段階では「健全経営だった」とも言い切れない。というわけで昨日のインサイトの「誤解」発言は早計だった。

 いずれにしても、僕が話題にしたかったのは本屋よりも街のほうだ。原宿に海外ブランドショップが林立したり代官山にショッピングモールが出来たりすると同時にインディーズ系ショップが近隣の中目黒に増殖していったように、あるいは渋谷と下北沢の中間にある代々木上原にカフェや若者向けショップが集まり始めているように、文化や趣味は資本に抹殺されることなく、その傍らに安住の地を見出して趣都化している。僕はそういう現象に興味がある。

 その状況は、90年代前半のバンドバブルの乱開発でぺんぺん草も生えなくなると思われていたインディーズ・シーンが90年代後半にメロコアやヒップホップで大いに盛り上がった、そんな日本の音楽産業におけるメジャーとインディーの関係に似ているかもしれない。


2004/07/25(日)

■いつのまにかエロ系のブログが大繁殖してるのな。そういうエロいブログを「エログ」というらしい。

■山形浩生が青山ブックセンターの破産に関して「青山ブックセンター(六本木店)みたいな文化を直接扱うビジネスが成立しなくなってきている→街が街ではなくなる」といったことをアサヒ・コムでセンチメンタルに書いているけれど、これは誤解だろう。毎日新聞によると青山ブックセンター自体は健全経営で、特に六本木店は優良店だったわけだから、文化ビジネスは立派に通用していたと言える。そんなに悲観する必要はないわけだ。破産の原因は親会社のバブル時代における不動産投資の失敗なので、むしろバブル型ビジネスが成立しなくなってきている、というほうが近い。

 そうした意味では、大資本による都内の大規模開発が続く一方で、実は資本ではなく文化や趣味によって街が作られ始めている、という森川嘉一郎の分析のほうが的を得ている。それは秋葉原に限らず、中目黒や下北沢、吉祥寺を歩いてみれば一目瞭然だ。文化的志向や趣味性の近いカフェやショップ、ブティック、レストラン、本屋等が自然に集まって街が活性化していくのが「趣都」の時代というわけだ。

 ついでに山形浩生は「本や文字の文化機能はすでにその歴史的役割を終え、消えゆく運命なのかもしれない」とまで書いているけれど、これも違うと思う。はてなダイヤリーに出版サービスがあることからも分かるように、書いたものを本という形で残したいという願望はネット・ユーザーにこそ強い。だから消えゆく運命なのは本ではなく雑誌くらいなのでは。


2004/07/24(土)

■フジテレビ『人間の証明』が苦戦中。視聴率推移は第一話15.9%→第二話12.6%→第三話11.9%。


2004/07/21(水)

『趣都の誕生』を読んで以来、森川嘉一郎には注目している。同じおたく系若手学者でも、東浩紀は観念的過ぎて、サラリーマンである僕の人生に関係あるような気がしない。でも森川の分析はとことん具体的でユニークで、かつ提案性があるから、多少の意見の相違はあっても彼の発言には耳を傾けてしまう。女にモテようというスケベ心を全く感じさせないところも偏っていてイイ。

 その彼が、最近二人の建築家と対談している。一人は磯崎新(『季刊InterCommunication No.49』)、もう一人は隈研吾(『10+1 No.34 特集=街路』)。これが見事に対照的な対談になっていて面白い。戦中派の磯崎との対話は、まるで孫が祖父に最近の流行をやさしく教えてあげているような微笑ましさ。「食玩というのは食べられる玩具なの?」「いえ、食べられません」みたいなホンワカムードで、ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展日本館のテーマを何故「おたく」にしたかという経緯を解説。かたや現役バリバリのストリート派、隈研吾とは緊張感溢れる言葉の応酬。議論は一応スイングしてるけど、建築家という存在の否定に繋がりかねない言説をとなえる森川のような人間の登場を、隈はやっかいだなと直感しているような気がする。

 どちらが面白かったかというと、僕は森川×磯崎対談。その中で森川が語っている、おたく的な趣味の本質は「ダメ志向」だ、という指摘には妙に納得させられた。そういえば僕はゴジラよりガメラ、ガメラよりギララが好きだった。ギララのテーマ曲は倍賞千恵子が歌っていて(以下自粛)

■いろいろあるんだよ。


2004/07/20(火)

■7/11の「予備校ロック」に反応してくれたサイト一覧(順不同)。僕が発見したサイトのみ。意外と好意的な評価が多くて嬉しい。こういうケースを考えると、インサイターもそろそろブログにしたほうがいいのかもしれない。

 hardでloxseな日々
 Fishbowl
 九十九式
 nirinji (7/12)
 BOODLES
 Re:code
 カケイノヒビ (7/12)
 2438 (7/12)
 JUNK屋日記 (7/17)

■「インサイター」は9月から「インサイター from New York」になります。テロまっしぐら。


2004/07/15(木)

■昨日はアメリカ大使館にビザをとりにいったんだけど、非常に疲れた。パワーエイドのグロッキー度チェックでグロッキーレベル2と診断されるくらい疲れた。だって3時間立ちっ放しで待たされて面接は10秒だよ。

■インサイターの現在の閲覧者はユニークで一日1300〜1400人。またそろそろアンケート調査でもやりたいな。


2004/07/13(火)

■[百選] グラビア・アイドル歌謡百選 5



『DOLL』(2003)
山吹美奈斗

 スーパーリスナークラブからバトンがまわってきたので、今回はグラビア・ブームが加熱しつつあった2003年1月に発売された山吹美奈斗のミニアルバムを紹介したい。

 山吹美奈斗というのは、オックスの赤松愛のような顔をした、でも赤松愛よりは歌が上手い、ホワイトメイクのEカップアイドルだ。週刊ヤングサンデーの連載マンガの主人公と同名で、フジテレビの深夜番組「千枚谷」でデビューし、アルバムはインターネットのみで限定販売(しかもミニ写真集付き)、という企画まみれのプロフィールで登場。普通にグラビアでデビューさせるのではなく、付加価値をつけて実験的に売ろうという戦略だったんだろう。

 しかし肝心の曲のクオリティに難があった。レベッカのようなそうでないような、1980年代後半のガールズロックを模したギターポップ。時代とズレたセンスの中途半端な楽曲で、作り手であるオトナ達の本気度がいまいち伝わらない。アイドルポップスをやるなら大塚愛くらい徹底的につくりこまなきゃだめだったのだ。

 そうこうしているうちにイエローキャブなどの人気グラビアアイドル達が次々にCDを発売するようになり、彼女の付加価値は付加価値ではなくなった。その結果、彼女は本名も素顔も明かすことなく、日の当たらないままにグラビア・ブームの仇花として風にふかれていく。ああ青春。

 彼女のファンではない僕が何故このCDを持っているかというと、当時スーパーリスナークラブの人から「一緒に試し買いして共同レビューをやりませんか?」と誘われたからだった。でも彼がこのCDを買ったという話はとんと聞かない。というわけで、次のバトンをもう一度スーパーリスナークラブに渡します。


2004/07/12(月)

『R25』>『CIRCUS』(@エロ本編集者の憂鬱と希望)

■民主党岡田幹事長の父親はイオングループの名誉会長だから、ジャスコ票が動いたんだよジャスコ票が。なんだジャスコ票って。


2004/07/11(日)

■テレ朝の選挙ステーションでは、古館がいつもの報道ステーションより上手くやっているように見えた。政治家へのインタビュー主体の構成だからだろう。やっぱり彼はキャスターではなくインタビュアーなんだな。報道ステーションもインタビュー形式の番組構成にすれば視聴率も上がると思う。

■一郎・アタ子の擬似放談 【予備校ロックの夜明け】

□「予備校ロック」とは何か?

一郎: 以前モーレツ・アタ子さんと飲んでるときに「予備校ロック」という造語を聞いて、妙に納得した記憶があるので、今日はアタ子さんにいろいろ教えてもらおうと思います。最近の日本のロックって僕はもうあんまり幅広くは聴いてないから、その辺の事情に詳しいアタ子さんにいろいろ聞きたくて。

アタ子: ぱっと見さえない、予備校生っぽいルックスの若者がやる英米ギターバンド風ロックが「予備校ロック」。もはや今の日本ロックの主流です。最近はバンド名もルックスもわざとかっこ悪くしたものが目立ちますよね。いつから日本のロックはさえない人がやるものになったんだろう、ってずっと気になってたんですよ。

一郎: 「かっこ悪いことがかっこいい」っていうのは別に新しいスタンスじゃないんだけど、それが極端に進行している気がしますよね。アタ子さんは予備校ロックって好きですか?

アタ子: それはバンドによりますよ。当たり前だけど。でも今日は、昔のほうが今より良かったとか、本物だった、みたいなことを言いたいわけではないので安心してください(笑)。

一郎: ちょうど先月、これからの日本のロックを背負う期待のグループが集結!みたいな煽り文句につられて、サンボマスター、アジアン・カンフー・ジェネレーション、スネオヘアーのライブに行ってきたんです。ライブ会場は首にタオルを巻いた若い女の子でいっぱいで、すごく健康的なムードでした。とりあえずその3バンドに関して聞かせてください。

□サンボ、アジカン、スネオヘアー

一郎: まず「サンボマスター」。以前『エルビス』っていう深夜テレビで彼らのライブを見て、悪くないなって思ってたんです。裏方顔の人が爆音ギターをかき鳴らして絶叫してるから、第二のナンバーガールかなって、ちょっと期待して(笑)。でもCDを買ってみてイマイチと感じて、生ライブを見て興味を失った。なにが違和感あったかって、歌の合間に自己弁護的な絶叫をするんですよ。良く覚えてないけど、ビートルズやストーンズばかりがロックじゃない、俺たちにも歌わせてくれ!とか。誰もビートルズと彼らを比べてないのに。さえない僕らだけど、あなたのために、あなたのために歌わせてくれ!とか。海援隊かと思った(笑)。

アタ子: 言い訳をしてるうちは、かっこ悪さはかっこ良さに転化しませんよ。岡村ちゃんを見ならえ!と言いたい(笑)。そもそもかっこ悪いことがかっこ良い、なんていうのはマリア観音みたいな存在のことをいうんじゃないの?10代はサンボを聴く前にマリア観音を聴け!(笑)灰野敬二とかでもいい(笑)。

一郎: いきなり不失者ですか(笑)。次はアジアン・カンフー・ジェネレーション、略してアジカン。これはどうでしょう。音はともかく、見た目的には華がないバンドなのに、ライブではファンの黄色い声援が飛び交ってました。なんであんなに人気があるの?

アタ子: 彼らは予備校ロック版オアシスね。女の子たちが「くるり」の岸田君で眼鏡慣れ(笑)していたところに、彼女たちの知らない普遍性の高い英国ポップを眼鏡枠で導入した、というのが成功の秘訣。

一郎: アジカンは眼鏡オアシスだったんだ。

アタ子: オアシス聴いたことないですからね、大抵の女の子は。そういう世代共通の音楽体験って全然無いのよ、今は。だから新鮮だったんだと思いますよ。ちなみにアジカンを代ゼミとしたら、サンボは早稲田塾って感じ。

一郎: 僕は駿台だったんで、そのへんの違いは分かりませんが(笑)。最後にスネオヘアー。これは僕、ライブ見てちょっと気になったんでアルバム『スネオスタイル』を買ったら、結構良かったですよ。スピッツに匹敵するメロディ・メーカーですよ、彼は。実はこっそり愛聴してます。

アタ子: 彼はオーバー・サーティーですからね。見た目は予備校生でも世代は上なんですよ。だから一郎さんが好きな音楽に近くて、聴きやすいんじゃないですか。

一郎: なるほどね。どうりで3つのバンドの中では一番黄色い声援が少なかったわけだ。。。

□予備校ロック増殖の背景

一郎: そもそも、なんでこんなに予備校ロックが増殖したんでしょう?

アタ子: 昔ほど音楽業界がバンドにお金をかけられなくなった、というのが大きいですね。かつてボウイの時代には、バンド幻想を形に出来るだけのお金が業界にあったんですよ。業界だけでなく日本も右肩上がりだったから。

一郎: 当時のマンガでいえば上条淳士の『To-y』の世界か。そういえばイカ天のバンド・ブームも、バンド幻想のパロディみたいな側面がありました。

アタ子: その後ビジュアル系が流行して、バンド幻想がイビツな形で膨れ上がりましたよね。いわゆる「産業ロック」の日本的な新解釈というか。一方で渋谷系とかオシャレなバンドが流行ったりしたんだけど、これも海外レコーディングをしたり海外の大物プロデューサーを呼んだりして、かなりキラキラしていた。

一郎: ビジュアル系と渋谷系、どちらも金をかけてバンド幻想を膨らませた、という点では共通しているんですね。

アタ子: そう。で、それに対するカウンターとして、幻想よりも現実だ、リアルこそロックだという気分が強まっていったんです。そうした気分を背景に、ミシェルガン・エレファントとか、あるいはトライセラトップスやドラゴン・アッシュといったいわゆる97年組が、ハードで骨太な音にもかかわらずメジャーで市民権を獲得したんです。「パッと見さえてる人がやる骨太ロック」ですね。

一郎: あとインディーズですよね。ハイ・スタンダードが30万枚売ったとか。そのへんまでは、まだ予備校感は漂ってないですよね。バンド幻想が維持されていた感じはする。トライセラはちょっと予備校っぽいか。

アタ子: いずれにしても、「パッと見さえてる人がやる骨太ロック」が支持されたのは、小室サウンドを含めた「産業ロック」というメジャーに対するカウンターという意味も強かったんです。でも音楽不況が長引いたこともあって、会社がバンドにかけられるお金が減っていったんですよ。バンド幻想が維持できなくなっていって、産業ロックが衰退したんです。

一郎: 幻想という意味では、「学も金もないのにマイク一本でのしあがる」的なサクセスストーリーを作りやすいヒップホップのほうがあるのかもしれませんね、今や。

アタ子: 衰退した産業ロックに対するカウンター意識を手軽に低予算で形にしようとすると予備校ロックになった、というのが私の推測です。長かった不況、特に最近の音楽不況が影響してるんですよ、きっと。

□日本のロックは景気回復するのか?

一郎: 予備校ロックは「頑張れば君でも出来る」的なメッセージが多いですよね。文字通り予備校の宣伝文句のような。ああいうのって十代のためのメッセージだから、僕はターゲットじゃないんです。頑張ってもどうにもならないことって多いですもんね、オトナは(笑)。『ふぞろいの林檎たち』の1と3の違いというか(笑)。日本のロックもこれからどんどん世代で細分化されてくんですね。

アタ子: 予備校ロックはフリーター世代のロックなんですよ。でも気になるのは、旧ビジュアル系に代表される産業ロックの没落ですね。骨太ロックというのは産業ロックがあるからこそのカウンターだと思っていたので、商業ロック不在の今、予備校ロックは不必要悪だと思いますよ、個人的には。「パッと見さえてる人がやる骨太ロック」=ミッシェルの解散と共に、日本のギター・ロックはどんどんヤバい方向に行ってる気がします。今後どんどん貧乏臭くなっていくような気がして。。。

一郎: 「英米のギターバンド+はっぴいえんど」みたいな最近の日本のバンドを「産業サブカル」って呼んでる人もいるけれど、確かにこういう音が主流になるというのは不思議ですよね。別にみんなが等身大だったりかっこ悪かったりしなくてもいいのにね、エンターテイメントなんだから。でもまあ景気が回復基調にあるから、世の中も貧乏臭くないロックを再び求め始めたりするかもしれませんよ。クイーンとかKISSとか再評価されてるくらいだし。

アタ子:  まあいろいろ言ったけど私が最後に言いたいことは、いろんなバンドを十羽ひとからげにして誉めたりけなしたりするのはよくないことですよ、ということですね(笑)。私、バンプの大ファンですから。

一郎: 宮崎吐夢の「バスト占い」みたいな卑怯なまとめ方ですね(笑)。


(六月某日、深夜の居酒屋にて泥酔気味に収録)


2004/07/09(金)

2ちゃんねる発「純愛物語」にハマりまくる人々 (@アサヒコム)


2004/07/05(月)

■最近の井川遥は何故か魅力的だ。

■リクルートの0円週刊誌『R25』創刊号は、準備号より更によく出来ていた。フリーペーパーなのに写真のクオリティが高いのが最大の特徴で、チープな感じが全くしなくて読みやすい。コラムも充実していて、シャラポアやソーシャル・ネットワーキング・サービスからネットで話題になった噂話まで、旬なネタが揃っている。その上でトップコラムに小泉ネタを持ってきているところもしたたかだ。深夜テレビ番組表という企画もユニークで実用的。映画コラムに何故か4ページも割いているわりには面白くない、ということを除けば、これといった弱点が見当たらない。次号は年金問題や「電車男」を取り上げるらしい。恐るべしリクルート。『サイゾー』もピンチ(読んでないけど)。

 ついでにリクルートが創刊した『eyeco(アイコ)』という通販雑誌、これも良く出来ている。いってみればオシャレでエコな通販生活なんだけど、編集部が自ら海外で買いつけてきたグッズの趣味が結構良くて(アレッシのパチモンみたいなやつは除く)、しかもこれまた写真のクオリティが高いので、いらないものまで欲しくなる。セレクトショップ感覚。地方で売れるんじゃないかな。恐るべしリクルート。フランフランもピンチ(行かないけど)。

       


2004/07/04(日)

■丸の内線に乗ったら、車両内の吊り広告が○教小学校三年生による短冊で埋められていた。



駅員への感謝メッセージと戦争反対メッセージが大半を占める中、ひときわ異彩を放っていたのが下の2つ↓



「せなかから羽がはえますように。」



「こんどのスクラッチとドリームジャンボクジが当たりますように。」


2004/06/30(水)

■久しぶりに萩尾望都の『ポーの一族』を読み直している。今だったらゴスとかロリの若い子が読んだらハマると思う。


2004/06/28(月)

サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ ハナ肇とクレージーキャッツ「ドント節」 (@asahi.com)

 「もっとも、公開当時でもサラリーマンは無責任どころか責任過剰、忠誠過剰。時代を経ても変わらぬ、洋服細民に過ぎなかった。だからこそ、平均の歌う「サラリーマンは気楽な稼業」が、「人格までは組織に拘束されないぞ」という反語的な宣言として喝采(かっさい)された――佐藤さんはそうみる。」

■ソーシャル・ネットワーキング・サービスの楽しみ方がよく分からない。もうダメかもしれんね。


2004/06/27(日)

■グラビア・アイドル歌謡百選 3



一瞬〜トキ〜
山本早織

 グラビア界ではそれなりの地位を築きつつあるものの、本格的なテレビ進出は果たしていない「恐るべき十代」山本早織。そんな彼女に与えられた楽曲は、三十路のアイドル好きスタッフ達の趣味性がもろみ酢のように濃縮発酵した擬似80年代歌謡だった。タイトル曲は中森明菜が歌っていたようなやさぐれポップスだし、1960年代の名曲「悲しき片想い」(ヘレン・シャピロ/弘田三枝子)のカバーも新田恵利チックなおニャン子ナンバーに聴こえる。懐かしいあの感じ。失われた20年がこんなところにあった。

 現在のグラビアアイドル・ブームを支えているのは十代ではなく二十代後半〜三十代の団塊ジュニア男であるという説に従えば、この方向はとりあえず正しいといえる。でもファンとレア音源マニア以外に誰が買うんだろう、という疑問は依然として残る。

 次はスーパーリスナークラブのSLCさんにバトンを渡します。

■「21世紀ポジパン百選」のほうは誰も第二回目の執筆を名乗り出てくれないので、また僕が書くことにした。こんど紹介するバンドはスウェディッシュ・デスメタルのARCH ENEMY。先週行ったライブは素晴らしい出来だった。

PUNK by Roberta Bayley

■K-1はもうダメかもしれんね。


2004/06/24(木)

■いつもは朝起きるとフジテレビの『めざまし』と『とくダネ!』を見てるんだけど、最近はたまにテレ朝の『モーニング』を見ることにしている。近頃妙に鳥越が生き生きしてんの。それにつられて局アナとかゲストも熱くなって、朝だというのにスタジオ全体に『朝生』みたいな暑苦しさが毎日たちこめていて壮観。つまりそれだけ重いニュースが最近は増えたということだ。

■昨日のTBS『水曜プレミア・負け犬女の壁』の視聴率は予想通り9.8%。

伝説のレスラーTシャツ。ゲーリー・オブライトTシャツに涙。


2004/06/21(月)

■ファンタの黒ヒゲ先生は戦闘竜でもありません。

■『オレンジデイズ』最終回の視聴率は23.0%と最近のドラマとしては大健闘。この作品に出演したことで一番得をしたのは白石美帆だろう。お飾りタレントとしてのバブル人気に翳りが見え始めていた時期なだけに、彼女にとっては生涯の代表作になる。千堂あきほにとっての『東京ラブストーリー』がそうであったように。白石美帆=第二の千堂あきほ説。


2004/06/20(日)

■ファンタの黒ヒゲ先生は武藤敬司ではありません。


2004/06/16(水)

■アエラのダジャレコピーの過去ログ(情報元:通りすがりさん@BBS)とムック本(情報元:kajieさん@BBS)。

『負け犬』がテレビドラマ化(情報元:緑の通りすがりさん@BBS)。6月23日放映。「バラエティとドラマの完全融合!あるようでなかった画期的新スタイルの番組が登場します!」とのこと。視聴率は10%前後と予想。


2004/06/15(火)

■『ダジャレヌーヴォー』とか『言いまつがい』とか、世は空前の言葉遊びブーム。このドサクサにまぎれてアエラのダジャレ広告コピーをまとめた本とか出版されるような気がする、と思って検索していたらアエラのダジャレを毎週紹介しているサイトがあった。

パーリスからバトンが回ってきたグラビア・アイドル歌謡百選の3枚目は週末に書く予定。百枚分のレビューが集まったら書籍化されるという噂があるとかないとか。


2004/06/13(日)

■最近ちょっと気に入っているタクシー車内パンフ↓




2004/06/12(土)

『下妻物語』は、いい意味で「女の子版木更津キャッツアイ」だった。深田恭子が超キュート。ソフィア・コッポラの映画とか見るくらいなら下妻を観ることを薦める。

□「ロリータとは何かの答がないのは、ロリータの思想とスタイルを先導するリーダーが存在しないからなのです。すべての価値観を否定したアナーキズムにすら教祖と経典はありました。しかしロリータにはそれらがない。もしかするとロリータとは究極のアナーキズムなのかもしれません。(中略)個のエッジを立て、自らの美意識のみを拠り所とし、自分のルールにしか従わない。それがロリータとして生きていく為の条件なのです。」

嶽本野ばら「超アナーキズムとしてのロリータ」より抜粋
『プライドビジョン03』(2002/04)


2004/06/08(火)

■コピー機は、プレゼン前夜に故障する。

■帰る間際の電話は、いい知らせであるためしがない。

■長い会議、終わりかけると上司が遅れてやってくる。

↑サラリーマンの法則。
僕は相変わらず元気にやってます。


2004/06/06(日)

■21世紀ポジパン百選 1


SACRIFICE
櫻井敦司

 これはもうほとんどミッションの新曲。といってもアイドル・ハイスクール芸能女学館出身で沖弥生という逸材を擁しながら天下の奇作「Show me × Show me」で日本中の音楽ファンを凍りつかせたエイベックスのミッションではなく、80年代のポジパン〜ゴスを代表する存在だったザ・ミッションのことだ。フロントマンWayne Husseyが作曲・編曲どころか演奏までしている(!)ので、三味線みたいなギターが鳴らされるイントロから懐かしのミッション節が全開。メロディーラインも初期の曲『サブリナ』に近く、こんなアーリー・ゴスな音がオリコンチャートに入るような、いきなり世紀末状態の21世紀を誰が予想しただろうか。新アルバムではミッションだけでなくフィータス、ザイモックス、コクトー・ツインズといった80年代オルタナティヴの大御所たちとコラボしているらしい。バクチクのファンはポカン口だろうけど、ポジパンDJとしては興味津々。

■昨日は銀座のギャラリーで『ワラッテイイトモ、』(無修正版)を観た。最初の15分くらい、タモリの人生を描くまでは笑えるんだけど、作り手の構想がまとまっていないから中盤以降は無駄な遊びの繰り返しでCASSHERN並にダレダレ。ちょっと辛かった。そもそも慣れ親しんだ既存映像(音声)をコラージュして別の物語を作るという手法自体は新しいもんじゃない。80年代の深夜ラジオでは、サザエさんの音源を使って素人が作った「サザエとタラちゃんのSEXテープ」とか「アムロとセイラの初体験物語」(クライマックスは「アムロ、いきま〜す!」「早い!」)とかが毎週投稿されていて普通にオンエアされていたもんだ。著作権チェックが甘い時代だったのね。


2004/06/03(木)

■「どうして「ヨン様」なの?「ヨン」でいいじゃない!」 (深夜の有楽町駅前でOLが同僚に向かって叫んでいた一言)


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ネットスケープには対応していないようです。あしからず。


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