11月17日は今年、はじめての忘年会です。仲良し達と飲んでしまいました。
明日が卒研であることはみんな知っています。車や、バイクの話で大いに盛り上がりました。
「明日は、もういいやーーー」などといってますがそうはいかないのであります。
「がんばってねー」
の言葉に、酔っ払いの伴竹は、後ろ姿で鉄人28号の「ガオー」のポーズで答えます
、午後11:00。
明日18日は午前8:30に教習所集合、卒研です。
酔っ払って直ぐには寝入ったのですが、最初に目覚めたのは午前4時。
まだまだ早過ぎるなあ、で、その後はうつらうつら、ラジオなど聞きながら起床は6:30。
とりあえず飯を食って、顔を洗って、7:00に出発。
教習所には7:30分に到着。近くにはこの時間ジョナサンだけが営業しておりまして、
教則本を持ってミニ散歩がてら、コーヒーを飲みに行きます。
教則本でチェックするのはやはり、一本橋とクランクのページ。
懸命にイメージトレーニングをします。ハンドルギコギコ、クランクズリズリ、、
ブツブツブツ。トイレにも行っておきます。
8:00教習所の待合室に移動。
掲示板に卒研の要点が張り出されています。
オー!私の名前が載っています。背番号7(受験番号)ラッキーセブンと行きたいですな。
本日は受験者が多く中免30人ぐらい、大型15人ぐらい小型2人です。
一人の検定員が5〜7人を検定します。
A検定員はゼッケン1〜7、B検定員は8〜13などと言った具合です。
と言うことで、私は全体の流れの中でほとんど最後の時間帯になっていました。
まあ、それまでいろいろ、シュミレーションが出来るからいいやあ。
と思って、コース確認やら、キモのポイントを確認しに展望バルコニーへ上ったり、
臨場感を叩き込むようにコース真近に行ってみたり、てこ入れに余念がないのですが、
「ああ、みんなうまくできてるなあ、凄いなあ」と感心し、気弱になったりします。
と、あ!クランクから大型のお兄ちゃんがすっ飛んでコースアウトをしています。
パイロンが吹っ飛んでいます。
スタート地点を見ると検定員が受験生に向かって「スタンド!スタンド!」と騒いでいます。
つまり払わずに跨っちゃったのですね。彼は天を仰いでいます。
(ああ、気持ちわかるなあ)
別の人でも、クランクで足をついてしまったり、一本橋での落下もチラホラ。
やはり、誰もが一本橋とクランクが鬼門であるようです。
しかし、なによりこのようにミスが多発するのは緊張していることに他ならないのでしょう。
こんなのは通常の練習では見られません。
などと考えていたらすこし落ち着いてきて、いよいよ私の番!
「では、番号と名前を言ってはじめましょう」。
前の受験生が、エンセキにくっつけて止めてくれていて、乗りにくいのだ。
本日は最初に路上コースをやって、その後、課題コースという組み合わせ。
まず最初の数十メートルは車両の特性をアクセルワークで確認し、体に叩き込みます。
一周回って最初にS字走行にはいりますが、あああ!前に小型のオヤジがとろとろ、
S字狭路に入って行ってるではないですか、狭路は一人ずつなので、
オヤジが脱出するまで、路上のセンターラインで待っていなければならんのです。
小さなアクシデント。
これははじめての体験。えーっとギアをローに入れて、、、と。
ストン!!あ!エンストだ!練習中、ただの一度も無かったエンストなのに!
あれー、やばいかなあ!しょうがねえなあ、もう知らんよお。
と開き直って、もうバンバン行きます。そんでもって、来ましたクランク。
ああ、ここでも例の小型オヤジが前でウロウロしています。
気持ちが乱れますです。しかし得意のズリズリズリ、フラフラ走行で脱出成功!
さあ、もうこれで後は、課題走行だ。
坂道発進。スラローム、やはり慎重すぎてアクセルが不抜けています。
フラン、フラン、フラアアアン。
へっぴり腰だなきっと。でもなんとか態をなしてはいるだろうと納得して、
そしてそして、最大の関門の*一本橋*!えいやあっと、突入。
スルスルスルっと出来てしました。しかし、これまた、へなへなのフーラフラ。
でも正直、本当ホットしました。後急制動を終えて、発着地点に戻り、降車。
終わった。
検定員がやってきて、
「もう、クランク、一本橋、イッパイ、イッパイだねえ、いつ落ちても不思議じゃないよ。
急制動もクラッチ握っちゃうし、、。とりあえず上で待ってて」と吐き捨てられしまいました。
しかし、そんなことは先刻承知の件なので、カエルの顔にしょんべんです。
(わかっていたって出来ないのだ!)
で、教室で待つこと15分、この時間はまあ、いろいろ考えますね。
コンナ気分はほんと久しぶりで、しんどいんですが、妙に新鮮でした。
この時点での自己評価は50%50%です。
そこに教官登場。
「結果を発表します。OHPに番号を映しますが、合格は赤丸があります」。
一同固唾をのむ!

おお、おお、おお、7には赤丸の囲みがあるではないですかア。!!!
思わず「ああ、嬉しい」とつぶやいてしまいました。
隣の50過ぎのオヤジサンもどうやら合格のようです。
ニコニコしながら「大型ですか?」と聞いてきました。
この人大型受験だったようです。そして、やや興奮気味に、
実は自分は中型を10月にとってそのまま大型を取りに教習を続けた由。
「だから、あなたもそうしたほうがいいですよ絶対」
とだんだん声は大きくなっていきました。
しかし、なにはともあれ良かった良かった。
そうゆうわけで、中免取得の一件は終了できました。
ご助言いただいた皆様、ありがとうございました。
では、続きはひょっとして!
バイク