生姜湿布(ショウガシップ)

 生姜湿布は痛みや毒素を取る大変有効な手当て法です。特に癌のばあいには体奥の毒素を遊離させて引っ張り出す 効果があります。生姜湿布生姜特有の成分と性質、および熱によって疾病部の血液循環を促進し、血液および癌組織中の汚濁や毒性成分 を患部に寄せ集め、これを中和、解毒、消毒、殺菌、解熱、浄化の作用をします。

 癌には生姜湿布をした後に里芋パスターを併用しましょう。その時は里芋パスターをすぐ貼れるように 生姜湿布をする前にあらかじめ用意しておきます。そうでないと里芋パスターが用意できていないために生姜湿布でせっかく温めた体が 冷えてしまい患者さんに良くないからです。この辺の手順は経験を積んで習得していってください。 なるべく当院でお手当ての仕方を学んでから行うことをお勧めします。ご病人本人がお越しになれなくても、ご家族の方が学びに良く来院されています。

 生姜湿布は体力のある人にします。 寝たきりの患者さんですと体力を損なう ことがありますので注意が必要です。漢方の葛根湯が体力ある人用の薬であるのと同じで生姜湿布も体力を消耗するのです。

YouTubeでも紹介しています。→がん性胸水・腹水への生姜湿布と里芋パスタの手当ての仕方

生姜湿布の仕方

 用意するもの

生姜湿布で用意するもの

 生姜  根生姜150g前後。自然療法全般に言えることですが材料はできるだけ有機野菜など良質のものを 使いましょう。植物達の生命力溢れる善エネルギーを頂くのですから。
 「生姜の粉末も可」と書かれている本もありますが、癌患者さんには生の生姜を使って頂きたい。エネルギーが違います。
 大鍋あるいは金ダライ、おろし金、木綿の袋、軍手、超厚手ゴム手袋(園芸用など)、湯3〜6リットル、厚手のタオル5〜6枚、天然塩少々

 実際の手順

  生姜をおろす

生姜を皮ごとおろします おろした生姜を木綿袋に入れます 生姜の入った木綿袋

 生姜はよく洗い、おろし金で皮ごとすりおろします。そしてすりおろした生姜を木綿の袋に入れます。巾着袋などが便利でしょう。 和手ぬぐいでテルテル坊主を作る要領でも可です。

  湯を用意する

80℃の湯を用意します 温度計  

 大鍋に湯を沸かすか金ダライに80℃の湯を用意します。70℃ですと温度が低いようです。棒状温度計でもなんでも構いません。

  おろした生姜を入れる

生姜を搾ります 出来上がり

 鍋の縁で巾着袋に入っているおろした生姜を木ベラなどで搾ります。
 湯は決して沸騰させないこと。沸騰させてしまうと生姜の酵素が死んでしまい効果がなくなってしまいます。私は80℃前後の湯を 手当てに使っています。70℃だと早く冷めてしまうので。

  厚手のタオルを用意する

自作したタオル完成品 手拭を半分重ねる

 うちで使っているタオルは左の写真のようなもので手拭を2.5枚、半分ずつ重ねて5枚重ねにしてミシンで縫って作りました。 左が完成品。右は途中図です。

  タオルを絞る

軍手をして手袋をはめる 湯の中のタオル タオルを絞る

 軍手をして園芸用品売り場やホームセンターなどで売っている超厚手ゴム手袋をします。薄い手袋だと湯の熱さで手のひらがやけど してしまいます。大きさも軍手をしてからはめるので、ラージサイズでないと手が入らないでしょう。もちろん手が小さい方はこの 限りではなく、Mサイズでもよいかもしれません。写真のような肘まであるような長いゴム手袋はあれば 便利ですが短くても差し支えありません。鍋周りに湯をこぼさぬようタオルを絞ります。

  タオルを叩いて冷ます

絞ったタオル

 左図は絞って鍋から上げたタオルです。この状態でいきなり患者さんの肌に当てては熱すぎて火傷してしまうので冷まします。 冷まし方はタオルを4っ折にして両手のひらでパンパンと叩くのです。素手でしますから相当手のひらが熱くなります。 ここのところは大事ですのでぜひ動画を参考にしてください。→がん性胸水・腹水への生姜湿布と里芋パスタの手当ての仕方

  タオルを肌に当てる

タオルを肌に乗せた図 タオルを肌に乗せた図−乳癌の場合-乳の半分に当てたところ

 タオルを肌にふわっと乗せます。このとき、叩いてさました面のほうを肌に当てます。 決して押し付けてはいけません。「熱くないですか?」と聞きます。熱ければすぐ取って再度パンパン と手のひらで叩いてタオルを冷まし再び叩いたほうを肌に触れるようにしてタオルを患部に乗せます。
 「しばらくすると熱くなってきます。絶対熱さを我慢しないでくださいね。我慢してしまうと 火傷してしまいその後の手当てができなくなってしまいますので」と患者に注意点を説明します。 *しばらくして熱くなってくるのはタオルが厚いために中に篭っていた熱が出てくるからです。パンパンと手のひらで熱を中に 叩き込んでいるからでもあります。この“熱さが持続すること”が大事なのです。
 次のタオルをかぶせます。同様に注意を払います。ひととおり患部の肌を覆ったあとは熱源として叩かないそのままのタオルを 肌に乗せたタオルの上にさらに乗せます(左写真)。

タオルを掛けて保温する

この上にバスタオルを掛けて保温します。
 *注意:バスタオルの上にビニールシートなどを掛けてはいけません。この手当ての目的は体内から毒素を出す ことですのでビニールシートなど通気性のない素材で覆ってしまいますと、体外から出した排ガスをうまく大気中に逃がせなくなり かえって逆効果です。 

  湿布中の注意点

 タオルの冷え具合は湯の温度、室温、患者さんの体温などによって毎回異なりますので、患者さんの体を冷やさないように手当する人は バスタオルの脇から手を差し入れて、湿布タオルが冷えていないかよく注意しましょう。
 「冷えてきませんか?」と声を掛けます。患者さんに冷えを感じさせる前に全部取り替えるのがコツです。患者さんが「ちょっと 冷たくなってきた」とか「熱くなくなった」と言う状態は既に冷えすぎです。こうなる前にタオルは取り替えて新しい熱いタオルを被せ、 再度患者さんに温まってもらいます。
 もし用意したタオルの枚数が少なくすぐに熱い交換用のタオルの準備ができない場合には、冷めたタオルを交換する際にはタオルの処置に 気を取られず、患者さんの濡れた体を乾いたバスタオルで拭うことを優先しましょう。
 

新しいホームページでも紹介しています。→生姜湿布生姜湿布Q&A

YouTubeでも紹介しています。→がん性胸水・腹水への生姜湿布と里芋パスタの手当ての仕方

Copyright (C) Soutetsu Endo, All Rights Reserved.
癌治療の聡哲鍼灸院
|HOME|

|当院のご紹介| ご挨拶| 私の癌の捉え方| がん手当ての特長| 診療のご案内| 往診| 地図| 受診の際のお願い|

|治療師の紹介| プロフィール| 私の癌手当ての歩み| 癌への鍼灸始める| 癌自然退縮を知る| 玄米菜食を学ぶ| ビワ葉療法を知る自然療法を学ぶ| 千百人集会手伝う| 砂療法を体験する| シルバ-バ-チ霊訓| スピリチュアリズム| レイキを学ぶ| 緩和ケア病棟往診| オイルマッサージ| ハープによる祈り| 霊的治療の開始| 私の目指すもの|

|当院の癌治療| 癌の自然療法・手当| ビワの葉温灸| ビワ葉温灸の仕方| アミグダリン| 生姜湿布| 里芋パスター| そばパスター| |そばパスターQ&A| オイルマッサージ| 癌への影響| ビワ葉塩温石| へそ灸| 生姜灸| にんにく灸|

|癌に対する鍼灸| 肺癌への鍼灸| 乳癌への鍼灸| 胃癌への鍼灸| 大腸癌への鍼灸| 肝臓癌への鍼灸| 膵臓癌への鍼灸| 子宮癌への鍼灸| 卵巣癌への鍼灸| 前立腺癌への鍼灸| 癌へのはりきゅうの背後にあるもの| 鍼灸治療エッセイ-1|

|症状別癌の手当て| 抗がん剤の副作用| 吐き気、嘔吐| 食欲不振| 手足のしびれ| 湿疹| 疼痛治療薬副作用| 腸閉塞| 通過障害| 便秘| 手術後遺症| 手術痕の痛み| 皮膚の感覚麻痺| 骨転移の痛み| 腹水| 腹水Q&A| 胸水| むくみ・リンパ浮腫|

|癌を自分で治す方法| 魂を癒す| “いい人”をやめる超能者からの助言| “いい人”をやめる| 食養生| 波長の良いもの摂取| 腹八分| 食物を捧げる| 身体のケア| 半身浴|

|癌手当てエッセイ-1| 癌手当てエッセイ-2| 癌手当てエッセイ-3|

|癌の意味| それぞれの癌の意味| この世に生きる目的| 身体の健康とは| 病気とは| 苦しみ・困難とは| 癌の意味エッセイ-1| 癌の意味エッセイ-2| 日記(ブログ)| 更新履歴| メール| リンク|
 癌の自然療法・手当
  ビワの葉温灸
  ビワ葉温灸の仕方
  アミグダリン
  生姜湿布
  里芋パスター
  そばパスター
  そばパスターQ&A
  オイルマッサージ
  ビワ葉塩温石
  へそ灸
 癌の鍼灸治療
 症状別の癌治療