不動産について思うこと

はじめに
大仰なタイトルですが、判り易くする為にこのタイトルにしました。
昨年、待望の住居を手に入れたのですが、この為に学んだ知識がまったく役に立ちません。それは、そうですよそ
んなに家を買う人なんて周りにいないんですから。
そんな事もあり、家を購入するまでにどんな事が起こりどんな対処をしてきたかが、これから家を購入する方のお
役に少しでも立てばと思いはじめてみようと思います。
まずは後悔しない為には事前に知っておかなくてはならないことがいくらでもあります。
世間話できる程度の知識では却って営業担当者に突っ込みを入れられて身動きが効かなくなってしまいますの
で、自分で納得の行くまで必要な事項は確認しましょう。
NETでチェック
もし、少しでも家の購入の意思があるのならNETで、現在の価格帯や物件を検索して見ましょ
う。
http://www.isize.com/house/や、
が、まずはお勧めです。
とにかく情報量が多いですから、色々なケースで検索出来ます。
しばらく見てるとずっと残っていて売れない家や、すぐに買い手のつく家のタイプも見えてくる
ようになります。
それになんと言っても、お手軽です。 簡単に自分のメモ用のページも持つことが出来ますの
で、そこに気になる物件をリストアップして動向をうかがうことが出来ます。
私の場合は新築か中古かずっと迷い続けましたので検索のし易いサイトとメモのページは役
に立ちました。
とにかく、物件を見てみよう!
多少の知識が溜まった所で、実物を見て見ましょう。
イメージしていた事とのギャップが見つかるはずです。 思ったよりも小さい・・・・画像で見るより安っぽい・・・ちょっ
と汚い
これじゃ高いよ! なんて事を感じると思います。
この第1印象を最後まで忘れないでいる事がとても重要になります。
それはなぜか?
これから先あなた方はもっと悪い物件を見たり、条件の悪い物件が売れて行くのを見ることになります。
その流れの中で、不動産屋はきっとこう言います。
今の御時世ではこれは結構いい物件なんですよ! あんな物件だって売れるんですから、この物件だってすぐに
売れてしまいます。
今買わないと2度と手に入りません。と、
そんな事を繰り返していると、成る程そういうものか・・・なんて、協調性の高い、真面目な方は思ってしまいがちで
す。
しかし、そんな事はありません。
下手にあせるともっと重要なことを見落としがちになります。落ち着いて判断できる環境と自分の気持ちを養いまし
ょう。
なぜかって?
だって、第1印象であまり良くないと感じた家ですよ。 住んだら3日で後悔します。
この時期は、不動産屋に案内されるのではなく、なるべく自分の足で(車可)自分の意思で見て廻って下さい。
そして、もし住宅展示場などが近くにあったら、覗いて見ましょう。
建売のものとの差がココにもあります。そして、良いものを見ておくことは悪いものを見ることの出来る力に必ずな
ります。
巻尺とデジカメは必需品です。(デジカメは機動力の在るコンパクトなものが重宝します。)
何処に住みたいの?
よく、家を買うので遠くに引っ越す人がいます。
バブルの時期ならまだしも、今は、わざわざ遠くまで行くことはないです。
だって却って高いんだもの!
その理由は、色々在りますが、まとめて地域を開拓するための費用や広告宣伝費が載せられますし、大規模開発
として沢山の業者が絡んでいるケースが多いので、見た目をちょいと良くして何割も上乗せしていることがありま
す。
そして、実際には駅にどの程度近いかなんて事が一番の価格を決めるポイントになってしまったりします。
つまり、遠くても駅に近ければ高い、近くても駅が遠いと安い、なんて事は結構あります。
まあ、それはそれとして、重要なのは何処に住みたいのか?です。
もし、少しくらい遠くても環境が良いほうがと言うことであれば、選択肢は広がります。
しかし、注意しなければならない事はなれない土地は土地鑑が働きませんので車の移動だけでは駅までの距離や
生活環境を誤って判断する可能性が高くなりますので、その点は注意が必要です。特に地方の方が道が広く駅ま
での距離が近く感じがちですが、歩くと遠さが判ります。 通勤は毎日ですから・・・
自分は良く知っている地域に住むことが出来たのであまりこの問題は感じなかったのですが、こういった問題を克
服するためには、しょっちゅう通って土地感を養うしかないと思います。なにしろこれからずっと住むのですから自
分の好きな街がいいですよね。

自分は子供の環境が一番でした。 結果的には・・・・
新築OR中古
やはり基本は新築! と、私も思います。
しかし、新築の家は何だかみんな同じで荷物が置いてないぶん広く見えますが、本当にあなた方の求める広さが
在るでしょうか?
かといって中古ではいつまで建物が持つかも判りませんし、すべての物件の条件は違います。
こう言ってしまうと新築と言うことになってしまいますが、ココでは双方のメリット、デメリットを挙げて具体的な判断
基準を考えてみましょう。

新築のメリット
材料、機材、建物、すべてが新しい。
デザイン的にも現代にマッチしていると言う事が先ずあり
その為に、長持ちするだろう。トラブルも少ないだろう。
と、考えられるとおもいます。

中古のメリット(中古なので個々に違いはありますが・・・)
安い、同じ価格帯であれば広い、もともとは現在価格よりは高い価格の建物なので部材や機能デザインなどが良
いものがある。

新築のデメリット
デメリットと言うより、ハードルになると思いますが・・・
気に入った物件は、高いし
予算の合う物件は物足りない。

しばらくすると、貴方の条件は少しずつ緩んで来ます。
緩まない人は、相当お金があるか、家を買う事にあまりリアルでは無いかもしれません。
しかし、こんな時は自分の条件を再度考え直してみて下さい。
そして、難しいですが、優先順位を付けられるように考えてみてください。
貴方の1番の条件はなんですか?
2番の条件は何ですか?
こうは言っても、条件によって変わるものもありますよね。価格が相場と比べて1000万低かったら行っちゃいます
し、土地が100坪で価格は同じなんて言う物件があれば、後先考えないかもしれません。
とは言うものの、プライオリティ(優先順位)を、ある程度考えておくと選択の範囲を広げられますし、判断も早くなり
ます。
範囲を広げると言う中では、もし大きい家が第1条件であれば、中古の選択肢も増えるかもしれません。

新築or中古
更にもう一歩進んで考えてみましょう。
中古はちょっと・・・・と、思っている貴方、広い家が欲しいならちょっと考えてみてください。
中古の嫌な所は何処でしょうか?
ココで更に大きなポイントをお伝えします。
先程の優先順位と言う考え方をお伝えしましたが、優先順位を考える時、本当に重要なのは好きな優先順位では
なく、駄目な部分の優先順位を付けておく事です。
好きな優先順位は条件によって左右されますし、不動産屋が褒めればよく思えてしまうこともあるものです。
自分はリビングに陽が入らなかったり、基本的におかしい設計等はパスですね。
そこで本題ですが、貴方の気に入らない所は、気に入る様に出来ることも在ります。
其の通り、リフォームです。
中古でリフォームと新築の差額がいくらなのか?
もちろん建物の耐久性等は別に調査が必要ですが・・・・
それと、個人的な意見ですが、風呂のテレビもドアホンモニターも必要ありません!
そこに、金を使われたり、売りにされるくらいなら・・・・・・・と、思います。
風呂のテレビとドアホンモニターは付いてましたがプロパンガスと言う物件がありました。
(地域によって御幣があるかもしれませんので、悪意でないことをお断りしておきます。)
都市ガスとの差額で買えちゃうよなーなんて、思ったりしました。
中古住宅をそのまま使うのはちょいと気が引けますし、それだったらいっその事リフォームを含めて綺麗なオリジ
ナリティのある、新築より安い物件を創造してみませんか?
ブレイクダウン
ブレイクダウン、ご存知でしょうか?
簡単に言ってしまえば、明細です。
何がいくらなのか?そして、合計がいくらなのか?
皆さんは、家と言う物の明細を知ろうとされていますか?
実際に聞いても答えてくれる、不動産屋は居ませんけど・・・・・
ここで、しっかりと肝に銘じて置いて戴きたい事が、物件のブレイクダウンが実際には幾であるのかを出来るだけチ
ェックすることです。
まずは、全体価格の中で土地がいくらで建物がいくらなのか? この程度は、最低でも知っておきたいですよね。
まあ、教えてもらえることはありませんが・・・
教えてもらえなければ、自分で調べるしかありません。

http://tochi.mlit.go.jp/index.html
ココは国土省のHPの中にある土地総合情報ライブラリーです。
この中の 地価公示の中で貴方が購入したいと考える場所に一番近い土地の公示価格を検索することが出来ます。
完全に一致する情報が在るとは言えませんが、これは公的な情報として基準になるものです。
まずは、調べてみてください。
さあ、これで一応、大体の土地の価格がつかめたところで建物ですが、この情報を取ることはかなり難しいです。
すべての答えがココにあるからですが、納得のいくところまでは確認しましょう。
まずは、使用している部材の単価をすべてリストアップさせる事ですが、業者向けのカタログを持ってくる事位が関
の山でしょう。
しかし、その価格はその製品を貴方がホームセンターで注文して購入できる金額よりも、ずっと高いものです。
キッチン等は半額程度で購入できますし、エアコン、扉、トイレ等もカタログの価格で購入している業者は居ません。
ある意味企業努力ですので、安く購入した分を利益に持っていっても罰は当たらないのかも知れませんが、普通の
人でも安く買えるものですから、それなりの還元は考えていただきたいものです。
更に、前にも書いたように風呂のTVやインターフォンでイメージ価格を吊り上げてきます。
こうして調べてみると、感覚が掴めてくる頃だと思います。
自分の経験ではこの頃、新築の物件の価格設定に嫌気がさし始めて来ました。
そして、新築であれば、自分で管理して注文した住宅でなければいけないと思い始めたのもこの頃です。
更には、中古は下手すると更地より安い物も含まれていて、土地としての中古住宅と言う考え方も可能性が考えら
れるようになってきました。
皆さんは如何ですか?
悪徳業者を探せ!!
さあ、やってきました!
こんなのに引っかかってしまったら、TVの番組で観る事の在る、悲惨な欠陥住宅への片道切符を手に入れたのも
同様で、もし、買わずに済んでもいやな経験と無駄な時間を消費させれられてしまいます。
まずは、お馴染みの2ちゃんねるへ飛んで>会社・職業>の項目へ行き、>賃貸不動産>と、>建設住宅業界>
の、項目をチェックしてください。 通常のブラウザでの確認は面倒かもしれませんので、専用のブラウザ(ホットゾ
ヌorOpenJane)などのブラウザを使われることをお勧めします。
内容的には訳の判らないものも多いのですが、具体的に名前を出しているものも多く、確認もしやすいですし情報
としては結構役に立ちます。
本当に問題の多い不動産屋などはやはり多く叩かれています。
それに、大手の有名業者も負けず劣らず阿漕な真似をしている様子が伺われます。
私もここでネタを仕入れて、不動産屋の若い社員とA××建設はひどいねー、今度はこっち地域に出てきたけどー
なんて聞くと、今はそんな悪いことも無いと思いますが、ウチでは扱いません!等と話の内容に深みを帯びてきま
す。 そして、情報を持っている人に対しては、それなりの対応をしてきますので無駄の無い話がしやすくなります。

そして、もうひとつは住宅クレーム等の文で検索エンジンを調べます。
いくらでも出てきますよ。
日本は欠陥住宅だらけなのかー!と、叫びたくなるほどの量です。
そして、更に貴方の知っている業者を加えて、検索してみてください。
チョット、ドキドキする瞬間です。
通常の不動産検索サイトではまったく在り得ない事柄が事実として浮かび上がって来ます。
傾いて、何時倒壊するかと怯えながらも、ローンの残金を沢山抱えたまま、途方にくれている人達が沢山居る事を
はじめて知ることになるかもしれません。
皆さんは、こんなことにならない様に、事前の調査をお忘れなく。
(厳しいことを言うようですが、この様な被害は基本的には防ぐことが出来ます。それは、本人たちがしっかり確認
をしなかったり、業者任せで何とかしてくれるんじゃないかな?と言う、他力本願な甘えが根底に見え隠れします。
そうなってから、時間を掛けて文句を言うのなら、事前に何故言えなかったのでしょうか? 何しろ、色んな条件を
クリアして契約しているのですから。)


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