卵巣がんへの鍼灸

卵巣がんへの鍼灸は、東洋医学で言うところの「腎」を中心に診ていきます。
 内分泌・ホルモンなどの腺の疾患は「先天の気」と深い関わりがあります。

 治療では下腿の腎経の経穴を使っていきます。仰臥位で腎経の火穴である然谷穴の圧痛を調べます。圧痛があれば気水穴処置として復溜穴、陰谷穴に15分以上置鍼して補います。この時、膝を立てて横に足を開くO脚の姿勢を取ってもらうことが大切です。
 同時にお血があれば「お血処置」、そのほか「扁桃処置」なども必要に応じて施します。

 開腹手術を受けた方では「お血処置」が必要な場合が多いようです。また、手術時にリンパ郭清を行った方は将来的に下肢のリンパ浮腫の可能性がありますので、両方の鼠径(そけい)部の張りに気を付けています。「足が上がりにくい」とか「足の付け根がつっぱるかんじがする」という自覚症状には十分気をつけましょう。これは鼠径リンパ節が手術で摘出されたためにリンパ管流が途絶え、リンパ液が鼠径部で鬱滞していることを表しています。このような張りに対しては私は鍼灸ではなくビワ温灸器による湿熱治療をしています。
 このような症状の時にはご自分で鼠径部のマッサージも良いと思います。

卵巣や子宮のご病気の場合、その背景に低血圧や冷え性といった素因があることが多いようです。これらの素因が骨盤内の血流の鬱滞を招いて腹部お血の状態となりがんに至ったと考えています。ですので左の大巨穴や中注穴、天枢穴近辺の圧痛は「腹部お血」の診断として重要であり、注意深く調べております。

下腹部の水道穴近辺も重要な診断点です。子宮付属器摘出手術をされた方でも卵巣の反応点である水道穴に圧痛が出る場合があります。この場合には甲状腺にも影響し、首の胸鎖乳突筋前縁の人迎穴や水突穴近辺に圧痛があったりしますので、この部位もご注意ください。治療は下腿の腎経の経穴で水道穴の圧痛の取れる点と前胸部の腎経の「ゆ府穴」を使います。

伏臥位では仙骨孔の八りょう穴への灸、ビワの葉温灸などをしております。

いずれにしても卵巣がんの治療は、卵巣という臓器の病として捉えるだけでなく、全身の内分泌、ホルモン、自律神経系の調整が重要である、との認識を基本に治療しております。

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