INSTANT CYTRON

OFFICIAL WEB SITE

contents

about INSTANT CYTRON

new album

discography

news & column

ENGLISH

はみだしコラム1:NRBQってなに !?
はみだしコラム2:突撃!電話してもいいとも!


はみだしコラム3:メンバーによる
アルバム全曲解説!


01,Ma petite fille
五→今回のテーマである4コードのシャッフル・ヴァージョン。最初のデモの時はもっともっと短い曲でシンプルだったがQと演ったらぐっと男らしくなった。
片→普段、ソウルを込めて歌っているにもかかわらず何故かウィスパーだと言われるので、本気でウィスパーで歌ってみたらこうなりました。曲的にはイカしたジャイヴです。nrbqのグルーヴとの相性も抜群!

02,Little gang of the world
五→一年ぶりくらいにシトロンとしてデモ・テープを作った楽曲。引きこもりがちだった当時、六本木のスタジオに行く途中に出来上がったもの。大使館辺りを歩いていたときぽかぽかしていて気持ちよかったなー、という風景系楽曲。帰りの地下鉄の車内でほぼ出来上がった。ここからが'Little Gang of the Universe'全てのはじまり。
片→音的には80'sのネオアコと正面から向かいあった作品。だがしゃっきりと今風なのはソウルボッサのトシさんのさすがの手腕。

03,Playtime'll be over
五→おもちゃの楽器のみで構築。スライド・ホイッスルがとにかく最高!
片→ずっときちんとレコーディングしたかった曲。おもちゃを使って一曲作ってみたかったのです。それは密かにパスカル・コムラードの影響。歌詞は渋谷系女子に捧げます。

04,Love your way
五→今回のテーマ、2つの音が上下行ったり来たりするアホーなメロディ。大草原の小さな家のローラが分かったような事を言って調子に乗っているイメージ。
片→五郎くんから聞いていた世界観を膨らませて学校帰りの小学生がママの受け売りの恋愛観を喋っている内容にしました。ですのでアレンジもノスタルジー溢れる楽器使いを心掛けました。

05,Happy puppy in the desolation
五→今年、自分のなかで流行した上下上下にポンポンはねあがる張り切ったアホーなメロディー・シリーズの一環。何かが起きそうで何にも起こらない意味不明のイントロとアウトロがお気に入り。アウトロの右側のギターはSea & Cakeのつもり。犬最高!タロ(メス、去年没)に捧げます。
片→五郎くんもわたしも犬が好きなので、犬をテーマに詞をかいてみました。でも、男の子はいつか旅にでるものなのよ、という実にStand By Meな青春ソングなのです。

06,My melodies
五→'97年の終わり頃FPM田中知之さんが1st albumレコーディング前(シトロンのアルバムに関わってくれた後)に作っていたトラックにメロディをつけたことがあってすごく気に入っていたんだけど、いつの間にかボツってしまったので、今回メロディをきちんと作り直してQにぶつけてみたら全く別のものになった。レコーディング中みんな目がうるうるしていたのは何故でしょう。とにかく、テリーのピアネットの音には僕はいまでも泣けるよ!rec中久し振りに鳥肌のたった一曲!
片→ウェディング・ソングです。ほんとにわたしは4コードの循環が大好きで、これもご多分にもれずその一例。名曲。

07,Christmas kills me
五→クリスマス死にしそう!12月には気をつけて!!
片→どうしてわたしたちがクリスマスを愛してやまないかを分かり易く曲にしたつもり。アナログシンセを多用したシトロンの中ではかなり音響派な一曲。

08,Stylissimo!
五→ギターのテープ早回しってずっとやりたかった。今日やっとたどり着けた。
片→ここからグランド・フィナーレのメドレーのはじまり。五郎くんのアホな超絶テク(にせもの)とわたしのうそテルミンとスタイロフォンを面白がって。

09,Good day broken heart
五→ロマンティック・カントリー第一部。夕暮れの雰囲気。一拍毎に代わるコードがリズムアクションゲームのようなスリルを味わえる。とても楽しい。そしてフィナーレへ…。
片→M8とM10にインスパイアされて作った曲。オールド・タイミーものは永遠に好きなのです。かなり無理をしているヴォーカルはご愛嬌。

10,Jolly fellows
五→とはいってもフレンチカンカン。あっけらかんとしてハッピーなエンディング。アホーな感じで音が飛ぶメロディはコードの6thあたりを行ったり来たり。そこが楽しいのになんだか切ないところ。おしまい。
片→アルバムの最後を飾るに相応しいハッピーなインスト。



アルバム総括

 今回、わたしたちにとっては記念すべきレコーディングとなりました。
 まず、長年憧れていたバンド、nrbqのテリー・アダムス&トム・アルドリーノとセッションできたこと。しかもそれが作品としてずっと残るなんて、まるで夢みたい。
 そして次に、10曲中7曲を自分達の手でマイクをたてて録音し、自分達だけでミックス・ダウンまでやり遂げたこと。時間と予算が限られたなかでのレコーディングだったのでそれはしごく当然なのだけれども、宅録はプリプロまで、という暗黙の了解があった中、それを打破して全てを自分達のと知識と技術だけで作品を仕上げる、というのはとても勇気のいることでした。
 そして出来上がった今回のアルバム、ひとつひとつの音を把握できているだけに、思い入れたっぷりの楽曲がズラリと並びます。全体のコンセプトは'Little Gang'。児童行動学用語などでは、子どもたちが親などの庇護する存在から離れて、空き地の壁の穴をくぐったり、秘密基地をみたてて友達と遊んだりと、自分だけの力で行動を始める時期を'Gang Age'といいます。わたしたちも、今回はそんな自分の中のちっちゃくて腕白な子ども感覚が爆発して、それが音符になっっていったのです。ですので、楽曲の雰囲気もどこかノスタルジックで童謡のように簡単でちょっとひねくれていて。
 そして同様にわたしたちの上を行くキッズ・ハート大爆発なnrbqとの共演は自然な成りゆきと言うか、自分で言うのもナンですが、最高のコンビネーションじゃなかったかしら!?なんて思ってしまいます。
 短いようですんごい長かったこの2ヶ月間、本当に色々な方にご協力頂きなんとか作品を仕上げる事ができました。そしてアルバムを出す機会を下さった金剛地くんをはじめ、ビーンズ新井さん、みしえるさん、アウトサイドのみなさまに感謝の気持ちで一杯です。なんとか一糸報いるよう頑張りますので、これからも宜しくお願い致します。